2018/01/22 のログ
ご案内:「スイートルーム」にタピオカさんが現れました。
ご案内:「スイートルーム」にゼナさんが現れました。
タピオカ > ハイブラゼールに存在するとある劇場。その夜、半ば騙されるようにして舞台に立った踊り子2人はその小麦色の肌と褐色の肌を客たちの前で重ね合い。そして客たちに腰を掴まれて踊り、彼らの足の間に跪いて唇を無理矢理こじあけられ続けたのだった。口も顔も胸もお尻も、下腹部も。

淫らなレイトショーは朝も近づくほどに続けられ。それがようやく終わる頃。男の人の欲にまみれたまま、腰もたたない踊り子たちへ劇場の支配人は意外にも、その「一夜の踊り」に見合うだけの報酬を弾んでくれる。それは港湾都市でも富裕層にしか宿泊を許されないホテル、そのスイートルームへの滞在だった。

劇場内にある木桶のお風呂で身体をきれいにすすぎ、身を清めた後に劇場側の人間によってホテルに案内される。

――次の日の朝。2人が目覚めるのはこんな部屋である。
合板の暖かい色調。その床の上に笛と海鳥の描かれた白い絨毯が敷かれ、彫刻の施された、磨かれて艶のある木製の椅子がふたつ。椅子の間には同じデザインのテーブル。ふんわりとドレープのかかった白いクロスがかけられている。クロスの上には銀色の大皿に葡萄や林檎、大粒苺にメロン、オレンジやパインのフルーツが盛られていて。壁には優雅に泳ぐ熱帯魚の絵画。天井から吊り下げられているのは、きらびやかなカットガラスの中で魔法の火がほのかにゆらめくシャンデリア。ベランダへ続くテラス戸の両側には透かし布を幾重にも重ねた淡いブラウンのカーテンが束ねられていて。外には朝の陽光に波しぶきが白く輝く青い海のオーシャンビュー。
側面の部屋にはガラス戸で仕切られた先に、水の精霊によって清らかな温水で満ちたジャグジーバス。手すりつきの浴槽の深さは手前が腰を下ろしても首が出る程度、奥は足がつかない程度。バラの花びらがたくさん浮いていて、ゆるやかな流れに従ってぷかぷかと漂う。

「んっ……ぅ……。
ふふっ。おはよ、ゼナさん」

昨晩はこの部屋につくなり、2人そろって淡いブルーのプリーツカーテンで包まれる天蓋のついた、ふかふかのキングサイズのベッドで眠りこけていたのだった。シルクのバスローブ姿で身をよじった遊牧民は青緑の瞳をぱちりと開けば、横になったまま顔だけ向けて。同じバスローブをまとってすぐそばでそろそろ目を覚ますだろう、小麦肌の彼女へ向って笑いかける。

ゼナ > 穏やかで規則正しい寝息が、先端の尖りを腹掛けの白布に浮かばせるたわわな肉鞠を上下させている。
窓から差し込む朝の光に輝く様な金の睫毛が、時折ぴくく…っと震えるのは、小麦肌の娘が目覚めも近い微睡みの中にいるからだろう。

「――――ふぇ、ぁ………?」

そんな稚気を残した双眸が薄く瞬き、ふにゃふにゃとした手つきで目元を数度擦ってから、傍らから聞こえてきた可愛らしい朝の挨拶に蒼眼を向けた。
ふわふわの白枕に小麦色の頬を埋めたまま、小首をかしげるような風情で数度瞬き。

「タピオカ、ちゃん……?」

ぽやぁんとした問いかけは、ゼナの意識が未だ寝ぼけた様な状態にあるがため。
夜着として身につけている腹掛けから横乳の覗く柔肉を拉げさせながら、ゆっくりと持ち上げた繊指が彼女の頬を淡く撫でる。
本当にそこに彼女がいるか確かめるような手つき。
手のひらに伝わるきめ細かくて暖かな肌触りに、蕩ける様に口元を綻ばせたゼナは

「おはよぉございましゅ……タピオカちゃんぅ……❤」

半分寝ぼけたままに顔を寄せ、ぽってりとした唇で啄むような口付けで彼女を喋んだ。

タピオカ > 身体も心も白濁と欲情の熱にまみれた一夜が明け、今だ寝ぼけ眼のまま。たわわな肉鞠が上下する蠱惑的な光景にどこか胸が高鳴る気分。昨晩の睦み合いが脳裏によぎればなおさら。陽光照らす草原めいた金色の睫毛をじっと見つめて。

