2023/02/21 のログ
リア > 「あんまり意地悪なことばかり言うなら、アッシュさんの姿でべたべたしますからねっ。

 寮でもみんなケダマと呼ぶので、ケダマになりました。
 名前は大事なものだと言いますが、ケダマも可愛いですし、よいと思います」

言いながら、膝の上でゆったり寝そべろうとして……

「デザートは我慢――あ、あぁぁやめッ……やめてくださ……!!」

びくびくっとお尻のあたりが戦慄いて、慌てて膝から飛び降りる。

「なっ、に、するんですかー! もうっ。猫だけど私なんですからね!
 とりあえず変身魔法が使い物になるように磨きをかけておきますが!
 もうもうもう……こういうのは……! ……、……罰として抱っこして帰ってくださいな」

警戒気味に足元で見上げている。

アッシュ > おお、自分が二人になるとなんだか嫌だなぁ、と想像してみたけれど。
なんとなく、また少し可笑しい気がして笑いながら。

「……いや、たぶん俺には変身できないんじゃないかな。なんとなく――それには集中力が出せないような気がするのだよ。
 ま、ケダマでやっぱり合ってる気がするしな、みんなが愛着持ってそう呼んでいるぶんにはいいんじゃないか?」

自分の姿そのものはよく見ているだろうとは思うのだが。事細かにそれを想像して魔法を使うのだとすれば、その想像自体が集中力をかき乱しそうだな、と気づいたりもして。たぶん失敗するだろうなぁ、と思うのだ。

「尻尾、そんなにか……?
 ――わかったわかった、こういうのは……まぁ言わないでおこうか、ね。抱っこよりも、上着の中に収まる方がロマンがありそうじゃないか」

思った以上に尻尾は敏感だったらしいのを、流石に少し意外そうに、でもやはり少し笑いながら。
抱き上げるのも良いのだが。上着の前を上の方だけ少し開けて、そこを袋のように潜り込む方が、猫姿の特権なんじゃないだろうか、などと言いながら。
食事も終えたことだし、そろそろ時間も遅い。自分はともかく少女の方は寝かせてやらないと、と思えば帰路につくことにして。

ご案内:「平民地区・飯屋」からリアさんが去りました。
ご案内:「平民地区・飯屋」からアッシュさんが去りました。
ご案内:「メグメール近郊」にソカレさんが現れました。
ソカレ > (待ち合わせ待機中です)
ご案内:「メグメール近郊」にウィンさんが現れました。
ソカレ > 「ウィンお姉さん、こっちだよ。
この薬草が生えてるところって、モンスターが出ない時には採取に行ったことがあるから覚えてるんだ」

(都市の入り口を出て、依頼票に書いてある薬草の生えている場所を目指してまずは街道沿いに歩いていく。
モンスターの目撃情報があるまで、何度か行ったことがあるので道案内は任せてと先導していて。
木製の剣を腰に釣るし、木の先端を尖らせるように削った槍を手に、目的地に着く前に疲れないようにゆっくり目のスペースで進んでいく)

「ウィンお姉さん、さっき、僕に出来ることで一緒に採取依頼を受けることって言ってたけど本当に良いの?」

(採取依頼が苦手だから、と聞いているけれどそれでは結果としてお礼になっているのかなと首を傾げる。
こうやって魔物が出るから受けられない依頼を保護者としてついてきて貰って、受けることが出来ていて、自分の方が受け取るものが多くてお礼になっているのかなと)

ウィン > 「急がなくても、大丈夫。
行った事があるなら……大丈夫だね」

ギルドを出てそのまま都市の入り口を出て二人で街道沿いを歩く。
何度か行ったという少年が道案内をしてくれれば少年について街道を歩く。
その足取りを見てはきちんと覚えて居る事はよくわかり、腰に下げている剣や持っている槍は木製だが戦うにはh+十分なものを用意していると感心し。
駆け出しではできないことが多いペース配分も出来ていることに何度も頷き。

「うん、いいよ。採取は苦手だから覚えたいし……私がいればこういうのも受けれるよね。
それに……私にも、ソカレ君にも得があるから…ね」

どうにも細かな作業は苦手なので採取もうまくなく、少年の手際を覚えたいのは本音。
なので教わる代わりにモンスターが出るなら護衛に、それに戦い方も教えれる範囲でなら教えるのはお礼になると思っていて。
しかし少年の方が得になっている事を気にしている様子に良いよと笑って。

ソカレ > 「慌てたりすると周りが見えなくて危ないし、急ぐと目的地に着く前に疲れちゃうから。
前に薬草の場所を教えてくれた人に教えて貰ったんだ。
うん、道案内は任せてウィンお姉さん」

(薬草の群生地帯を教えてくれた人が、街の外を歩くときの注意事項を教えてくれたから、とにこにことして。
道案内で役に立ってると思うと少し嬉しくて、つい急ぎそうになるのを抑えて道を歩いていく)

「そうなんだ?ウィンお姉さん、そういうのも上手そうだけど。
うん、お姉さんがそう言ってくれるなら僕はいいんだけど……他にも僕に出来ることがあったらいってね?
今はまだ出来ることは少ないけど、出来ることが増えてきたらいっぱいお礼したいから。
あ、森が見えてきたからあっちだよ」

(年上のお姉さんに、苦手なものがあるのが不思議そうで。
良いよ、と笑まれると将来、成長したらもっとお礼をするね、と元気よくこちらも笑顔を浮かべて。
そして森が見えてくると、その森へ向かい街道を外れて歩き出す。
森に行く人はそこそこいるので、地面は踏み固められて歩きにくいということもなく、ペースを変えることなく歩いていく)

