2023/04/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 鍜治場・工房地帯」にスピサさんが現れました。
■スピサ > ◆
槌の音 煙突の煙
この場所は鍜治場や工房が並ぶ場所として色々な店がある。
革の職人や、細工物 銃などはまた別にあるかもしれない
しかし火と槌が不可欠な鍛冶師は、自然と音と匂いが漏れる。
スピサの工房も又同じであり、炉を鞴で何度も火を焚けらせる。
その火を用いてヤットコで摘まんだ鉄を打ち、純粋な鉄にしていく。
不純物を取り除き、鉄を鋼へと変えていく作業、
失っていく字ではなく、結びついていく字へと変えていく。
金床の前で、工具を幾つもぶら下げた腰のベルト
振るう槌に繋がる逞しい右腕
汗を滴らせる青い肌と、額の汗がにじんで染みる赤いバンダナ
目元は大きな橙色の単眼で火色を見つめ、鉄の声を聴くかのよう。
「…、…んー。」
形状はショテル
ハルペーのような湾曲した刃は刈り取りのように見えてトリック的。
向こう側へを意識した刃は綺麗な半円を描かせながら、その強度を保たなくてはならない。
大きな単眼は、形状を強く映し出しながら、強くした鉄を槌で何度も整えていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 鍜治場・工房地帯」からスピサさんが去りました。