2018/01/18 のログ
ご案内:「王都正門傍警備兵詰め所」にミコトさんが現れました。
ミコト > 「あっ!あっ!あっ!あああああぁぁ―――――~~~ッ♥」

王都市街地へと続く大門、そこは日々警備兵達により守られている。
そんな彼らが詰める屯所から少女の嬌声が3時間ほども響き渡っていた。
そして、最後の一際大きな声を最後にその声はぴたりと止まり、それから30分語、屯所から一人の少女が現れる。
全身余すところなく白、それは衣装から髪の色、そして、瞳の色に至るまで徹底されたものだった。
少し伏せ気味の瞳は人非ざる白銀。
少女は長いツインテールの先に括り付けた鈴飾りと細くすらりとした足の下に置く下駄から、シャン、シャン、カポ、カポ、と独特の音を響かせ歩く。
身に纏うのはこの國ではほとんど見ない異国の装束。
そして、すらりと伸びた白い脚が本来隠されているはずだというのは、異国の装束に詳しい者でなければわからないかも知れない。
神秘的な少女は、優雅な足取りで市街地を目指し大通りを歩く。
果たして何人がこの少女が先程まで屯所の中で獣のような嬌声を上げていた人物と同一人物だと気付くだろうか。

ミコト > ――そして、少女はゆっくりと市街地へと消えて行く。
その内股には膝まで光る雫が滴っていた。

ご案内:「王都正門傍警備兵詰め所」からミコトさんが去りました。