2018/01/02 のログ
■ルヴィエラ > (いつもの光景、この街では実際に、捕らえられた魔族がこうして見世物とされる事も在る。
いわば敵国の捕虜たる存在、そして、魔族全てがそう言った状況に抗えるとは限らない。
こうして衆目に晒され、辱められる其の女が、力を持たぬ類であれば
其れが本当に魔族なのか、或いは唯の人間であるかだ何て、誰が判別出来ようか。
――いつものこと。 見慣れた光景で、当たり前の事。
けれど、其れでも、時には其れが「手を出しては為らぬ」相手の場合も存在する。)
―――……そう言う事だ。 時節で何かが変わるならば、人の世はもう少し面白いのだからね。
(――遠巻きに見詰める娘の隣を、不意に、銀の髪を靡かせた男が通り過ぎる
穏やかな声音、けれど、もし娘が其の声に気付き、顔を見上げるなら
其の横顔が、きっと、何時かに彼女も見た覚えの在るだろう、暗い怒りに満ちているのが。)
―――……やぁやぁ、愉快な事だ!
(周囲の輪へと向けて、高らかな声が響く。
一瞬、広場に居た全ての人間が声の主へと向けて振り返った其の瞬間に。)
――それは、「猫」だろう?
(響いた声が一瞬、ほんの一瞬だけ――強い言霊を振りまいた。
魔力がよどみの様に溢れ、直ぐに立ち消えて、けれど其の余波で
傍で見ていた娘の身に、この男によって創られた其の身体に
とばっちり染みて影響が――子宮の、目覚めが、現れてしまう程の)。
■リュシー > (果たして、彼女は本当に悪しきものだったのだろうか。
それとも、その美しさばかりが罪、というだけの、か弱きもの、なのだろうか。
判別する術などもたない身としては、ほんの少し、眉を顰めてみせるのがせいぜいだったが。
――――――背後から、己の傍らを通り過ぎざまに。
聞こえた声の内容よりも、その声、そのものに、知らず背筋がざわついた。)
……… ぇ、………
(反射的に仰のいた鼻先を掠める銀糸の髪を辿った先、その声の主はやはり、
己の見知った男、その人であり。
その横顔を彩る感情のいろが、また、あまりにも覚えのあるものであったために、
一瞬にして、その場へ縫い止められてしまったように四肢が凍りつく。
そうだ、知っている。
この顔を、この声を、――――この、怒りを。
呼吸の仕方すら忘れた喉を片手で押さえ、その人の名を紡ごうとした、
くちびるさえも情けなく震えてしまうほど。)
る、――――― ッあ、…… くぅ、んっ……!
(けれど己が彼の名を呼ぶよりも早く、周囲に撒き散らされる、瘴気にも似た昏い力。
頭の芯が真っ白に塗りつぶされ、身体の奥で不穏な熱が爆ぜ広がり、
―――がくん、と石畳に膝をついたのも無意識のまま、己は両腕で腹を庇いながら、
力なく蹲ってしまうことになる。
どくん、どくん、どくん―――――子宮が、もうひとつの心臓になってしまったように、
熱く、強く拍動しては、浅ましい蜜を滴らせはじめて。
浅く、忙しない呼吸の合い間、俯いたくちびるからこぼれ落ちたのは)
………ば、か、魔族ぅ、ッ………!
(とばっちりだ、絶対にいま、己は悪くなかったと思う。
だからこのぐらいの悪態は、許してもらいたいところだった。)
■ルヴィエラ > (――彼女は知っている、其の怒りがどんな瞬間に向けられるのか。
彼女は知っている、其の時彼女が――「彼」であった時の行為を。
ならば、今この場で起きていることも判るだろう、彼女だけが
いま、人の輪の中で辱しめられようとしているのが、何者なのかを。)
……「猫」の相手をするとは、これはまた愉快な事だ。
ふふ、此れはもしや、そう言った趣味の見世物なのかな?
