2017/12/22 のログ
リス > 「ゼナ……もっと、あなたの心を頂戴……。」

 今日だけというのが惜しいくらいに思えるが、約束は約束。
 少女は彼女の唇を何度も求め、やわらかな唇に、己の唇を重ねてセックスのように擦り付けていく。
 甘く身を震わせて、絶頂に登っていけば、深呼吸をして、全身に酸素を送り込み、息を整える。

「あぁ……ゼナの体、熱い……。」

 彼女の体温が上がっている、自分の体温もそうだが、とても心地がいい。
 汗ばんでいる体に己の精をマーキングして、彼女の体に起こる変化。
 求めているのがなんとなく分かり、嬉しくもなる。
 吐き出して力がなくなったと思われた肉棒はすぐに力を取り戻して、また、そそり勃つ。

「ゼナったら、エッチ。女の子のザーメン、美味しい?」

 自分から手を伸ばして自分が吐き出した精液を舐めしゃぶる彼女。
 わざといやらしく指摘して見せてから、蕩けきっている彼女に笑ってみせる。
 そして、続きを求め、彼女も同意して足を開く。
 言わずとも、何を求めているかわかったが……でも、すぐには動けなかった。

「ゼナ……野暮だけど……、貴女のことが大事だから聞かせてもらうわ。
 いいの……?
 貴女の初めてを、ごっこで奪っても。それに……、私は、子供を作れるわ。
 孕む可能性もあるのよ、孕んだら責任を取るつもりではあるけど、それは私の都合。
 ゼナの都合でも望みでもないはずよ。

 個人的には、友達なのに孕ませるなんていけないことゾクゾクしちゃうけど……ね。」

 本当は、今すぐにでも入れたい。
 彼女と一つになって思いっきり中に出してしまいたい。
 彼女が可愛くて愛おしくて、彼女のことを、何一つ知らない、初めてではない、とか、淫魔の血を引いている、とか。
 だからこそ、待ったをかける。

 孕んだら責任を取る、それは、男らしいだろう。
 でもそれは、孕ませる方の理論であって、孕む方の大変さは考慮したものではない。
 特に彼女は冒険者、妊娠したら仕事どころでもなくなるだろうし。
 子供が出来たら友達のままでいられるとも限らない。
 大事にしたいから、問いかける。
 最初から間違っているのだけど、だからこそ、今は聞いておかねばなるまいと。

ゼナ > 彼女に相手がいなければ、もしかしたら本当にそうした関係になっていたかも知れない。
女同士というハードルを超えてしまうくらい、ゼナは彼女に対して好意を抱いてしまっていたのだ。
とは言え、出会いというのは運命的な物。
彼女が特別な誰かと出会えた様に、自分もいつか、そうした相手と出会えるはず。
それでも今は、彼女との恋人ごっこに身を浸し、優しい彼女に甘えていたい。

「う゛……、ぉ……おいし、ぃ……です……。」

忍び笑いを滲ませる問いかけにハッとした生娘は、興奮の朱を羞恥の紅に塗り替えながらも、消え入りそうな声音で素直な感想を彼女に戻した。
いやらしく粘ついて、にゅるにゅるして、海魚の如く生しょっぱい味わいは、決して美味しいなどと言える物ではないはずなのに、何故かゼナはこの粘液を求めてしまう。
今も唾液に薄れゆく味わいに、物足りなさを感じてしまっている程に。

自ら恥部を開いた卑猥な姿勢。
種付けをせがむ、淫乱女の尻軽行為に対しての、お嬢様である彼女らしい最終確認。
彼女の精子が生殖能力さえ有しているという事実と、彼女の子を身籠ってしまうかもという背徳にゾクゾクッと走る妖しい愉悦。
それをごまかすように唇を開いた生娘は

「え、と……ですね、最近、ちょっとおっぱいが張ってて、だから、その……明日とか、明後日とかに生理が来ると思うので……今は安全な日、だと思いますから……だ、大丈夫ですっ。」

と赤い顔を一つ頷かせた。
そうしてもう一つの問には、どう応えた物かと蒼瞳を泳がせた後

「後、『初めて』についてですけど、そっちも大丈夫、です。わたし、その……リスの事、す……好き、ですから……。」

改めて口にするとやはり気恥ずかしい。
羞恥混じりの淡い微笑みが、再びかぁぁ…っと朱色を広げた。

「だから……リス、あ、あなたのを……、ゼ、ゼナに、ください……。」

耐えられなくなって一度は逸した蒼瞳を、再び彼女にちらりと向けて、伸ばした手指を彼女の小手に絡ませる。

リス > とても可愛らしい返答の相手、精液を舐める仕草、感想をこぼす相手に小さく笑ってみせて。
 可愛らしいとほほにキスを、自分が吐き出したそれの残滓を舐めてみせる。
 そして、彼女への質問と、その返答。
 視線を逸らし、言葉を放つ相手の様子を、少女はじっと見ている。
 求めて手を伸ばし。指を絡めてくる相手に、少女は握り返そう。

「うそつき。
 大好きだから、嘘は許してあげる。
 でも、罰はあたえるからね。」

 初めてという言葉に、嘘を感じた。
 だって、初めての女の子は精液を美味しいとは感じられない。
 あれはとても……苦い。
 生臭いしドロドロして飲み込みにくいし。
 それを美味しいと言えるぐらいには、行為の経験があるのだろう。

「本当は初めてではないのね……。

 そして、私に孕まされたいのでしょう……?
 女の子に犯されて、子宮の中まで汚されたいのでしょう?
 背徳を感じたいのでしょう?

