2017/03/07 のログ
ご案内:「宵闇城キルフリート」にタマモさんが現れました。
タマモ > …まぁ、注意はされたが、だらか来ないという訳ではない。
3Fまでは到達済みだから…こう出来る訳ではあるし?

何も無い空間、開かぬ扉の前に、ゆらりといきなり少女の姿が現われる。
前に来た時に、結局開けずに戻った為にここまでしか転移の条件を満たしてなかったのだ。

「さて、今日の扉は妾を受け入れる為に開放を………されておらぬのぅ…?」

ふわりと床に降り立ち、前回同様に閉まっている扉を見れば、はふん、と溜息。
袖から扇子を取り出せば、いつものように開こうとするも…
その姿が消えると同時に、今少女のいた場所に衝撃が走った。

「………やれやれ、ここの階の連中と言うのはせっかちでいかん」

辺りに振動を起こすほどの衝撃か、だが、何事も無かったかのように少女はすぐ側に佇んでいた。
扇子を広げ、扇ぐ。そこから覗く瞳は、普段の色とは違い…赤く染まっている。

タマモ > 「妾が相手をしたいのは、お主等ではなくここの城主なのじゃ。
まぁ、大層な力を持っておるようじゃが、お呼びでは無い。
…という訳で、妾をそっとしておいてくれると…おぉっと…!?」

言葉で追い払えるとは思えないが、一応は言ってみる。
…心にゆとりを持って欲しいものだが、語り途中に再び衝撃が遅い、少女は姿を消す。
その姿は、また別の場所にある訳で。

「困ったのぅ…妾の言葉を聞く気もないか?」

扇子で扇ぎながら、少女は言葉の通り、困ったように言葉を続ける。
攻撃は止まない、しかし、その攻撃が当たる事はない。
それは、まるで何が先に起こるのか分かっているような動き。
余裕を見せているつもりなのか、他に考えがあるのか、少女からは今だ攻撃をする気配はないようだが。

タマモ > 「………言ってやろうか?
妾が普通にお主等を倒そうと攻撃すれば、結構な時間が掛かるじゃろう。
逆に、お主等の攻撃が妾に当たる事があれば、すぐに決着は付いてしまうじゃろう。
それでも…勝とうと思えば、妾が勝つ事となる。
なぜなら、お主等がどう頑張ったところで妾に当てれぬからじゃ。
喰らえばひとたまりもない攻撃を、ただ突っ立って受けると思うておるのか?ん?」

続けての攻撃に、その姿を消し、また別の場所に現われる。
何とか手を止めてくれないかとは思うのだが…どうも相手さんも、何か意地があるらしい。
軽く肩を竦めながら、何か良い手はないかと思案していた。

実際に本気になれば、倒せる。結構な苦労をするが。
だが、倒せば…またこういった者を呼び出すだろう。
呼ばれたら、また倒せば良い、そんな簡単な話ではないのだ。
…どうやら、こういった者を呼ばせ続けるのは、よろしくないらしい。そんな報告を受けていた。