2016/11/15 のログ
■イルマ > 「あァ、そうなんだ。今時期は寒いからね」
ローブを着て歩くのも必要だろうと笑う。お互いに感じた何かしらの共通点がどういうものかは、店に行ってからとなろうか。
「お酒なら幾らでもあるよ。いつも良い酒を持ってきてくれるお客さんがいるんだ」
路地を辿っていけば間もなく行き着く店。
外面は雑貨屋。中に入れば棚に並べられた諸々の他――目聡ければカウンターの向こうに何やらワケありの品が置かれているのが見えるだろう。
屋内は暖かい。ローブを脱ぐならば受け取ろうと片手を差し出した。
■ノア > 「 じゃあ行こう、イイお酒♡ 」
単純明快、即決即答。ミステリアスな雰囲気纏う彼女の素性も気にならない訳ではない、けれど.. そんな彼女の店で頂ける酒は、その辺の酒場では味わえない代物な気がしたから。ともかく彼女に続いて店内へ入れば、室内の暖かさに ほっと猫目を細める。フードを取って薄紫色の長い髪をふわりと解放し、脱いだローブは差し出された彼女の手へ遠慮なく預けさせて貰い。
「 へぇ.. 雑貨屋さんなの、あ.. コレ可愛い♡ おねーさんのセンスが良いのね。」
棚に並んだ趣味の良い雑貨の数々を楽しげに眺めつつも、時折カウンターの奥にも視線が揺れる。鑑定士ほどの知識はなくとも何となく.. 彼女の雰囲気も相まってか やたらと価値のある、そして危なげな品々に見えた。
■イルマ > ローブを受け取り、適当な所に引っ掛けてシワにならないように吊るす。
「好きに見て良いよ」と声かけ、閉店の掛け札を店の扉にかける。
「雑貨屋だね。……ふふ、ありがとう。何か欲しいものがあったらいつでも言ってね」
品揃えは豊富だ。きっと見ていても暫くは飽きないだろう数。
やがて年代物らしき酒瓶を一本持ち出すと、彼女をカウンターの奥へ誘った。
「さ、飲もうか。…そうそう、アタシはイルマ。まぁ名前くらいは覚えといてよ」
二人掛けのソファと、それに比した大きさのテーブルがある。
二つのグラスと酒瓶を其処に置き、座るよう促した。
■ノア > ローブを掛けてくれる彼女に「 ありがと 」と短く礼を言ったかと思えば、欲しいものがあったら.. との言葉に対して喰い気味に「 コレ欲しーい 」なんて、花を模したガラス細工の髪飾りを指差してみたり。遠慮なく店内の品々を見て回る様は、初対面とは思えぬ馴れ馴れしさで。
暫くして呼び声に視線を向けると、彼女の持つ酒瓶のラベルに目を見開き..
