2015/11/23 のログ
■ロト > 思いっきり投げなくても 夜叉としての握力で握り潰せたのではとつい思った。
でも見た目的に綺麗に割るには投げた方が早いし均等に割れる。
お、アンデッドが壁へと潜り消えていく。あっという間に二人っきり。
「あれから 忙しくなりましたからね、
無理も御座いません、私は所詮 末端の僕 特別な恩寵もなく。
奉公の期間も短い故、無理もないと思っておりましたし」
がらんどうのような広い空間 謁見の間も人数減れば
寂しい光景、大差何も持っていない少女は
「ええ、建前は 兎も角。正面から堂々と帰りますわ。
…のようでしたわね、魔王ハスターはおじさまなのは事実ですので。
後は 魔王アスモデウス様は師匠です。魔王アスタルテ様は…我が酒造の常連客ですわ。
もし相見えましたら いずれかの魔王の配下に居りましても
柔らかく頂きましょう」
艶っぽくウィンク付きで宣言してみた。
「では 私はこれにて おさらばです」
謁見の間の巨大扉 あける事はせず そのまま透過して通過すると散策です、と言わんばかりに難なく 宵闇城を去って行ったー
その先は いずれかの魔王陣営か 不明だった。
■ロザリア > 「壮健であれよ」
背中に一言だけそうかけて、王座へと歩み戻る
鮮血の宝玉の欠片は溶けこむようにロザリアの掌に消えてゆく
ゴゴゴ、と城が鳴動する
「あぁ、お前だけは見ていたな、キルフリート。
まぁ良かろう。先代までの吸血鬼はどうだか知らんが、吾は人間上がりなのでな」
甘くて丁度良いであろう?と城に語りかけるように声を響かせて
城は再び沈黙する
納得してもらえたのか、呆れているだけなのか
今宵も宵闇に城は佇む
ご案内:「宵闇城キルフリート・謁見の間」からロトさんが去りました。
ご案内:「宵闇城キルフリート・謁見の間」からロザリアさんが去りました。