「まだ、眠いかな?
あは……。昨日はあれだけ踊ったもの」

蒼眼を向けられると、寝ぼけたその様子も可愛らしく。思わず笑みを深くしながら、じっと相手の睫毛が跳ねる様子を見つめて。繊指がその笑顔を撫でると、心地よさそうに頬を上気させて。彼女の指にゆっくりと自分の指先を触れ合わせる。

「うん、タピオカだよ。
……んっ……ふ……、ゼナさぁん……♥」

昨夜、何度もこうして口づけをしたのに。
こうしてベッドの上で二人きりでのキスはまた別の味がする。ぽってりとした唇で吸われる自分の口元を心地よさそうにあむあむ……。ゆっくりとゆり動かして。相手のキスに憩うまま瞳を閉じ。

ゼナ > ―――うぁ……や、やっぱりこの子、無茶苦茶可愛い…っ❤

ステージ上でも繰り返し浮かんできた感想ではあるが、その時は睦事の熱に当てられたが故の錯覚なのだろうとも思っていた。
しかし、一晩たって落ち着いて、半分寝ぼけた様なフラットな状態で、いきなりきゅんっとさせられるとは。
……タピオカちゃん、恐るべし。

そんな妙な感想と、ほのかに頬を熱する気恥ずかしさを誤魔化す様に、ゼナはくりっと大きな蒼眼を彼女の顔から周囲に逃した。
昨晩はステージ上でも幾度か気を失って、身を清めるのにすら苦労する程に疲弊させられていたため、立派な部屋への感動もおざなりに夜着に着替えて大きなベッドに潜り込んでしまったのだ。
改めて見る部屋の様子は、それはもう見事の一言。
蠱惑的なまでに優美なカーテンを傍らに添えたテラス戸の先に広がる、今が真冬であることが残念でならない青海の景色。
貴族館のダンスホールに飾られる様なシャンデリア。
そして、ガラスの仕切りがやけに淫靡な浴室は、今すぐにでも入れるのだろうほのかな湯気を上げている。

「ふわぁぁ……っ、す、すごいお部屋ですね。こんなお部屋、余程の大物を倒した時にしか泊まれないですよぉ。」

異国では一流冒険者パーティに所属して、かなりの荒稼ぎをしてきたゼナではあるが、その本質はどこまでも素朴な小市民。
物置小屋みたいな狭苦しい部屋にこそ落ち着きを覚える小動物の心根は、斯様に立派な部屋に気後れしてしまう。

タピオカ > 小麦色の肌が布地の脇からちらちらと覗くのは、同性だといえ眼の毒だった。蒼い瞳は澄んでいて、あのステージ上で妖しい輝きがブルーダイヤモンドだとすれば、こうして改めて落ち着いて見つめ合えばアクアマリン。春の夜明けの青にも似ている。小鼻と小鼻をつつくほどの距離で、やや瞳を細めながらその色に見惚れ。同性をも気をそそる、引き締まった腰とそれに反して大きな母性の乳房を羨ましそうに、物欲しげに見てしまう。

昨夜は自分もこの部屋にはしゃぐ間もなく彼女と重なり合うように眠っていたから。改めて見回せば彼女の台詞にこくんと頷く。

「きっと劇場のオーナーもお客さんたちも満足してくれたんだよ。踊り子としてさ。冒険者として、火竜を倒した時と同じぐらいに」

騙して連れてきた冒険者二名に対する扱いとしては破格もいいところ。意外と義理堅い件のオーナーさんと客たちの顔を思い浮かべるような口調で相手へそう告げて。

「ゼナさん、昨日はありがとね……。
最初、舞台の上でおろおろしてた僕のこと、優しくリードしてくれて。あのキスが嬉しかったよ。
それに……。ゼナさんに前も後ろもしてもらうの、とっても気持ちよかったの……」

彼女が部屋を見回す横で、白枕にぽふりと顔を埋め。横顔になって相手の事を見上げ。踊り子として立ったステージで戸惑っていた自分を手ほどきしてくれたお礼をぽつりと告げ。やや恥ずかしそうに、その後の感想を漏らし。頬をほの赤くする。

ゼナ > 「ん……そういってもらえると、昨夜の、あ、あれも……がんばった甲斐があったのかも……ですね……?」

プロ意識の高そうな年下の少女に対し、ゼナの返答は『昨夜のアレ』とやらを思い出してしまっているのだろう。
かぁぁ…っと小麦の頬に朱を差し込んだ照れ笑い。
そんなゼナに向けて、改めて感謝の言葉などが述べられてしまうなら、こちらはむしろ驚いた様に蒼眼を丸くして、金の短髪が乱れるくらいに頭を振る。