 だって――――
 孕むって聞いたとき貴女の目がとても、嬉しそうだったもの。」

 
 足を開かせて、少女は彼女の入口に肉棒を押し当てて、蜜で先端を濡らしていく。
 そして、時計を見て、小さく笑う。

「あら、日が回っているわ……恋人ごっこはもう、おしまいね。
 お友達に戻ってしまったけど。
 でも、今更、やめられないわね?」

 白々しく言葉を紡ぐのは、彼女に背徳を強く意識させようと。
 それが、ゼナの嘘に対する少女の罰として。

ゼナ > 「―――ひぁっ!? ち、ちちち違い、違いますぅっ、わ、わたし、そ、そんなつもりじゃなくって、だ、だって、どうやって説明すればいいか、わ、わかんなくって……だから、そ、その、あの……っ。」

やけに鋭い彼女の指摘に、先刻までとは違う羞恥の熱を広げる生娘。
言葉の通り、彼女を騙すつもりなどは無かったのだ。
単にうまく説明する自信が無くて、色々と省略して伝えただけ。
『罰はあたえる』という言葉に竦みつつ、しかし、妙な興奮も覚える淫乱処女。

「―――は、はぃ……その、二度目、なんですけど……ちょっと特殊な事情があって、だから、その……ふぁッ!? や、ち、違っ、違い、ますぅう……そ、そんな、事……そんな、ぁあ……っ。」

続く指摘にボフッと幼顔を炎熱させ、風呂上がりで結われていない金の頭部をブンブン振る。
しかし、きゅっと擦り合わせたM字の腿肉の付け根、興奮の収縮にぴゅるっと垂れ溢れる白濁汁が淫らな本心を語っている。
そんなゼナの蜜まみれの肉溝に熱く逞しい先端が押し付けられば、「ふあぁぁ……っ。」と興奮の悦声を零すのを我慢できず

「――――ふぇあっ? う、うぅぅ……。」

彼女の意地悪な戯れに、淫らな処女はひとたまりもない困り顔を呈した。
本人も自覚せぬまま、切なげに悶える豊尻が、触れ合う亀頭ににゅるにゅると陰唇を塗り寄せている。
収縮を繰り返す膣穴が、ちゅっ、ちぅぅっ❤ と肉蛇の頭部に口付けた。
泣き出しそうな童瞳があちこち泳いで気の利いた言い訳を探す物の、元々たいして知恵の回るタチではない脳筋娘。

「―――と、友達、でも……友達でも、いい、からぁ……リス、の、欲しいんですぅ……っ、い、意地悪しないで、リスの、入れて……くださいぃ……っ。」

半分涙目となった蒼瞳でじっと彼女を見つめつつの懇願。
日付が変わって『一晩の恋人』という魔法が解けたシンデレラ。
しかし、男好きのするいやらしい体躯の深奥に灯った淫熱は、最早鎮め難い程に処女肉を炙っているのだ。
恋人ではない、ただの友人、それも同性の女友達にさえ性行為をせがむ程に。
きゅっと握った彼女の手を引っ張って、たゆん、たゆゆんっとザーメンの塗り広げられた豊乳を淡く撓ませる程に腰を揺らめかせ、生ちんぽによる破瓜と種付けをねだってしまう。

リス > 「ふふ……今は、もう野暮なことは、聞かないわ。」

 赤くなってパタパタと説明不足を示唆する彼女に笑いをこぼしてみせる。
 怒っているわけでもないし、問い詰める気もない。だから今はもう、その議論はやめましょうとばかりに、唇で唇を一旦塞いでみせた。

「その割には、とても嬉しそうに絡み付いてくるわね、此処は。
 とろとろになっているし、先端を美味しそうに咥えてるし。」

 否定しつつも彼女のソコは自分の肉棒を嬉しそうに求めているようにひくついている。
 先端を押し当てただけで溢れる甘い声に少女は目を細めて、先端を入口で擦り上げる。
 彼女の腰も自分のが欲しいのか揺れ動き、入口が此処だとばかりに示してくる。
 生娘なのか、経験が豊富なのか、どちらとも取れない彼女、そのギャップを新鮮だなと感じつつ笑を強く浮かべる。

「いいわ、ゼナ、行くわよ。
 友達同士でも、愛し合えるんだから。」

 懇願に少女は笑ってうなづいて、とろとろになり、我慢のできなくなっている彼女の秘所に、先端を埋め込んでいく。
 処女膜があるのが分かっているからこそ、挿入は優しく膣の中をかき混ぜるように。
 痛みを与えぬように解しながら、奥へ奥へ、と時間をかけて交わっていく。
 小刻みに腰を揺らし、肉襞で膣壁をかき混ぜ、愛液を押し出しながら蛇の交尾のようにゆっくりと。
 ただし、破ったとしても彼女の子宮口に亀頭がぶつかるまで腰は止めず、子宮口に鈴口を押し当てるまで動こう。
 引っ張られるがままに彼女に再度体を押し当て、耳元に唇を寄せる。