「 .....って、それ.. 」
手懐けられた動物のように、誘われるがままカウンターの奥へ。美酒を前に気持ちも高まり、やや前のめりでソファーに座る。
「 それ開けちゃってイイの ?! .....あ、そうだ.. まだ名乗ってもいなかったんだよね。
あたしはノア、よろしくね イルマ♡ 」
ぺろ、と唇を舌先で舐めつつ.. 未だ互いの名も知らぬ仲だったと気付いては慌てて名乗り、にこりと懐っこい笑みを浮かべ貴女の名前を呼んだ。
■イルマ > 指さされた髪飾りを見るなり「あぁ、それなら40ゴルドだったかな」とそらで口ずさむ。
店の品物の値段は全て頭に叩き込んでいるようだ。初対面とはいえ堅苦しい間柄は好まぬ身、彼女の馴れ馴れしさが少し嬉しくもある。
隣同士でソファに腰掛け、グラスにそれぞれ酒を注いだ。
「いいんだよー。ずっと仕舞い込んでいたら宝の持ち腐れだし…こういうのは誰かと飲むに限るね」
そうだろ?と笑いながら言えば、片方のグラスを持って軽く掲げた。
「あぁ、よろしくね ノア」
戯れるように互いの肩を触れ合わせ、乗ってくれるならば乾杯をする。
■ノア > 「 40 ?! 花弁の細工も細かいし、色付けも繊細で.. ほら、色変わるよー ? ちょっと安過ぎない ? あ..... けどもう今更値上げは無しね。」
元々人は好き。気になる事は色々あっても、貴女の飾らない口調や粋な雰囲気が気持ち良くて.. ペラペラとよく喋る。
二人掛けのソファー、貴女の左隣に腰を下ろすと触れ合う肩と肩。足下こそ違えど、何だかお揃いみたいで可笑しくて.. 無邪気に寄り添い返しつつ、グラス同士を軽くぶつけた。
「 ふふ、乾杯..♡ 」
.........当然、ものすごく美味しい。口いっぱいに豊かな味が広がり、香りが鼻を抜ける。ふはぁ.. と至福の表情浮かべた頃には、先程ちらりと覗き見た危うげな品の数々ももう、あまり気にはなっていなくて。肩と肩、素肌同士を擦り寄せたまま、隣の涼しげな瞳を覗き込み。
「 .....最高、まさか今日こんな上物にありつけるなんて。さっきイルマがお見送りしてた、あのお客さんにも感謝しなきゃ。」
■イルマ > 「まぁね。アタシも少し悩んだんだけど、結局それで決めちゃった。はは、値上げなんてしないよ」
飾らない口調や雰囲気は、短くはない経営生活で自然と身についたものだ。
己も、よく喋る懐っこいノアの雰囲気に好感を持った。
二人掛けのソファにお互い座り、乾杯を交わす。
触れ合わせた肩と肩。素肌同士を擦り合わせるように寄り添い合って、美酒を味わう。広がる豊かな味わいに吐息を零した。
「それは良かった。…あぁ、さっきのお客さんはね、ちょっとしたものを売りに来てたんだ。そのお陰でノアと会えたんだから、確かに感謝だね」
覗き込んでくる琥珀色の瞳を見つめ返して、ふふ、と微笑んだ。
■ノア > 「 ふふ、それなら買って帰るー 」
しっかりちゃっかり値上げはしないと聞いてから、購入を決定。少しずつ、グラスに口を付け美酒とお喋りとを堪能し..
「 声掛けてみるもんね、友達できちゃった♡ あたし宿転々としてるのもあって、あんまり友達居ないんだよねー .....だから今日も一人、酒場選びにふらついていたって訳。」
さらっと貴女を "知り合い" ではなく "友達" と言いながら、不満げに孤独を愚痴る。しかし不満げに尖らせた唇も、グラスから美酒を流し込んだ途端笑みを浮かべる単純さで。
■イルマ > 「お買い上げありがとうございました。……ってね」
冗談めかし、お店としての定型句を口にする。
美酒を少しずつ口にしながら、気兼ねないお喋りを楽しむ。
「あら、そうなんだ。ふふ、でも友達が出来たんだし、もう寂しくないでしょ?」
「暇な時あればいつでもお店においで。ノアならいつでも歓迎だから♡」
ね、と誘いかけながら、彼女の手をとって軽く握る。
懐っこい微笑を見せたままグラスを傾け、美酒を味わって。
■ノア > 「 他にも綺麗なのいっぱいあるし.. なんだか、イイ常連になりそー 」
軽く店内を見て回っただけで、一点お買い上げ。そんな自分に ふふ、と肩揺らしてリピーター宣言。
空いていた片手を握られると嬉しくて、ほんの少し気恥ずかしくて、此方からも きゅっと握り返す。共に美酒を味わいつつも握った手をほどこうとはせず、離れ難い心地好さから無意識に 指を絡めて繋ごうと..
