2017/10/03 のログ
■ジェイル > 「私個人としてはどうでもいいんだがな。
…護衛…?」
こんな所に一人で入る相手に護衛など必要なのか。
そもそも護衛を付けたいなら最初から付けてきそうなものだ。
敵意こそ見えないものの、不自然な所が気になれば警戒は解けず。
「…知らんな。
………大蛇………」
同じ魔族であれば、すぐに答えは出てきた。
それと同時にサングラスに手をかける相手に、目の前の相手がまさにそれだと察した。
しかし僅かに気づくほうが遅かったようで。
「貴様が…………!
高位種のバジリスクが、こんな所で何をしている…!」
服を割かれれば、人間と同じ肌が現れる。
身動きこそ取れずとも、正体を見せればと一度姿が何の色もない真っ黒な何かに変わり…色がついたと思えば本来の魔族の姿に戻っていて
■バルジリス > (相手の自由を封じ、さあこれからどう嬲ろうか…そう考えようとすれば、相手の姿が黒く、人に似るも人に非ざる姿となったのに目を丸くし…)
……!おや、あなたも魔族でしたか…その褐色の肌、シャドウ種の魔族とお見受けする…
(そう言って、自分も人間の姿を半分といて、下半身が蛇のように…)
何をしている?それは此方のセリフですな。魔族のあなたが人間の真似事など…まあ、俺もあなたのことは言えないが…
(そう言いながら、自身のしっぽを相手の足元から絡ませていく)
まあ、いいでしょう。お互い、お互いの事情など知ったことではないようですし…教える義理もない。
(そして、バルジリスの尾は相手の腰に絡まっていき…)
今の俺の関心事は、あなたの抱き心地です。
ですが…このままあなたを抱いても、あなたに苦痛しか与えれませんね…
(そこで、にやりと蛇のように笑んで)
そうだ、我が主からもらった、魔族用の媚薬があるのでした。これを使えば、あなたも心地よく…脳髄をとろけさせ…気持ちよくなれますよ?
(そう言って、注射器を取り出し…相手の首筋に刺そうと…)
■ジェイル > 「……よく言う…。
人間ではないことぐらいわかっていたんじゃないのか」
睨むように相手を見据える。
それと同時に動くスキができないかと神経を巡らせ
「…私はたしかに魔族だが、事情があるものでな。」
言いつつ、足元から這い上がってくる感触に眉を露骨に寄せて見せ。
「……ゲスが…!
私は貴様に興味など毛の先ほどもない…!」
怒りを隠すつもりなど毛頭ない。
むしろ殺気と呼んでもいいほどの気迫を相手に向ける。
「……!?」
媚薬という単語が聞こえた瞬間、明らかに一瞬怯んだのが伝わるはずで。
何とか防ごうと地面から一筋、影を注射器を持つ手へと針にして伸ばしていく。
■バルジリス > (相手からのすさまじい殺気。それを受けながらも顔は涼しい表情、一応こちらの方が主導権は握っている…その油断が命取りだった…)
……イッ!
(床から延びた影の針、それによって手に痛みが走り、注射器を落とし…周囲に、甘ったるいにおいが回って…)
あ、ああああああ!あのお方から賜った媚薬が……
(媚薬を落としたこと、そして、手に感じたチクリとした痛みは、バルジリスの怒りの点火源には十分で)
貴様ぁ……俺の親切心からの媚薬を拒否するとはぁ…苦痛しか無い交尾のほうをお望みかなぁ…?
(ミシリと、相手の体を巻く蛇の尾に力が入る)
仕方がない…そっちがその気なら…
(そう言えば、もう一本注射器を取り出し…)
ふふふ…さっきのは濃度を薄めてあったが…これは原液だ。さあ、脳みそ溶かして、よがり狂え!
(そう言って、注射器を、ぷすりと首筋に刺して中身を…さあ、ここから始まる惨劇がどんな物になるか…まだ誰もわからない…)
ご案内:「崖に空いた洞窟」からバルジリスさんが去りました。
ご案内:「崖に空いた洞窟」からジェイルさんが去りました。