「安全日でも、孕むぐらいに一杯愛し合おう?」

 情欲に塗れた声は、本気の色で彼女に囁く。

ゼナ > 己の拳ほどもある巨根の先っぽと、押しつぶされる入り口の小ささは、いっそ滑稽なまでのサイズの違いを見せている。
どう考えたって入るはずがないと思えるのに、貪欲な雌孔は早く早くとせがむ様に甘い口付けで巨根の鈴口を愛撫するのだ。

「は、はい、友達、でもぉ……わたし、リスの、事、好きだからぁ……だから、いいんですぅ……❤」

淫乱処女の言い訳は、最早理屈の欠片もないぐだぐだな代物。
そんな誘いに応える彼女の肉蛇が、ゆっくりと恥肉を押し潰し始めれば

「んふぁ…っ、ぁ……、くぅぅ、んんぅ……ッはぁ……はっ、しゅ、ご……太、いぃい………っ。」

そのあまりに巨大な拡張感に苦しげな、それでいて淫蕩な悦びの滲む吐息を零した。
指先一本さえきつく締め付けるだろう狭孔が、押し付けられる強大な圧迫感にぐぱぁ…っと割り広げられていく。
優しい気遣いを伴う挿入なればこそ耐えられた様な物。
強引な挿入にて破瓜の痛みと共に貫かれていれば、如何な半淫魔といえ耐え難い苦痛に身悶える事になったはず。
肉穴の際が裂けるかの痛みが、恥骨をごきごきと割り開く様な野太い圧迫と絡み合い――――づぢゅりゅッ。
亀頭の際、広々と傘を広げたカリ首までもが白々と引き伸ばされた結合部の中に沈んだ。
その先端、先走りの滲む鈴口は、押しつぶされ、今にも破れそうな銀膜の弱々しい抵抗感を感じるはず。
そして――――。

「―――――……アグぅうッ! ぅ……、ンぃぃいぃい……ッ。」

淫熱に浮かされてこちらから望んだものとは言え、そして二度目の喪失と言えども、焼けた鉄柱に貫かれる様な破瓜の痛みは、初体験と変わらぬ鮮烈さで生娘の身体を強張らせた。
ぎぅぅうっと強く握りしめた寝具が深々と皺を刻む。
強く閉ざした双眸から、つぅぅ…と涙が伝い落ちる。
それでも、淫魔の血を色濃く受け継ぐ生娘の膣口は―――剛直の挿入に尿孔さえ巻き込まれ、肉幹に勃起しきったクリトリスの底を擦り付ける程に拡張された雌孔は、本気汁の白と共に破瓜の鮮血を溢れさせつつも、裂ける事なく彼女の巨根を受け入れていた。

「……はぁッ、……はぁ…っ、はぁ……、んっ、あぁぁ……っ、リス、の……太い、のぉ……入って、ますぅ……。」

シーツから離した手が、汗濡れた下腹に滑る。
なだらかな子宮丘の直下、腕程もある野太い異物が生娘のお腹をはっきりと膨らませていた。
子宮を潰す程ではない優しい挿入は、彼女の肉丸太の半分程を体外に残したままなれど

「は、はいぃ……っ、孕ま、せてぇ……❤ リスの、ざぁめんで、ゼナのお腹、膨らませて、くださいぃ……❤」

圧迫の痛みの中、狂おしいまでの興奮に流されるまま、彼女の言葉に爛れた言葉を返してしまう。

リス > 「っふ……っ、ぁ……ぁあ、…ぅあ、すご……」

 自分の肉棒を受け止めるその場所は大きく広がり、ぎちぎちと絡みつく。
 それは、痛みを感じるほどであるのだが、腰が、肉棒が吸い取られてしまうような、そんな感覚を覚えてしまう。
 みっちりと広がり、受け止める相手の肉の感触にどろりと濃厚な先走りがこぼれ落ちる。

「嬉しいわ……ゼナ……私も大好きよ……。」

 彼女の言葉が嬉しくて理論とかそんなのはもう、どうでも良いと感じられる。
 今はただただ、彼女の熱を感じて、彼女と一つになりたくて、肉棒を、差し込んでいく。

「……御免ね、ゼナ……、でも、止まらないわ。」

 苦しそうな呻き声、そして、張り裂ける感触と、彼女の中から溢れる赤い汁。
 それは破瓜を表していて、痛みを薄くしようとしてもリスでは無理であった模様。
 涙を滲ませて身悶える様を見ながら、それでも少女は進み、奥まで侵入していく。
 ずぶ、ずぶ、と飲み込まれていく肉棒は、奥に到達した。

「ゼナのオマンコの中……とてもキツくて熱いわ……。
 すごく、気持ちいいの……病みつきになっちゃいそう。」

 彼女の目元に舌を這わせて涙を舐めあげてから、彼女の膣の中の感想を一つ。
 動かしていないのに絡みついて来る名器、搾り取られてしまいそうな感覚に身悶えしながら少女は息を吐き出して、すぐに達してしまいそうな感覚を逃がす。

「ゼナ、始めるわ……友達同士での夫婦の子作り。
 女の私の濃厚な精液で……禁断の子作りしましょう?」

 少女はニッコリと微笑みをこぼしながら卑猥な言い回しでささやき。
 腰を大きく動かして、膣内を、肉襞をかき混ぜる。
 入口近くまで亀頭を引いてから、ずりずりと押しつぶすようにつき込んで、子宮口を亀頭でごつんと叩く。