(――言葉は、言霊は一瞬で人々の思考に染み渡る。
猫といえば、其れは彼らの中で猫と言う認識に変わるのだ
再び彼らが、生贄たる女の方を向いたならば、皆口々にこう言うだろう
――猫じゃねぇか、帰るぞ、と。)
―――……嗚呼、其の通り、では皆様良い夢を。
(そして、最後に残るは娘と、娘。
嬲られる最中であった娘の傍へと近付き、其の身体を抱き上げれば
何処からともなく、霧が形を為すようにして現れた、もう一人の娘へと預け。
そして、己は、くるりとふりかえって、離れた所で蹲る、もう一人の娘の元へと戻って来るだろう
己が魔力の余波に震え、胎を押さえながら吐息を乱す其の顔を、そっと屈み込んで覗き。)
――――………やぁ、すまなかったね。 少々加減が効かなかった様だ。
(――先刻までの、仄暗い怒りの気配は、其の時には失せているだろう。
まぁ、其れは其れとして、己の言葉を信用するかどうかは別かも知れないが。
そっと、片掌を伸ばせば、娘の頬へと一度触れて。
それから、滑り降りる其の指先が、きっと
荒れ狂うかに脈打ち、拍動する其の子宮の真上へと
ゆるりと滑って、愛でる様に肌の上を、撫ぜる筈で)。
■リュシー > (もちろん、己は知っている。
頭の中身に自信はないが、忘れろと言われたって、忘れられるはずがなかった。
なにしろ以前、彼のあの顔を見たとき―――その怒りの矛先は、己に向けられていたのだから。
つまりは、そういうこと、だろう。
彼女がひとに属するものであろうと、ほかのナニカであろうと、
彼女は彼が庇護する「娘」。
だから、彼はあれほどまでに怒っているのだと―――理解はする。
理解だけは、しよう。けれども、しかし。
彼の放った言霊の影響は、己の視覚には及ばなかったらしい。
彼女は変わらず、美しい女と見えているけれど、群衆にはそうではないようだ。
けれどどちらにしても、もう、それどころではなかった。)
―――― っ、ば…か、ばか、なにす、んだよ、ぉッ……!
し、ん…じらん、な、………やだ、触んな、ぁ……!
(己が息を乱して蹲っているうちに、彼の「娘」はめでたく救われたようだが、
それを祝福する気持ちには、少なくとも、いまは、なれそうもない。
彼の「娘」が無事保護されたあと、戻ってきた男が頬を撫でれば、
いつの間にか、真っ赤に上気していた顔を鋭く左右に打ち振り、
更に、ばか、と繰り返してやろう。
ぱたぱたと飛び散る涙のしずく、恨めしげに見上げた瞳にも宿る、淫らな熱の気配。
そして、彼の―――――「男」の掌が、疼く、と呼ぶにはあまりにも鮮烈な拍動を繰り返す胎へ、
そっと宛がわれれば―――ひくん、と腰を跳ねさせ、切なく喘ぐ雌の入り口から、
溢れるものに下着を濡らしてしまいながら。
ますます頑なに、両腕で腹を庇って身を丸くしようと。
たまらない、このままじゃきっと、子宮から蕩けて燃え尽きてしまう。
穿たれたくて、蹂躙されたくて、奥まで白く、穢してほしくて―――いまにも、ねだってしまいそうで。)
■ルヴィエラ > (背後にて、ぐったりとした娘を抱え、女が何処かへと消えて行く
行き先はきっと、ハイブラゼールに在る娼館なのだろう、其処が家でも在るのだから。
帰してさえ仕舞えば、其処には他の娘達も居る、後のことも任せられるだろう。
そうなれば後はきっと、残るは蹲る娘と、己だけ。)
――――……はは、うん、今回に関しては全面的に私が悪い、其れは認めよう。
ただ、私は普段温厚だが、赦せぬ物はとことん赦せぬ性質でね…。
(――タブン、其れは珍しい「言い訳」なのだろう。
泣きじゃくる様に声を震わせて、必死にうねる子宮から己を遠ざけようとする姿に
それはそれは、微苦笑めいて一度手を退いては――代わりに、其の背へと腕を回して
蹲る其の身体を、ひょい、と姫抱きに抱き上げてしまえば。)
……ほら、此方へおいで。 ……すまなかったと思っているよ、本当にね。
(――広場の中央から、ゆっくりと離れて行く様にして。
そして、其の端に設置された小さなベンチへと腰を下ろし――娘を腕の中へ
そして、己が胸板へと抱き寄せ、柔らかく抱き締めて――彼女の「怒り」を、宥めようとするだろう。
其の間にも、覚醒を強いられた子宮の脈動は、強くなり続ける
そも、己と言う存在が近付いただけで、其の身体はそう刻まれているかの如くに昂ぶるだろうけれど。
其の意識が、浴場が、理性と感情を塗り潰してしまう其の前に
機嫌を、直して貰おうとする様に)。
■リュシー > (人々の眼は、もっと面白い見世物を求めてちりぢりに。
そして、言霊の幻惑に守られた「娘」は、仲間の手でどこかへと。
彼女の身が救われたことは、もちろん喜ばしい、と言おう。
―――――ただし、この荒々しい衝動から解き放たれたのち、に。)
……わ、らい、ごとじゃ………な、い、こんな、こ、ん、―――――ッひぅ、あ!
