2023/06/22 のログ
ご案内:「白昼の平民地区」にティカさんが現れました。
■ティカ > 【継続の待機中です】
ご案内:「白昼の平民地区」にヴィルヘルミナさんが現れました。
■ティカ > 「う、嬉しいってお前………みゃぁあっ!? や、やめろぉっ! お前、いちいち手付きがヤらしいんだよっ!」
無造作に伸ばされた手に胸の膨らみが撫でられて、飛び退いたところに追いすがる様に内腿を撫で上げてくる彼女の手付きの妖しさに、同性同士の戯れには初心その物の少女戦士は頬を赤らめぎゃんぎゃん吠える。
そんな手にひょいと手首を掴まれて、たおやかな外見からは予想も出来ぬ力強さで引っ張られると、冒険者としては非力そのもののチビでは抵抗など適うはずもない。
「ちょ、待……っ、ま、まだ着替えが――――お、おいっ、あたしの着替えに妙な真似すんじゃねぇぞ! ぜ、絶対だかんな―――っ!!」
共に捕物を行った冒険者達や《指揮官》は、何か尊い物を見つめる眼差しを向けてくるばかり。
痴女スタイルのまま引っ張られるティカは、捨て台詞めいた悲鳴を虚しく響かせどこぞへと連行されて行く。
その先に待ち構えているのだろうめくるめく何かに若干どきどきしつつも、マイペース極まりない貴族令嬢には
「―――ったく、わーったよ。あんたのお陰であっさりと依頼が終わったのも確かだし、付き合ってやるよ。あたしはティカだ。ま、貴族のお嬢様があたしみたいなのとどんな風によろしくするつもりかは分かんねーけどな」
唇を尖らせ憎まれ口を叩きつつ、赤みを残した童顔のまま歩調を合わせて歩き出す。
片手でしっかりと合わせを閉ざした短ローブからは、相も変わらずベルトポーチの食い込むむちむちの太腿が覗いていて気が気ではないのだけれども、隣を歩くツインテール美少女にも周囲の視線が分散されるおかげで先程よりは多少マシな気分であった――――などと言ってられるのも恐らくは今のうちだけ。
■ヴィルヘルミナ > 「そりゃあ…これからヤらしいことするもの。当たり前じゃない」
貴族の令嬢とは思えぬ下品な発言を返しつつ、手を取ってずんずん通りを進んでいく。
着替えがあったらしいが、どうせ脱ぐのだから関係あるまい。
そして、しばらく通りを、それとなく富裕地区の方へ進んで行き…。
「さ、着いたわよ」
たどり着いたのは平民でも裕福な者が使うような、見るからに高級な宿。
勿論貴族の姿もちらほらと見える。
そんな宿にヴィルヘルミナは躊躇なく入り、ティカが何かを言う前に受付を済ませ、取った部屋へと彼女を案内する。
「宿代は気にしなくていいわ。ほら、早く?」
そしてヴィルヘルミナに手を引かれティカが入った部屋は、
これまで彼女が経験したことのないであろう高級感に溢れていた。
いかにも高価そうな調度品。見るからに快適な家具の数々。
そして、如何にも寝心地の良さそうなふかふかのダブルベッド。
「じゃ、先にシャワーを浴びてくるわね。血が付いていたら嫌でしょう?」
ヴィルヘルミナはそう言ってティカを一人残し浴室へと向かう。
しばらくは、魔導シャワーが水を流す音を聞くことになるだろう。
■ティカ > 「ヤらしいことすんのっ!?」
いや、まあ、その可能性を考慮しなかったかと言えば嘘になるが、こうまで堂々と宣言されるとは思っていなかった。
『そ、そっか……これからコイツとヤらしい事すんのか……』
などと考えつつ、背丈の割りには発育の良い双丘の内、心音の高鳴りを意識するティカの頬がますますの朱に染まる。
そうしてたどり着いたのはティカが現在宿泊している立派な宿よりも更に幾つものグレードアップを果たして見える新米冒険者とは全く縁の無さそうな高級宿。
こんな格好で―――普段の格好だろうとやはり場違い感は拭えなかっただろうが―――そんな場所に立ち入る事への抵抗感を口にする前に、如何にも慣れた様子の彼女はさっさと受付を終えて気付けば室内。
「――――い、いや、これで宿代は折半ね♪ とかヌかされたらぶん殴って逃げるけども…………ふぁぁぁ、と、とんでもねぇ部屋だな。一泊いくらになるんだか、正直考えたくもねぇ……」
現在は痴女スタイルではあっても薄汚れているわけでは無いというのに、それでも触れるのが憚られる家具の数々。
それらに完全に気圧されながら
「お、おう。ごゆっくり……?」
まるで自宅に帰って来たかの彼女にとりあえずといった感じの返事を戻し、しばらくうろうろ。
この壺は売ったら幾らになるんだろうか……この果物は食っていいのか……などなどの思考の末にダブルベッド腰掛ける。
ただでさえ小さな体躯を更に縮こまらせるかの様子はまさに借りてきた猫の有様。
流石は高級宿。
防音も行き届いているのか聞こえてくるのはヴィルヘルミナと名乗った少女の浴びるシャワーの音ばかり。
■ヴィルヘルミナ > しばし後、汗やら何やらをしっかりと流し、さっぱりとしたヴィルヘルミナが浴室から湯気と共に出てくる。
学生服を脱いだその身はバスタオル一枚で覆われ、長い金髪は照明でさらに輝いて見える。
「さ、お次どうぞ?」
そう言ってヴィルヘルミナは視線でティカにシャワーを促す。
浴室もまた高級感溢れる造りながらも、初めてでも迷わず使えるよう道具には説明書きが施されていた。
そして、湯気に混じったヴィルヘルミナの残り香が微かに香ることだろう。
■ティカ > 「――――お、おぉ……」
部屋付きのシャワールームから現れた貴族令嬢は、ティカを一回り立派に発育させたかの様な肢体をバスタオル一枚で包んだだけのしどけない姿。
立ち上る湯気とお風呂上がりのいい匂いに訳も分からずどきどきしながら、逃げ込む様に浴室へ。
『痴女スタイルは脱衣の速さが利点だな!』
なんて現実逃避気味の思考を空回りさせて、先程嗅いだのと同じ匂いにますますおかしな気分に。
そんなあれこれを頭から追い出すべく、ふんだんに魔導具の設えられた高級シャワーを説明書きを頼りに使用して(途中「ふぎゃぁあっ!?」とお湯のつもりで冷水を浴びたチビの悲鳴が聞こえたりなんて事もあったりなかったり)。
「ええと、………あ、あがったけど」
先の彼女に習ってこちらもバスタオル一枚きりの風呂上がり姿。
巻かれたタオルでふにゃんと潰れてたわわな丸みを強調するかの双乳や、裾から覗くむっちむちの太腿などは子供めいた背丈とは裏腹に立派なものなれど、風呂上がりの上気で頬を染めそわそわと紅瞳を泳がせる様子は落ち着きがない。