「やっ、やややややっ、こ、こっちこそ、その、あ、ありがとうございましたっ。タピオカちゃんが全部受け入れてくれたからこそ、昨日の成功があったわけですし、わ、わたしもすごく、そ、その……気持ち、よかったので……。」

可愛らしく頬を染める姿に、こちらも酷くドギマギして、彼女以上に真っ赤になった顔が――――ぼふっ。
おもむろに毛布の中に逃げ込んだ。
そして―――。


…………もそもそごそごそ。
バスローブ姿の華奢な体躯にのしかかり、豊乳やらむっちり太腿やらを彼女の下肢に擦りつけ、どさくさ紛れに彼女の匂いを吸い込みながら、身体の向きを変えていく。

タピオカ > 「あはっ……!
きっとそのかいがあったと思うよ。
だからいまこうして……。ゼナさんとゆっくり過ごせてる。
んーっ!……なんだろ。とってもくつろいだ気分。……いい気分。……ほっぺたの赤い綺麗なゼナさんの顔も見れて、いい気分♥」

大物獲りの冒険の後でもなかなか得られないような。満ち足りた気分がしていた。昨夜めいっぱい愛でてもらった下腹部をそっと撫でながらつぶやく。小麦の肌に朱色が飾られると
悪戯っぽい目つきと笑顔になって、頬を緩ませるのだった。

「ゼナさんも気持ちよかった……?
ふふっ……。良かった、そう言ってもらえて。
はぅ……。僕ね、今もおなかやお尻にゼナさんの熱、感じてるよ……。一晩たっても、なんだかぽかぽかじんじんして、とってもいいの……」

ふにーっ、と柔く笑顔がとろける。嬉しそうに前髪揺らして。落ちたため息は幸せそうな熱っぽさ。そうしていればますます赤らむ彼女の顔が毛布の中に逃げてく。そんな可愛らしい仕草にくすくす肩を震わせていると。

「ん……んっ♥
どうしたの?どうしたの……?
くすぐったいよう……、あっ、ゼナさぁん……」

身体に触れる柔らかい彼女の体温。相手にのしかかられるのはすきだから。身をよじりながらもどこか嬉しそうに腰をもぞつかせ。すりつけられた場所からじんわりと熱と幸せが広がって、少し甘い声をあげる。遊牧民の身体からはマンゴーめいた甘酸っぱい香りが毛布の中の彼女の鼻腔をくすぐり。

ゼナ > 彼女の愛らしさに辛抱堪らなくなり、毛布の中、少女のバスローブをはだけてその秘所にむしゃぶりついた!
――――などという話ではない。
まぁ、ゼナの動きによって毛布の中で彼女のバスローブが激しく乱れ、ふんふんという鼻息が少女の恥ずかしい部分を擽ったりもしたけれど、擽ったそうな、それでいて妙に甘い彼女の声音にドキドキし、その甘い香りにゾクゾクしてしまったけれども、その目的は別にあるのだ。
ただ、ちょっとだけ舌を伸ばして、恥肉の直ぐ側、内腿の付け根辺りをぺろっと舐めて味見するくらいはしてしまう。

ともあれ、毛布をこんもり持ち上げる膨らみは、小柄な踊り子の身体の上から更に北上し、大きなベッドの端っこへ。
そこからぼふっと顔を出したかと思えば

「んんぅぅぅう~~~~……っ!」

上半身と細腕を精一杯に伸ばして、テーブル上のフルーツ皿を手繰り寄せようとし始めたのだ。
身体の前面のみを白く覆う腹掛けは、背筋どころかたわわに実った横乳―――皿に盛られたどのフルーツにも負けないボリューム感の肉果実―――をも大胆に曝け出し、ギリギリ届いた指先で大皿を引き寄せる。
結構な重量があるであろうそれを、意外な膂力の片手で抱き寄せ、再びもそもそごそごそ、少女の細身を駄肉の頬ずりで撫で擽りつつの帰還は、金の短髪に覆われた頭部よりも先にぴょこっとフルーツの盛り合わせを突き出した。