(そんな言い訳、されたところで、いまは到底許せそうにない。
子供のようにしゃくりあげ、泣きじゃくってしまうけれども、
その実、身体のずっと奥では、子供にあるまじき不穏な熱が渦巻いているのだ。
己の意志では、どうにもできない「チカラ」に支配されて―――
抱きあげられる、その腕にはなんの含みもなかっただろうに、
己のくちびるからは容易く、あられもない声がこぼれてしまう。
びくん、と全身を震わせた拍子に、また、新たな蜜が下着を濡らして。
ぐらぐらと煮え立つように、身体が本当に蕩け落ちてしまうかと思うほどに。
ともすれば意識のことごとくが、雌の、淫魔の衝動に塗りつぶされてしまいそうな中で、
男の腕が、あくまでも父親めいた優しさでもって、震える身体を抱き締める。
熱くてたまらないのに、こんな優しさよりも、いっそ、
乱暴に服を引き裂いて、この場で犯してほしい、とすら思ってしまうのに。
優しくしようとするから、宥めて甘やかそうとするから。
己の手は小刻みに震えるまま、きゅう、と、彼の胸元を掴み締める。)
………さ、いあく、……最悪だ、こんな、の……。
ゆる、……る、せない……あたま、お、かしく……なる、
――――― 蕩け、ちゃ…… ぅ、ぅ…………。
(俯いて、熱のこもった息を吐いたくちびるを、布地越しの胸板へ押しあてて。
ゆるせない、と呟く声の裏側にある「たすけて」という必死の訴えを、
彼の耳は、頭は、果たして察してくれるだろうか。)
■ルヴィエラ > (――触れられただけで、其の唇から毀れる声は甘い。
腕の中へと抱き締めても、其の衝動が止まる訳では無い。
未だ、不満に満ちた声音を胸板へと零し続けるならば、一度、掌を其の後頭部を柔く撫ぜただろう
けれど、きっと、其れでは足りないのだろう。 宥めるには、でなく、鎮めるには。)
……判った、先に赦して貰おうと思ったが、其れは後にしよう。
落ち着いた後で、一度館へと来なさい…文句も不満も、其の時に幾らでも受け止めよう。
(其の耳元で、柔く言の葉を囁く。
其の瞬間、人々の目が、一瞬二人から逸れた其の瞬間に。
あたりを包む宵闇が、ベンチごと互いを飲み込んで――暗き、影の世界へと連れ去るだろう。
後頭部を撫ぜていた掌がゆるりと落ちて、娘の衣装に手を掛ける。
手馴れたように、肩から脱ぎ落とされる其の衣装の下、露とする其の裸身を
今度は、今一度、腕の中へと抱き締めて、身を、預ける様にと促して。)
――――……リュシー、蕩けてしまいなさい。 ……私だけが見ている。
其の奥底が、狂い堕ちて行く様に身を委ねて――私に、応えなさい。
(――彼女が、求めるのではない。 此れは、己が彼女を求めるのだと。
そう、免罪符の様に告げることで、、心の枷を取り払おうとしながら。
蠢く様な闇に融かされ、剥ぎ取られ行く薄布から露と為る膣孔に
子宮が、焦がれて止まぬ熱の楔、其の長大なる威容の先端が、押し当てられて、飲み込まされて。
―――その、瞬間。 娘の子宮が、どくん…と、圧倒的な疼きを帯びるだろうか
膣孔を、押し進む熱塊が、其の奥底へと到達するまでの短い筈の合間に
雌として、致命的に過ぎる、雄を孕む為の域に達した衝動が
口付けの瞬間、卵巣までも、揺り起こしてしまう、筈で)。
■リュシー > (頭を優しく撫でられれば、ひく、と更にしゃくりあげて。
彼の胸元へ縋りつく両手の力が、震えはそのままに、いっそう強くなってしまう。
いまはきっと、どんな男に触れられたってつらいのだ。
どんな男の腕のなかでだって、淫らに蕩けてしまいそうなほど、追い詰められているのだ。
事故のようなものだった、と、理解はしても、それでも。)
………ぃ、かな……い、だって、そんな……そん、な、こと、したら、