「 女のコと手繋いだのなんて、いつ振りだろ.. それこそ、ほんと子供の頃以来じゃないかな。」
「 久々過ぎてちょっと照れるけど、なんてゆーか..... 悪くないかも。」
自分で言ってて恥ずかしくなったか、再び酒を煽る。少し多めに。こうして暫く "友達" との時を楽しんでいれば、すいすいと酒も進み.. 元々馴れ馴れしくて甘ったれた口調は次第に、更にだらしなさを増して。
「 .....にして も、ほんと止まんない。おーいしー♡ ふふ 」
ご案内:「繁華街」にノアさんが現れました。
■イルマ > 「常連になってくれるなら嬉しい限りだね。たまに新しいものが増えたりするから、見ておくとお得だよ」
リピーター宣言に、嬉しそうに笑う。どのようなお客であれ、来てくれるのは歓迎だ。ましてや友達ならば尚更の事。
無意識か、彼女が指を絡めるようなら拒まない。互いの細い指を絡ませ、掌を合わせるようにして繋ぐ。
「そう? アタシは好きだけどな、女の子と手を繋ぐのって」
お酒が進むごとに、甘く緩んでいく口調にくすくすと笑う。
此方もだいぶお酒を入れたせいか、頰を淡く染めながら意識が高揚するのを覚えて…
そして戯れの一環として、何やら思いついた表情。つと顔を寄せ、避けられなければちゅっと彼女の唇に軽いキスを落とそうとする。
「ふふ……ノアかわいい♡」
ご案内:「繁華街」にノアさんが現れました。
ご案内:「繁華街」にノアさんが現れました。
ご案内:「繁華街」にノアさんが現れました。
■ノア > 友達だなんて勝手に思ってはいるものの、出逢ったばかりの貴女は知らない事だらけ。まして恋愛の嗜好など知る由もなく、女の子と手を繋ぐのが好きだという言葉に何も引っ掛からずに.. 寧ろ指を絡めて握ることが叶い、満足そうに身体を寄せて。
「 イルマって、友達いっぱい居そー。びじんのクセに 気取ってなくて、サバけてて.. 男にも女にも モ ─── .........っ、ん ? 」
ふにゃふにゃと甘ったれた口調になってもなお、相変わらずよく喋る。貴女に抱いた印象や魅力に、男女問わず人気がありそうだと語り始めるも.. そのお喋りな唇が、柔らかな何かに塞がれる。
「 えっ、と...... ちゅ ぅ.. した ? 」
軽く触れ合った柔らかな感触が、貴女の唇だと理解するのに数秒かかった。こてんと首を傾げ問うも、其の表情は心地好さそうに ゆるりと微笑んでいて..
「 やーらかい..♡ てゆーか.....イルマのく ち、せくしー。」
■イルマ > 少なくとも友達という認識は双方向的になり得ているのだが、一応初対面となる関係。
満足そうに手を繋いで身を寄せ合い、肩と肩を擦り寄せる。その中で、美酒はもう半分ほどに減っているようだ。
「うーん、いっぱいってわけでもないよ? …あはは、どうせモテるなら女の子相手の方がいいな」
キスを仕掛けても、どうやら嫌がってはいない様子。セクシーと言われた唇が緩く弧を描いた。
「ありがと。ノアの口も、十分セクシーだし?……もっと、しよ♡」
誘うように囁けば、再び唇を重ねた。柔らかな感触を味わって、伸ばした舌先で軽く合間をなぞるように擽る。
■ノア > 「 ふーん......... ん、そうな の.. ? 」
同姓の方が良いという言葉にも、理解しているやらいないやら。勿論酔いが回っているせいもあるが何よりこの女、男性経験こそあれど.. 同姓となれば話に聞いたことがある程度。
目の前の貴女の甘い誘いと、酔いとはまた違う不思議な感覚。キチンと頭の中の整理も出来ていない癖に、考えるより先に動いてしまう身体。もう一度あの不思議な感覚を味わいたいと、気付けば素直に頷いていて..