「ふふっ、朝ごはんです、タピオカちゃん。タピオカちゃんの甘い果汁を朝ごはんにしたくなっちゃいそうでしたけど、我慢しましたっ。」

未だほんのりと照れの残る顔をへにゃりと笑ませ、ゼナはヘタを取った大粒のいちごを彼女の唇にぷにっと押し付け、自らも一つぱくりと食べる。

タピオカ > バスローブの下は何も身につけていない。宿や安全な場所に居る時は、薄着で眠るのが遊牧民の常だったから。ふんふんと注がれた鼻息のたび、あっあっ、と慌てたような声音たて。太ももの隙間のその奥をそっと赤らめたりもした。内腿の付け根を舐められると「ひっ♥」と小さく溢れる甘い悲鳴とひくつく腰。

「あはっ……。ゼナさんのお胸……とってもえっちな眺めになっちゃってるよ。
んっ……はぁ……。すりすり気持ちいい……。
ふふっ、我慢しなくてもよかったのに、残念。僕の果汁はお昼か夜かな。んっ、……と。ありがと。いただきまーす」

横から眺める乳房は、同性の自分でもくらりとその色香に寄ってしまいそうな欲情を誘う光景。笑い声たてながら、じっと頬を紅潮させてその膨らみに視線を注ぎ。頬で身体をなでられるとふるふると心地よさそうに半身が揺れる。
突き出されたいちごに下唇がぷにん♥と弾む。そのままにこやかに口を開けば、白い小さな歯で噛み。

「ゼナさんと一緒の朝ごはん、美味しいよう……」

大粒の苺の甘みが広がるとそう告げて。一口食べ終えると舌で唇をペロっと拭い。唇が唾液に濡れ。

ゼナ > 無垢な外見とは裏腹に淫らな行為になんら忌避感を示さず、むしろ積極的に受け入れようとする彼女の言動に、最近ようやく女となったばかりの生娘はドギマギさせられっぱなし。
このスイートルームでの宿泊の最中、きっと幾度も彼女と肌を重ねてしまうんだろうなぁ…という予感は覚える物の、それでも今は、もう少しだけ淫熱に犯されないままの彼女との時間を味わいたかった。

差し出した苺を真白な前歯が食み、甘い果汁に塗れた舌がぺろりと覗いて唇を濡らす様にドキッとしつつ、こちらもぱくりと苺を齧る。

「わたしも、タピオカちゃんと一緒の朝食、幸せです……って、うわわ……っ!? こ、これ、フルーツも手抜き無しの一級品じゃないですかっ。 これだけでも結構なお値段するんじゃないかなぁ……。」

貧乏性の小市民は、せっかくのサービスなのだからとたっぷり盛られたフルーツの山を全て平らげる勢いでひょいひょいぱくぱく、色とりどりの果実を次々と口腔に放り込んでいく。
パインは一口大に小分けして、メロンは贅沢な櫛形切りにして種を取り、大口をあけてむしゃぶりついた。

時折、餌付けの如く彼女の口に小さく切った果実を差し出したりもしていたゼナだが、その蒼瞳が何やらそわそわ果汁に濡れた彼女の唇を見つめはじめて、何を考えているのやら、その頬がかぁぁ……と赤く染まっていったかと思えば

「―――――……んっ!」

ぎゅっと両目を瞑って緊張気味に、しかしステージに上がる際の様に思い切りよく顔を突き出し、果汁まみれの彼女の口元をぺろっと舐めた。
ぐいっと突き出す身体の動きに合わせて揺れた豊乳が、たゆんっと揺れて白布に浮き出た先端の尖りでバスローブに包まれた彼女の胸元を撫でる。

タピオカ > 舞台の上ではあまり意識してなかったけれど、彼女の小麦色の肌からはずっと良い香りがする。その香りがずっと自分のそばにあるものだから、昨晩の淫らな裸身と何度も重ねた肌。お互い他の男の人に姦通されながら抱き合ったあの思い出がちらついてとまらない。胸の鼓動が早まるのを、どうにか抑える。はにかむような笑顔の裏で。

「苺は春のものだもんね。季節がずれてもこの大きさだから ……きっと魔法を使って土や実りを管理してるんだろうね。苺そのものも美味しいけど……ゼナさんと一緒っていうのがやっぱりポイント。……あはは!ゼナさんすごい食欲!」

ひとつぶの甘さと水分が、よく踊って消耗した身体を蘇らせてくれる。小麦娘の勢いに軽く笑い声をたてて。時々差し出された果実をやはりおいしそうに。頬をむにむにさせて飲み込んでいく。