――――― っ、あぁ……ん、……あ、あ…………ぁ、…………
(彼の館へなんて、行けばきっとまた、なし崩しに――――
けれどなによりも、いま、この瞬間に、己の身体は彼の存在に操られたよう、
ひとならざるモノの快楽を求めて、熱く蕩けはじめていた。
いつの間にか、彼の領域へ連れ去られ、飲みこまれてしまったことにも気づけないほど。
着衣を引き剥ぐ手の動きに、抗う意志すら生まれないほどに。
小柄な体躯には不釣り合いな、豊かな膨らみを彼の胸に。
すでに尖りかけている先端の果実を、擦りつけるように身をくねらせ、
震える腕を、足を、彼の背へ、腰へと絡みつかせて。
滴る果蜜にまみれて綻ぶ花びらの連なりを、彼の屹立へ吸いつかせ―――)
…… と、ろ……けちゃ、………ルヴィ、エラ、壊れ、ちゃう、ぼく、ぼく、っ……
――――― ゃ、はいっ…て、くる、…熱いの、くるぅう、ッ………ぁ、
はぁ………ん、あっ、あぁあ、…… ぁ―――――!!
(蕩ける、壊れる、何もかもが狂って、堕ちて、瓦解して。
己が己であってそうではないモノに、あっけなく変容してしまう。
たっぷりと蜜をたたえた雌孔が、彼という雄のかたちに解け、
その威容を隙間なく抱き包むためだけに押しひらかれて、ぎゅう、と締めつける。
彼の雄、という熱い剣を飲みこむためだけの、その脈動に奉仕するためだけの、
従順な肉の鞘と化して、そう在れることに、歓喜の涙をしとどに溢れさせながら。
ずぶり、ぐちゅ、り。
耳を覆いたくなるような、卑猥な音が、腹の奥で。
ぐじゅ、っ――――、決して開かれるべきではない子宮孔が、彼の切っ先と、
情熱的に過ぎるくちづけを交わす頃には――――大きく、どくりと身悶えた子宮の両翼で、
こぽり、小さなたまごが、ただ、快楽に供されるためだけに、こぼれ落ちた。
早く、早く満たして、汚して、塗りつぶして、と、泣き叫ぶ雌の本能のままに、
細腰を揺すりあげてしまいながら)
ぁ、はぁ、んっ、ん――――― ら、め、孕ん、じゃ、孕んじゃうぅ、っ……!
ルヴィ、エ、ラ、これ、だめ…ぇ、止まんな……ひ、
こぼれちゃ、ぅ、きちゃうぅう、ッ………!!
(悲鳴じみて掠れた、雌の啼き声が響き渡る。
ぐちゅっ、ごぽ、り――――うねる雌肉が雄を揉み扱く、淫靡な濡れ音を連れて。)
■ルヴィエラ > (――其れでも、きっと連れて行くだろう。
こうなった以上は、娘を他の所へ送る訳には行かぬのだから。
どくどくと脈打ち、震える雄の楔を剣として、娘と言う鞘へと納めれば
其れが元在る形とでも言うかに、隙間無く嵌り合って娘へと悦を齎す。
どんな雄にでも、至上の肉悦を齎すだろう其の淫魔たる肉孔が
けれど真に受け入れ、奉じるべきが、この雄なのだと言う事を知らしめながら。
―――ぐちりと、子宮孔と熱塊が、交わした口付けの、其の後で。
腰を揺すり上げる娘に合わせ、揺らされる其の腰が――閉ざされているべき其の肉の扉を、拉げさせて、抉じ開けて。)
――――……私はいつもこう言っている筈だよリュシー…、……孕みなさい、とね。
残念ながら、まだ始まったばかり…止まらぬよ、易々とはね。
奥が産み続ける感覚を…じっくりと、堪能すると良い。
(――ぐちゅ…ぐじゅんっ…… 奥底へとくちづけられ、抉られ、押し潰される其の度に
娘の両翼が、まるでひとつでは足りぬとばかりに蠢き、脈打って行くだろう。
繋がりを完全な物にすらしていないと言うのに、突き崩す様な甘ったるく、容赦の無い律動が
其の発情を一層強めてしまいながら、同時に齎すだろう如何しようもない肉体の歓喜
少しづつ、口付けを深めるたびに、飲み込まれ、嵌り込んで行く亀頭の先端が
次第に肉の輪を大きく押し広げ、無防備に過ぎる其の奥を屈服させに掛かれば。)
……最後を…、……自分から、捧げて御覧?