「ええ、女の子のドロドロ濃厚ざぁめんで、ゼナの子宮の中まで染め上げて、逃げられないようにしてあげる。
 ぺったり張り付く接着剤のような精液を、オチンチンとオマンコ剥がれないように……してあげる。」

 少女は息も荒く、言葉を放ち、円を描く動きで膣の中をかき混ぜ、子宮口をこつこつと、叩き、根元まで、子宮の中まで己の先端を届かせようと。
 彼女を抱きしめて、重くゆっくりな動きで責め立てる。

ゼナ > 人間離れした剛直による拡張の痛みも、破瓜の痛みもあったけれど、それでも彼女が見せてくれた気遣いが嬉しかったのだろう。
興奮に押し流されつつある理性が聞き取った小さな謝罪に、ゼナはふるふると頭を振って

「らいじょうぶ、れす……り、す……だいじょうぶ、らから……シて、……せっくしゅ、して、くらしゃいぃ……❤」

流した涙も拭き取れぬまま、弱々しい、それでいて妙な蠱惑を纏う笑みを彼女に向けて、続く行為を後押しする。
涙を舐めとる彼女の舌を、嬉しそうに目を閉ざして受け入れるゼナ。
震える睫毛を持ち上げて、至近距離からの子作り宣言を耳にした生娘は

「うん……うんぅ……❤ りしゅのこどもぉ、つくりゅ、からぁ……❤」

爛れきった背徳の悦びにきゅんきゅんっと膣肉を締め付けて、無数にのたうつミミズの様な肉襞の愉悦に圧迫の心地よさも絡ませる。
―――そして始まる種付けピストン。
ぞりゅりゅっと不意打ちめいて引き抜かれた剛直が、潜り込んでいた尿道口だけでなく、剛直に吸い付く膣襞までもを体外に捲り返らせる。

「んぉおぉぉお………ッ❤」

そして切り返しの突き込みが

「――――おふぅぅんぅッ❤」

ボディーブローの様に重苦しい圧迫で子宮を潰した。
破瓜の痛みも生々しく消え残る肉孔への律動に、しかし、処女を失ったばかりのゼナが漏らすのは肉の悦びを色濃く孕んだ喘ぎ声。

「んぉッ、おッ、おぉっ、んんぅ……っ❤ はぅっ、はうッ、はぅうッ❤ …んぁふっ、ふぁあぅぅう……ッ、痛ッ! ……あっ、イッ、つぅ……ッ! あっ、あぁッ、あっ、あンぅ……っ❤」

お嬢様の上品な唇が奏でる淫猥極まる言葉の奔流。
ゾクゾクッ、ゾクゾクゥッと背筋を震わす被虐の愉悦が淫乱娘の体躯を身悶えさせた。
ふたなりお嬢様の腰つきは、一往復毎に激しくなる。
にも関わらず生娘の声音が含む甘い音色が深まって行くのは、彼女の巧みな腰付き故か、はたまたゼナの淫蕩さ故なのか。
ごりゅっ、ごりゅんっと狭苦しい膣孔を抉る亀頭が、ぷっくらと膨れ上がったGスポットを虐める。

「あんっ、あんんぅっ❤ しょこっ、しゅごいっ、あっ、りしゅっ、しょこぉ、あっ、あぁっ、れちゃうっ、れちゃうぅうっ、おしっこ、あっ、ごめんにゃ、しゃいっ、あ、もれちゃうぅぅう……っ❤」

直後にプシャャァアアッと弾けたのはアンモニア臭を伴わぬ潮だった。
しかし、その勢いと量は、処女が小水と勘違いしてもおかしくない程の物で、彼女の下腹と白脚を生暖かく濡らしながら布団に恥染みを広げていく。

最初は半ばまでしか入らなかった肉丸太。
その肉幹に纏わりつく鮮血混じりのピンクの淫泡が、今やその根本付近を汚していた。
興奮によって下降する子宮を押し上げて楕円に潰す苛烈な抽送が、生娘のヘソを超える位置まで異物の膨らみを移動させていた。

リス > 呂律の回らない声は、彼女の快楽を表しているのだろう。
 トロトロに蕩けた彼女の顔は、声は少女の悦楽を引き出していく、心の中に支配欲というものを植え付けてくるかのようで。
 求めてくれる彼女に、こくんとうなづいて、ちゅ、とほほにキスを落とす。

「ゼナ、だいすき。」

 なんかこう、色々と言葉を紡ぐのが逆に伝わらない気がしてきた。
 だから端的に、ストレートな好意をぶつけて少女は抱きしめる。
 ぎゅ、ぎゅ、と音を立てて締め付けてくるような彼女の肉壺の中は動かさなくても精液を搾り取ろうとしてくるかのようで。
 それに甘んじる少女ではなくて、腰は重く強く深く突き込んで、彼女の肉の隅々をかき混ぜる。
 蜜がかき乱されて空気が入り込む音さえも。
 上品などとは言えない、獣のような種付け交尾を求めて、少女の腰は強く激しくなっていく。

「ぁあ、ゼナ……っ!」

 名前を呼び、腰を一気に引いて、一気に押し込んでいく、肉の襞を大きく広がった雁首でゴリゴリごりっと引っ掻いて。
 子宮口を貫こうという勢いで腰を落とし、亀頭を叩きつけていく。
 ぱんぱんぱんと、肌を打ち付けて肉棒を根元まで押し付けていく。
 ごり、ごり、と子宮の入口を叩き、子宮の内部まで貫こうと杭を打ち付けるかのようにはしたなく腰を振って、挿入を繰り返す。

