2023/04/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 鍜治場・工房地帯」にスピサさんが現れました。
スピサ >
 槌の音 煙突の煙
 この場所は鍜治場や工房が並ぶ場所として色々な店がある。
 革の職人や、細工物 銃などはまた別にあるかもしれない
 しかし火と槌が不可欠な鍛冶師は、自然と音と匂いが漏れる。

 スピサの工房も又同じであり、炉を鞴で何度も火を焚けらせる。
 その火を用いてヤットコで摘まんだ鉄を打ち、純粋な鉄にしていく。
 不純物を取り除き、鉄を鋼へと変えていく作業、
 失っていく字ではなく、結びついていく字へと変えていく。

 金床の前で、工具を幾つもぶら下げた腰のベルト
 振るう槌に繋がる逞しい右腕
 汗を滴らせる青い肌と、額の汗がにじんで染みる赤いバンダナ
 目元は大きな橙色の単眼で火色を見つめ、鉄の声を聴くかのよう。


   「…、…んー。」


 形状はショテル
 ハルペーのような湾曲した刃は刈り取りのように見えてトリック的。
 向こう側へを意識した刃は綺麗な半円を描かせながら、その強度を保たなくてはならない。
 大きな単眼は、形状を強く映し出しながら、強くした鉄を槌で何度も整えていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 鍜治場・工房地帯」からスピサさんが去りました。