「……?ゼナさん……?
――あっ♥
……えへへ。変な声、でちゃった。……お返し♥」

こちらを見て、初心な少女のように赤らむ頬。睫毛を弾ませ軽く小首かしいでいると果汁に濡れた口元をぺろりと舐めてもらえる。豊乳が揺れ、その雌の尖りが自分の乳首とすべすべの布地ごしにくっつく。思わず甘い声出してしまい。恥ずかしそうに綺麗になった口元を指先でなぞり。
笑いながら相手を見上げると首を伸ばし。お返しとばかりに相手のぽってりとした唇をぺろぺろ、ぺろぺろ。フルーツのお汁にぬれたそれを仔犬のように舐めていく。唇がきれいになったら、さらに顎をあげて。額に、ちゅっ。瞼にも、ちゅっ。ほっぺたに、ちゅっ。口づけを落としていき。

ゼナ > 「……タァ、タピオカちゃんの口元果汁で濡れちゃってたからっ!」

怒られる前にあわてて言い訳を並べる子供の様に、若干上ずらせた声音が早口で言う。
真っ赤に染まった目元と、頑なに脇に反らした蒼瞳のコントラストが酷く際立つ。

チラッ……チララッ……と彼女の様子を盗み見る視線が、その表情に嫌悪の色が無いかを確かめる。
彼女は女同士の歪な関係に常識的な忌避感など示さない。
そう分かってはいても、やっぱり少し気になってしまう。
そんな様子見の最中、大胆に、そしてあっけらかんと奔放に、仔犬めいて無邪気な舌舐めが返されるなら

「―――ひゃっ、にゃ…っ、ん……、ぁっ……ふぁ、……あっ、ふぁ、あ……っ❤」

震える睫毛を閉ざし、小麦色の頬を赤熱させて、それでも悦びの色が多分に滲む声音を漏らして彼女の唇舌愛撫を受け入れる。
果汁まみれの唾液の匂いが、彼女自身の香りと共に鼻腔を擽り、ゼナの鼓動をどうしようもなく高めていく。

「あぁ……タピオカ、ちゃんぅ……❤ す、き……好きぃ……❤ ん、ちぅ……ちゅる……ちぅぅ……っ❤」

伸ばした細腕がしゅるりと彼女の細い腰を抱き寄せ、フルーツ皿をぐいっと脇へと押しのけた手が、彼女の後頭部を引き寄せる。
そうして重なる唇は、もう遠慮も緊張もなく彼女の唇に密着し、たっぷりの唾液と共に潜り込ませた舌がぬりゅぅっと淫らに少女の舌に絡みつく。

タピオカ > 「えへ……。ゼナさん慌ててる……?
真っ赤なゼナさん、なんだかきれい……♥」

小麦肌の娘が顔色をすぐに赤らめるのは、心がうずうずとくすぐられてしまう。再び笑顔になり、目元と瞳のコントラストにじっと見入る。どこかつんとしたその対比すら、彼女の魅力だから。

自分を盗み見る視線を受ければ、「どうかしたかな?」とばかりにぱちぱちと瞬きを繰り返す。同性間の関係には抵抗がなく、すきな人同士なら問題ないというのが遊牧民の考え。何やらきになっている様子だから、それが何かは直接知らないものの。彼女を安心させるよな笑顔になる。

「ぺろれろれろ……、れろれろ……♥
ゼナさぁん……ゼナさぁん……。ゼナさんの唇、……っんっ、とってもおいしいよう……♥」

震える睫毛も小麦色の肌も愛おしく。果汁がすっかり拭われたあともしばらく、彼女の唇を舐めまわし。ぴちゅくちゅと淫らな水音すらたてはじめる。おいしい、おいしい。小さく繰り返して、下唇を自分の唇にはさみこんで。あむあむあむあむあむ……。柔く挟み込み、ムニムニと含む。上唇も、同じように。

「っはあ、はあっ……、ゼナさぁん……♥僕も、……僕もすきだよう……♥んっ、んっ、ぁぁぁぁぁ……♥」

腰を抱き寄せられるまま、頭を引き寄せられるまま。昂ぶった声音が切なそう。双肩が忙しなく上下に揺れはじめて。潤んだ目つきで彼女の蒼瞳を上目遣いになれば好意を伝え合い。唇を塞がれて幸せそうに細く呻いた。絡みこんでくる舌を迎えるように、抱きしめるように。舌の根から先までを夢中になって彼女と触れ合わせて結びつける。ぶるっと身体が震えると、うずうずと背が揺れ内股になり。