「ゼナ……っ!あああ、ゼナ、ゼナのおまんこすごく、いいっ」

 バチンバチンと、荒々しく腰を振り、己の乳房を振り乱して獣は、彼女を今一時の支配に喜び叫ぶ。
 彼女への気遣いも何もかも忘れ去り、ただただ、彼女を欲し求め、腰を振って己を打ち付けていく。
 ずぼ、ずぼと、音がするようなぐらいに少女は突き込み、Gスポットに気が付けばそこに先端を当ててグリグリと集中的にこね回す。

「あぁぁあっ……!ゼナ、だめ……もうすぐ、いくわ……。
 素敵すぎて、っもう、出る……。」

 ぐい、彼女の潮が、自分の肉体に掛かり暖かな流れを感じさせる。
 ぶるぶる、その匂いに、熱に身を震わせて少女は口の端から唾液をこぼして呆けた表情。
 さらに膨れ上がる肉棒は、限界を示しているようで。
 勢いよく根元まで腰を打ち付けて挿入し、彼女の子宮の中まで亀頭を埋め込んでいく。

「~~~~~っ!!」

 そして、ブルリ、と身を震わせて少女は容赦なく精液をぶちまけていく。
 ごぼごぼごぼ、と音を立てて彼女の子宮の中に白くベタつく濃厚な精液を勢いよく吐き出して。
 ブルブルと身を震わせながら、最後の一滴まで時間をかけて、ドロドロ、どくどくと、たっぷり注ぎ込んでいく。

ゼナ > 酷く単純な一言。
いっそ子供めいて純粋なその言葉が、きゅんっ❤ と豊乳の奥を疼かせた。
その悦びを剛直への甘締にして彼女に返しつつ、密着する白い裸身をこちらからもぎゅぅうっと抱きしめた。

行為慣れした娼婦であろうと、痛みを感じずにはいられぬだろうリスの剛直。
ついに根本までの侵入を果たした剛直が繰り返し子宮を潰す激しいピストン。
そんな肉凶器による子宮口への暴力的なノックもまた、これが二度目の交尾でしかない生娘には激しい鈍痛にしかならぬはず。
しかし、破瓜の痛みも薄れたゼナは、子宮を拉げさせる巨蛇の殴打に紛れもない甘声を漏らしていた。
それは、長期の調教で膣奥を開発された淫乱娘のみが感じる事の出来るポルチオ快楽を、経験浅い生娘が貪っている事を示すもの。
白と小麦の肌を重ねる腰付きが、セックスの生々しさを強く感じさせるパンパンパンッというスパンキングじみた音を立てて恥蜜を散らす。

「んぅあッ、あっ、いいッ、りしゅのおちんぽぉッ❤ 太くてっ、おっきくてぇっ❤ あっ、奥っ、奥ぅう……ッ❤ ……ごちゅごちゅ、ひてりゅっ、こんにゃっ、あっ、あんんぅッ、やらっ、イく……ッ、イッちゃうぅう……っ、んあっ、あっ、りしゅっ、りしゅぅうう~~~~…っっ❤❤」

そんな淫蕩極まる処女肉が、激しい収縮を見せつつ中イキした。
痙攣に合わせて剛棒を締め付ける膣圧が、狙いすました様にGスポットを押し潰す亀頭に負けて、びゅっ、びゅぅううっと断続的な潮をひり飛ばす。
一足早く高みに昇った生娘は、同様の法悦を迎えようとしている友人の甘声を耳にして、痙攣中の腰をこちらからも強く彼女に押し付ける空腰を振り始めた。
繰り返しのノックにて強引に解されていた子宮口が、ついにグボッと亀頭を飲み込み

「んに゛ゃぁあぁあぁあぁあああぁあああぁぁぁあ――――……ッッ!!」

その強烈な衝撃で二度目の中イキ。
今度のハメ潮は、剛直が奥に付き込まれたタイミングでの物。
抽送に巻き込まれて胎内に潜り込んでいた尿口は、密着する肉幹にビシャァアッと液流を浴びせかけた後、濃厚なとろみを纏う愛液と混ざり合いつつ溢れ出す。

「あひッ、はひぃいぃぃいんんんんぅぅうぅぅぅ…………ッッ!!」

そんなタイミングでの中出し。
子宮壁鈴口を押し付けた状態からの奔流は濃厚ザーメンを卵管にまで注ぎ込み、受精のための小さな部屋を白濁の生臭さで埋め尽くした。
受精する事なく役目を終えた雌卵の残滓が、白濁の海に溶け消える。
時期が時期なら、確実に孕んでいたであろう子宮への直出し大量射精は、半淫魔である生娘の脳髄をぐちゃぐちゃに撹拌し、3度目、4度目の続けざまの絶頂にてその肢体を打ち震わせた。

リス > 「ァ……っふ……ん……んんっ……!」

 彼女の慣れていない膣の中をかき混ぜるハズが、思った以上の名器に。
 乱れ悶える彼女の美しい痴態に、何もかもを忘れさせられる。
 それこそ初めて経験する時のような感覚が少女を狂わせる。
 甘く乱れて溢れる声、男をイカせる事に長けた娼婦ですら此処までの技工も名器も持ってはいないのではないかという……感覚。
 何もかも奪い取られるような思いをしながら彼女の中で少女は肉棒を暴れさせる。

