2016/09/07 のログ
ご案内:「とある教会」にインヴィリアさんが現れました。
インヴィリア > 人気のない森を抜ければ、そこには一つの教会があり、その森を一人の神父が抜けてくれば、青い屋根で十字架が突き刺さる教会が見えてきます。
神父は教会が見えてくると汗を拭うように左腕を額へとこすりつけ。
教会を見てからため息をつき、教会へと足を一歩一歩進んでいきます。
そして近くまでくれば、囲いがあり、入り口らしき場所だけそれが途切れていることがわかります。
そして神父は入り口へと向かい教会を見れば白い壁が薄汚れていることと墓場が見えてきます。裏手の方に西洋風の十字架が立つ墓がいくつかあり、ここからでは見えないものの裏口もやはり、柵は切れていた。
(やっとつきましたね。もうこの時間では流石に暗い明かりをつけないとな)
右手を前にだし、勢い良く木製のドアを開きます。
そうして中に入ればまずはというように、明かりをつけるために、魔光球に魔力を注ぎ光を灯します。
それは徐々に明るくなり最初はホタルほどの明るさだったものは、徐々に強くなりここに来るための灯火になるほど明るくなっていきます。
「これで、目印にはなるかもしれません。迷える子羊のための」
教会の中は、椅子と十字架や机がおいてあり、長椅子もその中にはいくつか混じっていた。

インヴィリア > 神父が窓へと視線を向ければ外には星空と月が見えていた。思い出したかのように神父は近くにあった薬草を掴んで机の上に置きます。
その机には石が2つおいてあり、これで薬草をすり潰して見るようで片方を机に片方を手に持ち、薬草を石の上においてから、持っている石で挟みそれで抑えながら回してすり潰していきます。
それからいくつかの薬草を混ぜて最後に魔法をかけて何やら薬らしきものを作ってみようとします。
息を少しきらし
「これは思ったより重労働です。次からはなにかいい道具を作っておかないと」
肩で息をしながら、一度椅子に座り込んで
「この教会には不思議な噂が流れているらしいですね。最初は悪魔を呼び出して、願いを叶えて貰うみたいなものだったと聞きましたが、今では私が願いを叶えてくれると……悪魔ならまだしも、教会の神父にそんな力があるでしょうかね。」
誰に語るでもなく、神父は独り言のようにこの教会に関する都市伝説について、語っている。

インヴィリア > 「願いを叶える言い伝えは、どんな国にもあるものですね。やはり、救済が必要な人がおおいのでしょうね。教会としては悲しむべきことなのやら、嬉しがることなのか迷います。」

神父はそう言いながら、先ほど作った薬を見ていた。粉のものと丸くなったもの両方があった。
それを見ながら

(この薬どんな効果になったのでしょうね。きっとこれで救われる人がいるはずなのですが、効果があるのかないかのかわからないな。実験が出来ればいいが)

恐らくは神父が作ったこの薬は人を軽いエッチな効果のある病気にかからせる薬と、それを直す薬のはず
これも上手く作れていればの話……失敗してどんな効果があるかわからないものでもあるだろう。

「困ったものです。作るだけ作っても飲む人がいなければ意味がないものです。まさか神父の私が人体実験というわけにもいきませんし」

(誰か来ないものか)

そう思いながら2つの薬をどうすべきか机に肘をつき手を頬に当てながら考えこんだ。
まるでロダンの考える人のように見えなくもないポーズで