ゼナ > 好きという己の言葉に、少女の可愛らしい声音もまた好きという言葉を返してくれる。
そこにきゅんっ❤ と甘い疼きを覚えつつ交わすディープキス。
甘酸っぱく、蕩ける様な果汁まみれの互いの唾液を、ねちゃ、にちぁ…なんて水音も淫猥に絡ませ、混ぜ合わせる。
そんな甘やかなカクテルを、時にじゅるるぅぅうっ❤ と啜って嚥下し、時に唇を離して上からとろぉ…❤ と流し込み、再び彼女の唇にむしゃぶりついてドロドロに爛れた舌唇交尾に酔いしれる。

「んぷぁ……はぁ……タピ、オカ、ちゃんぅ……しゅきぃ、らいしゅきぃ❤ んちゅりゅ……れるぅ…っ、ふ、ちゅ……ぁむ、ぅ……はむ、ちゅう……れちゅるぅ…っ❤」

ボリュームたっぷりの肉鞠は当然として、薄く腹筋を浮き上がらせる下腹も彼女のお腹に擦りつける。
むっちりと肉付きのいい脚線はぴたりと閉ざされた内股を強引に割り裂く様にその合間へと潜り込み、その太腿で彼女の可愛らしい肉丘を圧迫していく。
そんな動きが、黒ショーツのレース飾りと、じっとりと蒸れつつあるクロッチを彼女の太腿に擦りつけもする。

少女の腰を抱き寄せていた手がするすると脇腹を撫でつつ細身の前面へと移動して、互いの下腹に挟まれていたバスローブの帯を解く。
そして、肌触りのいい絹地の裏側に入り込んだ手は、再び彼女の背面、控えめなボリュームの尻肉の谷間に指先を滑り込ませた。
不浄の窄まりも諸共に、しゅり、しゅるりとお尻の谷間を撫でる指が、不意に深く潜り込んで彼女の雌溝を抉る。

タピオカ > 「はっ♥はっ♥……すきだよう、いっぱいらいしゅき……、んぅ、んぅ……、おいしいの、おいしいのっ、ゼナさんのお汁もっとほしいの……っ♥」

果汁まみれの唾液は、甘く啜りたてあげられると遊牧民の奥から奥からふやけだし彼女の舌をさらに濡らしていく。あふれかけたその上に流し込まれると、愛しくも甘い2人のお汁。完成したカクテルをうっとりと細められた瞳、赤く紅潮した頬で喉を鳴らして飲み干していく。せっかく舐めてもらったばかりなのに、口のまわりはあっというまにトロトロの唾液にまみれていく。どちらのものとも判別できないそれが、唇から顎へとひとすじふたすじと伝ってシーツの上に落ち。

「あぁぁぁ……♥いいのっ……、ゼナさんの胸もおなかも……ぎゅっってくっついて気持ちいいの……♥
あーっ♥あぁ♥
僕の大事なとこなじっちゃだめええ♥
ぐいぐいされたら濡れちゃうようぅ……♥
はっ、はっっ、はあっ、ゼナさんのあそこ、あそこあついの……っ♥」

ふくよかな乳肉がこすりつけられたら、もう限界。
甘やぐ声を嬉しそうに響かせる。興奮に顔を赤く輝かせながら、自分も上半身をくねらせて。ぷくんと浮きはじめた乳首の先と先をキスさせようとして。美しい脚線美を描く脚が肉丘を責め立てると口元がへの字に結ばれる。ふるるんっと首筋がひきつって、おしこめられた肉丘の合間に熱い蜜液が生まれ。相手の脚をあたたかく濡らしていってしまい。太ももが黒いショーツに触れると、悦に入って。びくびくと筋すじを浮き立たせてしまい。その微弱な刺激が相手の股座を艶かしく揺らし。

バスローブの帯がとければ、そこには褐色の肌。
今その肌は、昂ぶってほの赤く。うっすら雌の汗を湿らせてすらいて。

「ひゃぁあぁぁ♥あううぅぅ、あうううぅぅ♥
お尻もあそこも、すりすり気持ちいいっ、はっ、あっ、いいっ、いいっ♥」

不浄の窄まりへ、そして雌溝へ。指の腹が触れたとたん電流を流したみたいに下腹部が悶え。後孔の皺孔がぐぎゅぅぅぅ、と締め付け。抉られる雌溝の濡れたピンクの内肉が指をしゃぶる。撫でられるお尻にぐっぐっぐっ、断続してえくぼができるほど力がはいって、そのたび身体が少し浮き。はしたなくも股座はお漏らしめいて愛液を滴らせて。彼女の指の根本までも垂れ落ちていく。