「ふぁ、あ、あああああ、ああああああ~~~!!」

 彼女の絶頂に引きずられた。
 牡の方は、彼女の中に大量に吐き出した、今は牝のほうが反応した。
 彼女のイク姿が、余りにも可愛らしく、淫らであり。
 自分の下腹部に当たる潮が中出しを連想させる。
 二度目の精神的快感に、少女の秘所からもぶしゃぁ、と潮が吹き出て、布団を湿らせていく。

「ぁ、は、あ……ぁ、ぁ。」

 びく、びくと痙攣をしながら、彼女の上にくたり、と倒れ伏す。
 肉棒はまだ元気に精液を吐き出し続けているのが分かる。
 疲労感が大きく、搾り取られているような、吸い取られているようなきもする。
 それよりも、目の前で連続で絶頂している彼女を見て、引きづられて、ビクビクと悦楽を覚えている自分が居る。

「ゼナ……すごい、良かった。
 もっとしたいんだけど、ちょっとだけ、休憩、しよ?」

 全身が、すごい虚脱感に襲われている。
 もっともっと彼女がほしいと思うのだけど、休憩を申し出る。
 彼女も、こんなに乱れて疲れているだろう、とも思うし。

ゼナ > 甘く尾を引くお嬢様の絶頂声。
最奥に広がる射精の熱とは異なる、小麦肌を濡らすシャワーの如き生暖かさ。
己同様、彼女もまた雌の尿口から潮を噴いたのだと、ピンクの靄のかかった頭の中で理解すればなんとも言いようのない悦びに目元が緩んだ。
立て続けの絶頂直後の、力の入らぬ四肢でなければ、改めて彼女を抱きしめ、再びの口付けに浸ったであろう愛おしさ。
改めて思う。
自分は眼前で淫らに震えるお嬢様が好きなのだ、と。
無論、既に相手がいるなら、その相手から奪い去ろうとするほどの苛烈な愛情ではない。
そもそも、それ程好戦的な性格でもないため、そのお相手様に出会ったならば、ごめんなさいごめんなさいと何度も何度も頭を下げる意気地の無ささえ見せるはず。
それでも、彼女に感じる純粋な好意を、そっと胸に抱くくらいは許されるんじゃないかな……と純朴な生娘は思うのだけれど――――。

「あひぇ……は、へぇぇえ……❤ ざぁめん、れて、りゅぅう……おにゃか、たぽたぽに、されちゃってりゅぅう……❤」

そんな甘やかな心根とは裏腹に、連続絶頂の喜悦に蕩けた生娘は、無様に蕩けきったイキ顔を晒していた。
色々と台無しである。
唯一幸いだったのは、己と同様の弛緩が彼女の身を崩れさせ、汗浮く首筋に頬ずりするように愛らしい顔を伏せさせていた事だ。
おかげで恥ずかしいアヘ顔を見られずに済んだのだから。

腹奥に広がる熱が、重い圧迫感に変化して、今や鳩尾付近にまで到達している異物の膨らみの先端を更にぷっくりさせていく。
子を孕んだと思われる程の物では淡い膨らみなれど、その中には彼女のたっぷりの愛情が詰まっているのだと思えば、どうにもくすぐったい喜びを感じてしまう。

「はぁ……はぁ……はぁ……、ん、ぅ……、きゅうけぇ……しるぅ……。」

貪欲なる淫魔の身体とは言え、たっぷりの精液を注ぎ込まれたばかりである。
生粋の淫魔程の目に見えるレベルの吸精能力を持たぬゼナは、彼女と同じくしばしの休息を必要としていた。

ようやく少し呼吸も落ち着き、下肢の戦慄きも収まりつつある。
虚ろに中空を見つめるばかりであった蒼瞳にも光が戻り、気怠さこそ残る物の身体も普通に動くようになってくる。

リス > 「あ……んっ。」

 抱きしめられて、キスをされた。それだけなのに、体が震えて悦びを覚える。
 だから、抱きしめ返して、キスを返すことにする。
 目元をとろとろに蕩かせる彼女、自分も同じ表情なのだろう。
 肌をこすりつけて、小さく笑いをこぼす。

「ふふ、ハーレムに加えたくなっちゃぅ。
 お友達じゃ、すごく残念だもの……」

 彼女の想いを知ってか知らずか、軽く笑って言葉をこぼす。
 本人としては、出来たらいいなあ、程度の感覚であり、初対面の相手に、彼女ほどの器量なら先を考えて言うのを控えたほうがいいかしらと思うもので。
 ゼナと比べても、性には奔放な少女の思考。ダダ漏れであるが。

「ゼナ、とっても素敵だったわ……これからも、友達でいてほしいわ。
 こんなえっちな女の子が、嫌でなければ、だけど。」

 経験の浅い彼女をそれこそ、自分の為に弄んだ自分。
 終わって時間が経てば、これが怒りに変わるかも知れない。
 そんな怯えを心の奥にしまいながら、彼女の胸に甘えるように抱きつく。
 彼女の乱れ切った顔が見れなかったのは、後ですごく後悔しただろう。
 なんであの時、顔を落としたのか、と。
 しばしの休息、息を整えながら、彼女を抱きしめる。
 こういう甘い時間もいいな、と思えて仕方がない。

