2017/10/15 のログ
ご案内:「平民地区 端っこの自宅」にアンセルさんが現れました。
アンセル > 天気のいいある日の朝
朝の散歩を終わらせて家に帰ると早速裏庭へ

普段使っている毛布を物干しに器用にかけると日の当たる場所にラグを敷き
その上に身体を伸ばすようにして横にとなって恒例の天日干し
涼しくなりだした季節ではあるが日の光は暖かくて

ご案内:「平民地区 端っこの自宅」にシンシアさんが現れました。
シンシア > 早朝の教会の草むしりと朝食のしたくを済ませて
家に帰ってきたとこ、家の中にアンセルはいなくて

彼も休日だし寝てるのだろうと…
庭と裏庭を覗くと
日当たりのいいとこで寝転がる黒い狼

見つけるとにこにこしながら近づいて
ラグの上に乗り上げると
コロンと転がる、家の中でもしてるアンセル枕
ストールを解いて、軽く体にかけて

アンセル > ゆっくりと毛皮に日を当てて天日干し
こうしていれば普段は数匹のお客が来るのだが今日はそれもなくて

風邪がくすぐったいのか時折に尻尾や耳が動き
ゆっくりとした中で身体を干していると家の方で音がする
恐らくは出かけていたシンシアが戻ったのだろうと考えてそのままの姿で

そうしていれば近づいてくる足音に顔を上げるとやはりシンシアの姿
ラグにとやってきて自分を枕に寝転がれば前足で軽く頬にと触れて

「お帰り、シンシア」

そっと尻尾を身体に乗せていく

シンシア > 「むにーってなる…」

前足のとこで頬に触れられると押されてるような感じ
笑いながら、黒い毛並みにおひさまを吸い込んでるから暖かくて

「天気いいときは外のほうが気持ちいいね」

朝早くから起きてたせいか、暖かく柔らかい枕に転がると
目を閉じて、心地よくて
乗せられた尻尾とストールで体が冷えることなく
一緒に日向ぼっこを

アンセル > 「ムニムニというのか。こういう場合は」

前足、肉球で頬に触れて押すようにすると柔らかい感触がして
いつもは触れられる肉球でこうするのもいいと楽しそうに触れ
黒い毛皮は日の光を吸い温かくふわふわになっている

「もう少ししたら寒くて駄目になるが…今ならまだだ丈夫だ」

シンシアが目を閉じればそっと前脚をはなして伸ばし
尻尾の位置を時々に変えるように動かし
出来るだけシンシアを冷やさないようにと気をつけての日向ぼっこに

シンシア > 「そーだ、ね 
 教会のほうで子犬たち2匹なら引き取れるって」

ころんと日向ぼっこをしながら目を閉じてて
ウトウトしかけて思い出した

数匹いた子犬たち、1匹は選べないけど寂しくないように
2匹づつ、教会と肉屋で半分にわけるなら負担も少ないだろうと

「2匹は教会にお願いするのどうかな、子供たちにもアンセルは人気だし」

神父さんはアンセルのことを理解してても
子供たちは大きな黒い犬と思ってるまま
2匹なら子供たちの相手もできるし
1匹だけ引き離すとか寂しいことにならないだろうと

肉屋のほうにも2匹なら負担は少ないはず

アンセル > 暖かな日差しにまどろんでいると子犬の話が出て顔を上げ

「そうなのか?だが……大丈夫なのか?」

以前に話に出たお世話になっている肉屋の子犬の話
1匹だけ選べないのでそのままとなっていたが教会で二匹を聞くと大丈夫なのかと
肉屋と教会も比較的近いので行き来も出来る距離だと考えて

「あそこならばいいかもしれないな。毎日は無理でも会わせることもできる」

教会に行くときに時々にはなるが肉屋に残る子犬たちを連れてくのもいい
そう考えて、負担が減り近くだが別れる、それなら大丈夫あろうと

シンシア > 「うん、大丈夫と思うよ?それにすぐに大きくなるだろうしね」

同じ街の中で
アンセルに対しても理解ある数少ない二箇所
知ってるとこに居てくれるほうが
安心もあるし…と

「肉屋さんのほうは、ちゃんと番犬してもらわないとね」

アンセルの子なら、引き取るべきとこは自分の家も責任があるのだろうけど
どっちにも数日おきに用事として自分も脚を運んでるとこだから様子も見れるし
必要な手伝いもその都度できるだろう、とも考えてて

アンセル > 「ただ心配なのは事故にあわないかだ」

同じ街にいて近所、そして自分をわかってくれてる場所
でも知らない間に行き来をして事故にあわないかと心配してしまう狼
一緒に暮らす家族とは別の、もう一つの大事な家族なのだから

「番犬は出来ているようだが少し我慢が足りないようだ」

様子はよく見れるが隠れてみた所凄くヤンチャだった子犬たち
それで少し別な意味で心配ではあるがこれから離れるならもっと躾けないと
そんなことも考え、家のこと以外の手伝いもしなければと…