「 ん.. イルマなら、いい よ。もーいっかい、する......... っ、ん.. 」
唇に触れるのは、異性にはない柔らかさ。悪戯に唇を擽るのは、異性にはない繊細な舌先。其のどれもが初めての感覚で、思わず唇が隙間を作り.. だらしなく隙間の開いた唇から、熱っぽい吐息が漏れた。
「 .....っ、イル マ .. 女どう し、なのに... なん、か.. きもち ぃ、か も..... 」
■イルマ > 「そう。……アタシ、女の子が好きなんだよね」
鈍い反応からすると、同性経験は目の前の相手には無いらしい。
だからと言って、彼女を無理に此方に引き込むことはしないつもり、なのだが。
「ありがと、ノア。……ん、っ、……」
持っていたグラスをテーブルに置き、繋いでいた手をキュッと強めに握る。どちらからともなく顔を寄せ、唇を重ねた。
作ってくれた隙間に舌を差し込んで、歯列をゆっくりなぞりながら彼女のそれと擦り合わせていく。
「ん、っ……いいでしょ? 女同士でしか、出来ないコトもあるんだよ、‥っ」
■ノア > 「 ......... ぁ、 そーな の.. ? 」
包み隠さぬ貴女の言葉に、流石の酔っ払い未経験者も理解する。すると途端に頭の中で、様々な思考が巡り..
「 女どう しで、しか.. 出来 な い、こと...... っ、ん.. 」
同姓との行為。生物学的にいえば生殖本能による異性との行為と違い、必要な欲求ではなく.. だからこそ か、余計に神秘的かつ淫靡な行為にさえ思える。其の相手が今目の前に居る貴女のような、綺麗な女性なら尚更..
「 なん か..... っ、ん.. 男の 人と違... っ、ん ぁ......... すご ぃ、えっち.. 」
時折舌先を絡めては唇の端から僅かに唾液垂らしつつも、熱っぽい吐息混じりの言葉を紡いで。
■イルマ > 柔らかな同性の唇を堪能し、舌先を絡めて垂れる唾液に口元を濡らす。
暫く口づけを続けた後、唇を離してコツ、と額同士を合わせ、瞳を覗き込むような仕草。
「……えっち、でしょ…? ふふ、ノアったら…かーわいい……」
神秘的で、淫靡な行為。背徳的かもしれないが止められず、戯れのように何度も唇を啄む。
寄せていた顔を離してまたグラスを持ち、美酒を喉に注ぎ込んでホッと息をつく。
「………どうだった? アタシとのキス」
熱を僅かに孕む声のまま問いかけ、肩を甘えるように擦り寄せる。
■ノア > 「 .........はずか しく て.. たまん なぃ、のに ... きもち くて、やめら れな ぃ.. っ。」
酔いも手伝って素直。感じるままを正直に、言葉にしていく。そして其の言葉は身体の奥が疼いていくのをハッキリと自覚させ、唇の端をだらしなく濡らしながら何度も、何度も同姓との口付けを..
「 .........っ、ゃ.. 」
唇が離れ、グラス片手に貴女が一息つく。どうだったか なんて聞かれては、改めて今起きた出来事に ぶわっとわかりやすく頬を染め、
「 すごい.. 気持ち良かっ た、です。」
動揺のあまり語尾が謎の敬語に。
■イルマ > 問いについて、頰を染める彼女を見つめる瞳は、どこか愛おしげな色を孕む。
謎の敬語を含んだ答えには、プッと思わず吹き出して笑った。
「あ、はは。……なら良かった。……もうちょっとする?…キス」
自分の唇に指先を触れさせ、首を傾ぐ。
解けかけていた手を、改めて指を絡めるようにして繋ぎ合わせた。何もかもが彼女を誘っているように感じられるかもしれない。
■ノア > 「 ぁ.. ちょ、今 笑ったでしょー 」
謎の敬語で吹き出される。己とは対称的にペースを崩さない貴女に、今度は謎の対抗心が芽生え..