「ぜな、ありがとう……。」

 休憩に同意してくれた彼女、自分と抱き合ってくれたことへの感謝を、言葉にする。
 疲れがあるからか、少し言葉が乱れた気がするけど、気にならなくて。

「本当、友達の侭は惜しい気もするわ。」

 クス、と笑いながら体力を回復していく相手に、力なく、でも、好意を隠さぬ笑みを浮かべた。

ゼナ > 「……りしゅ……ん、ぅっ」

漏らした声音の回っていない呂律に小さく咳払い。
テイクツー。

「……リ、リス……、その……とっても、良かった、です……。」

行為の感想を口にし合う、まさに恋人同士の様な一幕が、初心な生娘の頬を再び赤らめさせた。
腹腔には未だに残る異物感。
行為慣れしていない処女が、破瓜の翌日にも感じるアレとかではなく、単純にまだ彼女の物が入ったままなのだ。
戻りつつある正常な思考が、そんな事実に乳房の奥をどきどきさせた。
―――わ、わたし……リスと、お、女の子と……お嬢様と、せっくす……しちゃったんだ……。
なんとも淫乱な所業ではある。
後に修復されるとは言え、既に二度目とは言え、出会ったばかりの同性を相手に自ら処女を捧げ、多量の精での種付けをせがむなど、神父様相手の告解でさえ口に出来ない。
地獄行きになろうとも、この秘密は一生胸の内にしまっておこう。
そんな妙な決意を固める生娘が、お嬢様の赤裸々な言葉に再び驚かされる事となった。

「ハ、ハーレムっ!? リ、リス、そんなのあるんですか……っ!?」

お金持ちなんだろうなぁとは漠然と考えていたものの、よもやそんな物すら持っていたとは……。
王族とかだったらどうしよう……。
今更ながらの気付きに、ごくり…と生唾を飲み込むゼナ。
彼女の控えめな申し出は、やはりゼナの事を考えての物なのだろう。
そうした気遣いに改めて彼女への好意が大きくなる。
とはいっても、ハーレム入りを受諾する程の尻軽ではないのだ。
いや、出会ったばかりで処女を捧げて、子作り中出しをせがんではしまったけれど、それはそれ、これはこれっ。

「ふぇあっ!? あっ、は、はいっ、喜んでっ!」

続く申し出に声音が跳ねたのは、己の淫乱さを認められぬ己と違い、酷く自然に自分の事をえっちだなんて言える彼女への敗北感故。
そんな赤裸々な彼女なのに、淑やかな品が感じられてしまうのは、やはり育った環境の違いというやつなのだろう。
ともあれ、友人でいてほしいという申し出には、こくこくと何度も首肯を返して受け入れる。
むしろこちらからお願いしたいくらいの案件なのだから当然である。
再び重なる互いの乳房。
汗濡れて火照った体温は覚めつつあるも、彼女の柔らかな肢体から伝わる人肌の温度が酷く心地よい。

「――――ん、わたしも、その……リスの事、大好き、です。」

魔法の解けた己が身は、最早彼女の恋人ではない。
それでも、間近な彼女にさえ聞こえないくらいの小さな声音で囁いてしまうのは、胸に広がる好意を声にしておきたかったからなのかもしれない。

リス > 「あら、さっきのままでも可愛かったのに。」

 慌てて言い直す相手に楽しげに笑って。
 今更直さなくても良いのよ?なんて冗談をこぼしてみせた。
 自分の目の前で赤らんだり、楽しそうにしたり、くるくる変わる表情をのんびり見ている。
 それがとても可愛らしくて、嬉しくて、頬にキスを落としてしまおう。

「ある、というか、絶賛作ってる最中なのよ。
 まあ、私の自宅は部屋はいっぱいあるけど使われてない部屋が多いし。
 同意してくれる女の子集めてマース。」

 驚く彼女に、少女は冗談ぽくウインク一つ送りながら言葉を紡いでみせる。
 まあ、まだハーレムという程に女の子はいないけど、とも明かしてはおこう。

「私は、先程も言ったけどトゥルネソル商会、マグメール店の店長してるから。
 なにか困ったことあったら、いつでも頼っていいわ。
 物によっては、ちゃんと代金はいただくけど。
 お金無かったら、こういうふうにエッチなことで支払ってもいいのよ?」

 お友達だし、割引とかも考えるけど、ほら、商売は商売だから。
 と、ちゃっかり宣伝しておく商売人。
 ちゅ、とほほにキスをしてみせて。
 お友達だけの特別ね?なんて、笑ってみよう。

「ありがとう。
 もし、友達じゃいられなくなったら、いつでも言って?
 別れるにしても。此方に来るにしても……ね?」

 大好き、と言われて少女は笑う。
 好意は純粋に嬉しいものだ、だから。
 友達をやめるときは、いつでもいいわ、と。
 それは、友達から分かれるにしろ、恋人になるにしろ、という意味を含めておこう。
 彼女の頭を抱いて、私も大好き、と言おう。