シンシア > 「それ言い出したらキリがないよ、アンセルも子離れしないとね」

常に見てるわけじゃないから
そこは個で気をつけるとこ

心配症なのは自分のことでもわかってたけど
子犬たちも大きくなるのだから、自分たちでできることまで
関わる必要もなくて

手を伸ばし、お腹のとこをポンポン撫でながら

「がまんも、すぐできるようになるよ
 もう、小さい子犬ではないんだから」

成長スピードの速い犬のこと
今なら自分たちと同じくらいの精神年齢かもしれないから

アンセル > 「そうなのだが…つい考えてしまう」

本当に小さい事から見ていたので気にかけてしまうと
常に見ていられず、シンシアの言う通りなので耳が垂れて

もう子犬と言っても大きくなってきていて
大丈夫と判っていてもやはり心配

考えるとソワソワとしてしまうがお腹を撫でられて落ち着き

「そうだといいが……
そうだな、あの子たちももう大人だ」

つい子供と見るがもう大人になってもいい年
シンシアの言う通り大丈夫だと考え、ありがとうと

シンシア > 「むーん…じゃあアンセルも教会にでも住む?子犬たちと一緒に」

そんなに心配なのなら
その選択もいれて、勧めてみる
それでアンセルが安心するのなら、送り出すつもりで

お腹を撫でてた手を引っ込めて、
薄く開いた瞳はまた瞼で隠して

アンセル > 「それはない。俺の住む場所はここだ。シンシアの傍だぞ」

心配ではあるがそれは各日でも通えばいい事
引っ越して住処を変える必要はないと薦めに首を振る

「それに約束したぞ。ずっとシンシアの傍に居ると」

それに一番大事なのはシンシアとの約束、ずっと傍に居る事だと

お腹を撫でられる手が引っ込むともっとしてという様に肉球で頬を押して
甘えるようにきゅーんきゅーと声をだす

シンシア > 「んぁぁあ…むにーてなるー…」

頬を押されると顔が仰け反るように
アンセルが家を出ないというのなら子犬たちに任せることも大事と伝え

「もー、アンセルはー…」

約束を守り続けてくれてる、いつもそばにいて最近は家事も手伝ってくれてる
自分だって家を出ることを提案するのは嫌だったから

「アンセルもほどほどにね?だって飼い主は違う人なんだから」

自分たちに懐きすぎてもよくない、ちゃんと主をだれか
わからせるためにも距離感もって見守ることもしないと…と
心配症のアンセルに話ながら

アンセル > 「シンシアが変な事を言うからだ」

少し強めに頬をムニムニと押し
任せるのは大事と判ってはいるがと困り顔

「約束は大事だ」

だから傍に居る、もし出て行って言われたらその限りではないが
今は家事にも少し離れてこうして枕になって過ごすのが日課
だから出ていかないという目で見つめて

「わかっているぞ。大人になったら見守るだけにする」

一番は飼い主としっかりと教えてはいるので大丈夫のはず
後はヤンチャさえ直せればと考えて
ヤンチャが治れが距離を置いて見守ると告げる

シンシア > 「アンセルが子離れしないからぁぁぁ」

頬を押されると頭が揺れる
一緒にいる約束をしたのに、我が子のように可愛がってるのも知ってたから

仕返しとばかりに手を伸ばして
鼻先、あごのとこをグイグイ押して

「本当にー?子犬たちを気にしだしたら、キリがないんだからね」

ほかにも街には野良犬もいるだろうし飼い犬もいる
1組が自立しても、次の子犬をしつけ出しても大変と念押し

アンセル > 「それはあの子たちが頼ってくるからだぞ」

何度も頬を押しては言い訳の様に答え
シンシアと一緒に居るのとは別に頼られると断れないと

伸ばされた手に鼻先、顎と押されてキューンと情けなく鳴いて

「わかっている、あの子たちが自立したら気を付ける」

流石にこれ以上は深くは面倒を見ないと頷き
街にはまだたくさんの犬たちがいるがそこまではしないと

シンシア > 「アンセルも構うからぁー」

どっちもどっち
子犬たちは興味津々でいろんなものに好奇心を向けてたけど
1つ1つに関わってると切りもない

せっかく1組今、自立しょうとしてるのなら
アンセルに一線ひくことも大事と気にしたまま

「ん、じゃあ…お昼の用意手伝って?パスタでいいよね」

手を引っ込めて、起き上がる
寝入ってしまいそうになるからお昼寝はあとに

昨日、アンセルがとってきてくれたキノコをたくさんいれたものを3人分作ろうと
寝そべる黒い毛並みの背中を撫でながら

アンセル > 「シンシアもあの目で頼られると断れないぞ」

くりくりとした目で見上げて訴えてくる子犬たち
アレを見れば断れないと情けない声で

自立してくれることは嬉しく、そして寂しさも覚えて
これからは少し引かなければと考えて尻尾が垂れる

「お昼か?わかった。それでいい」

起き上がるシンシアに倣う様に起き上がって一度身震い

森に狩りに行ったはずが収穫はなぜか大量のキノコ
毛羽身を撫でられうっとりとして手伝うぞという様に見上げて

シンシア > 「…それでも、だーめ
 甘やかしちゃうでしょ?」

かわいいのは否定しないし、困るのもわかるけど
それでは子犬たちのためにもならないから、厳しく…

起き上がるアンセルがラグから降りると
畳んで片付けると

「はい、アンセルは、キノコもってきてお湯沸かしておくから」

料理に興味を持ち始めたアンセル
簡単な作業から手伝いの中で教えていこうと

頭を撫でたあとに

「うん、じゃ、きのこの後にノル起こしてきて、お願いね?」

にこにこと、休日の朝に弱い「お父さん」を起こして来ることをお願いしてみる
大きなアンセルが起こすのだから、きっとすぐに目を覚ますはず、と

アンセル > 「それは難しい話だ…」

元々群れて生きる狼には近い種族に頼られると非常に弱い
だが厳しく告げられてわかったと完全にしゅんとして

ラグは広げることが出来るが畳めないのでここはシンシアにお願いして

「わかった、持っていくからお湯は任せた」

頭を撫でられ言われた事には嬉しくうなずき
キノコの後に頼まれたノルを起こすことにも頷き

そうしてまずはキノコを運び
その後にノルを起こすために肉球スタンプを落としに向かうので…

ご案内:「平民地区 端っこの自宅」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「平民地区 端っこの自宅」からアンセルさんが去りました。