「 べ、別に生娘じゃああるまいしっ.. ちゅぅくらいしたことあるし、ま.. まぁ、女の子とは初めてだけど..... けどっ、その.. ちょっと恥ずかしくなっちゃっただけで、別 に ───
── ん.. する。」
ぎゃあぎゃあと羞恥誤魔化す様に謎の強がりを見せるも、結局は絡まる指や妖艶な笑みにやられて あっさりと誘いに乗ることに。
指先に触れる濡れた唇を やけに慎重に、柔く柔く撫でてみたり.. そうしながらも、視線は扇情的な目元へ向けられていたり.. 要は、貴女の甘い誘いにどっぷり嵌まった訳で。
「 .........イルマのえっち。」
■イルマ > 「ごめんごめん。だって、ノアが敬語なんて使うから……」
ペースの差は、同性との行為が経験済みか未経験かの違いだろうか。
あっさり誘いに乗ってくる彼女に微笑み、柔く唇を撫でてくる指先をそっと食んでみせた。
えっちと言われようと、毫も気にした素振りを見せない。再び顔を寄せて――互いの視線を絡めた。
「……ノアも十分えっちだと思うけど? ………んっ」
クスッ、と小さく笑った後、言葉を奪うように口付けた。柔らかい唇を押し付けて、互いの舌を絡め啜る。
■ノア > 「 .....違っ、あれはちょっと.. だか ら、その......... ん、っ..♡ 」
むぅ、と尖らせた唇を再び塞がれてしまえば.. 生意気そうな猫目も とろんと細めて、素直に受け入れてしまう。
其れからどれくらい唇を重ね合っただろうか.. 貴女の唇の柔らかさを完全に覚えるまで、強請ってしまっただろうか..
いずれにしても身体は次第に欲情し、好奇心も膨らむばかり。もしかしたら口付けの先を教えて貰おうとしたかもしれない、が..... 恐らく、その頃にはもう回りに回った酔いと刺激的な初体験とで容量オーバー。ぷしゅぅ と湯気を吹いて ぶっ倒れてしまう筈で。
そのままソファーで気絶 ( 爆睡 ) してしまったなら、昼過ぎまで起きないかもしれず。営業妨害だと路地に放り出されるか、仕方なく置いて貰えるかは貴女次第で.....
■イルマ > 何度となく口づけを繰り返し、その先へ……と発展しようとした矢先。
容量オーバーとなり、ソファの上でぶっ倒れた彼女を見てあらら、と笑ってしまった。
放り出すようなことはせず、昼過ぎまで起きないのであればとりあえずお店は臨時休業。
目が覚め次第、ローブを差し出してごめんね、と軽い口調で謝ったりも。
いずれにせよ「また来てね」という言葉と共に彼女を送り出したのだろう。
新たにできた友達が次いつ来るかということを楽しみにしながら、いつも通り店を開ける――
ご案内:「繁華街」からノアさんが去りました。
ご案内:「繁華街」からイルマさんが去りました。
ご案内:「平民地区 メイン通り付近」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 「さむーい」
肩をすくめて、通りの端っこの物陰で小さく震えるような声をあげる
この路地にもナワバリを持つ野良猫の先客がいて、逃げてきたとこ
風が避けられるような壁と布でもあれば寝床になるのだけど
都合よく両方が揃ってる場所の空きが、なかなか見つからない。
フードを被っては通りを歩きながら、路地や物置の後ろとかを覗き込んだりしていく。
■シャルレ > 人に頼るなら猫のままのほうが、一晩でも拾って帰ってくれるような成功率もありそう
だけど、夜も更けてくればメイン通りといえど、人はほとんどいない
「やっぱり自力かなあ」
肩を落とし、頭の中でグルグル考えてるけど思うような答えが出ない。
周囲を見渡し酒場から複数の人の声。
帰り道に拾ってもらうのを狙うなら猫のままがいいのか
人のままがいいのか考えながら、酒場近くまで歩きながら