ゼナ > 「も、もぉっ、リスは意地悪ですっ。」

からかいの指摘に赤らめた頬をぷくっと膨らませる生娘だったが、汗に前髪を張り付かせた額への口付けは瞳を閉じて嬉しそうに受け入れた。

「リスって、本当にえっちなんですね……。」

ハーレム製作宣言、世の男たちが一度は夢見ると言われる壮大な計画を口にするお嬢様。
彼女がそこで、どのような淫行を繰り広げるのか、耳年増な淫乱娘は強く興味を惹かれるも………ぷるぷるぷるっと首を振るって淫らな好奇心を追い払った。

「はぁぁぁ……よ、良かったぁ……リスがお嬢様どころかお姫様だったらどうしようって、ちょっと心配になってたんですよぅ……。」

とはいえ、トゥルネソル商会といえば数都市にまたがって支店を広げる大商家。
下手な貴族よりも力を持つと言われるその商会は、扱う商品の身近さもあって冒険者たるゼナも何度か利用させて貰っている有名な物。
そんな商家のお嬢様であれば、やはりゼナにとっては雲上人。
お嬢様好きのゼナは、改めてドキドキすることとなった。
―――お嬢様のおっぱい、お嬢様の唇、お嬢様のおちん………再びぷるぷる首を振った。
再びの口付けを頬に受け、こちらからは思い切って彼女の唇へのバードキスを返す。
ほんのりと頬を赤らめているのは、やはり気恥ずかしさが勝るから。
そして、聞き取れない程の小声の告白が、きっちり聞かれてしまったのなら、そんな頬の赤みを更に強めて視線を逃した。
しかし、続く言葉には、バッと慌てて顔を向け

「―――と、友達は辞めませんっ! リスは、ずっと、ずーーーっと、わたしのお友達なんですぅっ!」

彼女の言う『友達じゃいられなくなったら』というのは、より深い関係になりたくなったら、という意味も持っているのだろう。
それはわかっていても、その言葉の響きは胸を締め付ける寂寥をゼナにあたえる物だったから、力強く宣言を返しておく。

ザーメンまみれの膣肉に、未だ彼女の物を咥えたまま。
行為直後の色濃いフェロモンを放つ裸身を、密着させたままの友達宣言。
己の頭部を抱き寄せる彼女の腰に、こちらからも手を回し、ぎゅぅぅうっと強く抱きしめた。
絶対に友達じゃなくなったりなんてしませんからっ、という決意を込めたその抱擁は、少し痛いくらいになっていたかも知れない。

リス > 「ふふ、初対面のゼナを口説いてこういうふうに肉体関係に持つぐらいには、ね?
 それに、両方あるのよ?普通の人の二倍は軽くあると思ってる。
 相乗効果というものもあるだろうし。」

 エッチなんですね、という相手に、少女は軽く返答する。
 そういう生き物なのよ、と言わんばかり。

「お姫様……?
 ふふ、そんなふうに思われてたら嬉しいな。
 ゼナの前でそういうふうに振舞うのもいいかも知れないわね?」

 そうだったら騎士様になってくれる?なんて、首を傾いでみせ、冗談よ、とすぐに否定。
 お金はあるけど、権力は持たない、権力は時に枷となり邪魔になる。
 確かに、権力があればいろいろ楽になるだろうけれど。
 商売人としての苦労は無くしてはいけない、権力に対してあぐらを書いてはいけないというのは、家訓でもある。
 金の力で生きていく、それが商売人であると、総少女も思ってる。
 何やらぼうっとしている相手を眺めて、小さく笑う。

「あらあら、嬉しいやら残念やら。
 いつかきっと……辞めさせちゃお。」

 首を横に振る相手に、少女は嬉しそうに宣言する。
 強く抱きしめられて、甘く息を吐き出して、執着する宣言。
 痛いぐらいの包容には、痩せ我慢でにっこり笑う。

「じゃあ、まだ、時間はあるし……ね?」

 朝まで寝かせないから、なんて少女は彼女と退廃の行為を再開するのだろう――――。

ゼナ > 「き、騎士様って程かっこよくはなれないと思いますけど……どこかにお出かけする時は声を掛けてくださいねっ。わたし、護衛くらいなら出来ると思いますのでっ!」

そういって拳を握った双腕を両脇にてグッとさせるゼナではあるが、よくよく見れば膨らんでるといったレベルの力こぶは酷く頼りない物に見えるだろう。

「やっ、辞めませんっ! 辞めてあげませんからねっ!!」

無論、彼女のお相手様が許してくれるならだけど、友人以上になる可能性はあるかも知れない。
だとしても、その時は友人のまま、そうした関係も築けばいいだけのこと。

「――――ん……そ、そう、ですね……友達、でも……エッチな事、して……いいんですもん、ね……?」

恋人同士でも無いのに、そもそも女友達なのに爛れた性交にもつれ込む事に、純朴なる生娘は微妙な抵抗感を覚えてしまうのだけれど――――友達だからセックスは無しね、なんて線を引かれたら、なんだか泣いてしまいそうなので、モラルに蓋をして受け入れておく。
なんとも微妙な表情に気恥ずかしげな朱を差し込み、それでも重なる身体を受け入れる。
再びの口付けに溺れながら、精液まみれの女性器で肉蛇の出入りを咥え込む。
その際に漏れる声音は隠しきれない悦びに打ち震え、程なく、あられもないイキ声を響かせる事となるのだ。
そんな甘やかな時間は軽い休憩を挟みつつ、言葉通り日が昇る頃まで続けられる事となるのである―――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場 和室」からゼナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 和室」からリスさんが去りました。