2017/10/07 のログ
ボブ > (自前で持っている山の中に入っている褐色の肌をした若き木こり。
木を切り倒した空き地部分に来て、切り株の下に鉄棒を突き刺し、切り株を掘り起こしては、土をならし、木の苗木を植えていて)

「ふぅ~……ちゃんと新しい木を植えておかないと30年、40年後、俺自身が困るからな……」

(額に浮き上がった汗を手の甲で拭きながら、実に勤労青年といった感じの笑みを浮かべながら、植樹した地面を眺めていて)

「掘り起こした切り株もちゃんと適度な大きさに切り分けて、乾燥させておかないとな。
木こりなのに薪を他から買うっていうのも馬鹿馬鹿しいし、切り株といっても無闇に腐らせるのは勿体無いからな」

(掘り起こした切り株を一塊に置き、その切り株の上に腰をかけていけば、水袋に入った水で喉を潤していく男)

ボブ > (地面に一塊にして置いていた切り株を背負子に纏めているとそんな男の元に半同居人である野生の狼が現れ、
男のズボンの裾を咥え、クイックイッと引っ張りあげてくる所作を見せていくのを見つめていき)

「ん?どうした? 今日は久々に俺ん家に泊まるっていうのか? そのついでメシも作れってか?
しかたねぇな~、猪の肉でも軽く炙ってやるか」

(駄々っ子のようになっている狼の姿を見て、やれやれと言った表情を顔に浮かべながら、
切り株を纏めた背負子を担いでいけば、山道を下り始め、男が住むログハウスへと一人と一頭で歩き去っていった)

ご案内:「王都近くの…とある山中」からボブさんが去りました。