(――ささやいたのは、きっと、意地悪な。
あと、きっともう幾度か腰を落とし、口付けを強めるだけで、蹂躙してしまうだろう、自らの奥底を
自ら――捧げて、見せよ、と)。
■リュシー > (この身体は、果たして、己のもの、であったろうか。
あるいは、はじめから雄に穿たれ、貫かれ、孕まされるためだけに存在する、
従順な雌の器、ただ、それだけの存在だったろうか。
いっときの熱が引けば、きっと激しく抗いもするはずだ。
けれど、いまは―――――
まるで、ソコに雄を受け容れたこの姿こそが、本来のものとでも言わんばかり。
どこまでもしっくりと馴染む雄のかたちに肉鞘を深く満たされて、
この雄に服従すること以外、なにひとつ考えられなくなる。
閉ざしているべき最後の扉すら、ずぐり、ずぐりと抉じ開けられながら、
仰のいた紅いくちびるから、自然、満足げな吐息が洩れてしまうほど。)
ん、ん――――― ッあ、こぼれて、りゅ、溢れてるぅ、ぅ……、
出、ちゃ……ぅ、ぜんぶ、れちゃうぅ、っ……、
ぼくの、たまご、ぉ……ぜん、ぶ、溢れて、―――― ぃ、や、らめ、ぇ、
揺す、ら、なぃで、……止めて、ぼくの、からだ、止めてぇえ、ッ、
(ぐじゅり、子宮孔の屈服を強いる力で突きあげられるごと、
よじれ、拉げた両翼から、こぽり、こぽりとこぼれ落ちる感覚がある。
それは雌にとって至高の快楽、でありながら、どす黒い絶望の予兆でもあり。
彼に抱き縋る腕も足もほどけぬまま、ただ、頭ばかりを左右に振って泣き叫ぶも、
―――――淡く浮いて、深く沈みこんで。ぐり、と捏ねるように回しさえする、
己自身の腰の動きが、何よりも己を追い詰め、追い立ててゆく皮肉。
耳朶を擽る囁きは、鼓膜を侵す甘美な毒は、最後通牒だろうか。
あるいはそれこそが、最後の―――免罪符、だったのかもしれない。)
ひ………ぁ、いや、だ、め………そ、んなの、だめ、絶対、だめぇえ、ぇ……、
だ、めなの…に、んぁ、ふぁああ、あ、あ、――――― ひぃ、ん、ぁああ、あ………!!
(涙の奥から彼を見つめた瞳には、確かに怯えのいろも混じっているのに。
彼という創造主に、どこまでも従順な雌の身体はその命令を嬉々と受け容れ、
みずから、己を穿つ肉の楔に、最奥までを刺し貫かれにゆこうとする。
ぐ、ぽ、ぎちゅ、っ―――――おぞましくも淫猥な、練られた雌蜜の爆ぜる音とともに。
抉じ開けられ、掻き毟られ、抉られた子宮底の戦慄きを、彼の切っ先へ擦りつけて、
ぐにゅ、ぐにゅ、子宮全体で彼の熱を、拍動を、堪能しようとしながら、
揉みしだき、引き絞る肉襞の波を次々と繰り出し、彼の熱を絞り取ろうとする。
こぷり、こぽ、り、こぼれ出したたまごがいくつも躍る、淫魔の性に彩られた子宮の中へ、
支配者たる雄の、白く粘つく祝福を得たがって――――。)
ご案内:「平民地区/広場」からリュシーさんが去りました。
ご案内:「平民地区/広場」からルヴィエラさんが去りました。