ウィン > 「良い人に、会えてるね…。
そんな親切な人……あんまりいないよ。
頼りに、してるね」

少年は親切な人に会っている事の運の良さによかったねと笑い。
運が悪いと案内何処とか変な場所に案内されて置いて行かれることまである。
そんな人に会うことなく、しかも野外で歩く注意事項まで教えてくれる人に会えたのは運がいいよと告げ。
嬉しそうに任せてという少年に、お願いと微笑んで返しては念のためと周囲には気を配って。

「採取はできるけど……下手だから状態がよくないんだ……。
私が、お節介でやってることだから…大丈夫……何かあれば、お願いするね。
そんな事、簡単にいっちゃうと……大変だよ……?でも、楽しみにしてるね?
ここから……本番だよ」

本当に不器用だからと恥ずかしそうにして。
将来成長したらという少年に楽しみにしていると微笑み。
森が見えてき、街道を外れて道を変えれば本番だと告げ。
この森は依頼などで訪れる人が多いので地面は硬いのだが、それでも何時何が出るか判らない環境。
気を抜かないようにと一言かけて。

ソカレ > 「うん、ウィンお姉さんも優しくて親切だから、凄く感謝してるよ!」

(良かったね、と言われて自分だけでなく教えてくれた人も褒めて貰えているみたいで嬉しくなってしまう。
頼りにしてる、と言われるとえへへ、と嬉しそうに大きく頷く。
それでもそれでつい歩幅が大きくなってしまったり、周りへの注視が疎かにならないように気を付けていて)

「そうなんだ? それじゃあ、僕が教えてあげるね!
うん、何でもいってね? ウィンお姉さんの頼まれごとなら大変でも頑張るから大丈夫。
うん、楽しみにしててね?
モンスターが出たっていうけど……狼とかゴブリンとかかな?」

(恥ずかしそうに下手だから、というのに少し驚いた顔をしてしまう。
楽しみ、と微笑まれれば照れたように頷き、頑張る!と元気よく答える。
そして本番、と言われると木の槍を今までは杖のように片手で持っていたのを、両手に持って森へ向かい歩いて近づいていく。
そんなに強いモンスターが出てくるとは聞いてなくて、目撃情報からその2種類が出没するらしく。
少年にとっては両方とも出会ってしまうと、最悪命を落としかねない魔物であるので、緊張しながら歩いていく)

ウィン > 感謝していると言われれば照れたように視線を泳がせ。
こんなに感謝されたことなどはなく、その事がむず痒く感じてしまい。
嬉しそうにしながらもちゃんと気を付けている姿、普通の駆け出しよりもしっかりしているように見えて。

「うん……お願いね。
……急に言われても…浮かばないから、浮かんだら…言うね。
でも……先ずは駆け出し卒業、からね。
多分……そうかな」

教えてあげると言われれば、お願いと小さく頭を下げ。
頑張るという少年に頑張れとエールを送って。
ここまでくれば急に飛び出すかもしれない、木の槍を両手で持つのを見れば自分も背丈ほどの大鎌を手にして。
この辺りに強力なモンスターが現れるとは聞いたことは最近はなく、狼やゴブリン程度なら十分少年を守ることも出来ると考えていて。

「あ、そうだ……少し、剣の扱い、覚える…?」

到着するまでまだ時間がありそうなので、その間に少しと思いついて。

ソカレ > (視線を泳がせているようにしている様子に、不思議そうにしながらもなんとなく嬉しそうな表情を浮かべてしまって。
魔物が出ると聞いていて、草原でも森でも出てくる狼に今は気を付けるように遠くを見たり、狼が身を隠せそうな繁みを特に観察しながら歩いていく)

「うん、たくさん言ってね?
早く駆け出しを卒業したいけど、ゆっくり地固めしながらだよね。
急ぎ過ぎたり焦ったりしたらいけないもんね。
わ……ウィンお姉さん、凄い大きいね、その鎌」

(手にしている大きな鎌にびっくりして、それを細い腕で平然と持っていることにまたびっくりする。
自分を手伝ってくれているお姉さんが、やっぱり凄い人なんだと思うと嬉しいような、手伝って貰って申し訳ないような、という気持ちになってしまって)

「うん! 教えてウィンお姉さん!」

(覚える? と問われれば大きく頷く。
やっぱり冒険者になることを目指しているだけに、強くなることに対しては貪欲なところもあり、腰に吊るしていた木剣を片手に持って、木の槍を適当な低木に立てかける)

ウィン > 照れて恥ずかしくなってしまうが、それで何かに不意を打たれてはと軽く頭を振って意識を切り替え。
不思議そうに嬉しそうに擦る少年に何でもないと微笑み。
ゴブリンは兎も角、狼は草むらから飛び出すことも多く、そちらに気を配っていれば、少年も同じようにしていることに実は大丈夫ではないかと思ってしまい。

「沢山は……言わないけど、少しなら…ね?
そう…その考え、なくさないように…ね、慣れて油断が…危険だから。
急いで……焦ると…大事な時に…失敗するから。
ん、これが…私の武器……だよ」

こんな武器を使う冒険者はほとんどいないので驚かれることは慣れてはいる。
しかし少年の様子は悪い意味で驚いているように見えずにほっとして。

「基礎だけど……そういうのも大事…だから。
上から降り下ろすの……威力は、出るけど…隙が多いから…、横なぎ…突き、後は小さく振るうとか…大事になる、よ」

木剣を手にし、木の槍を立てかけたのを見れば先ずは言葉での説明。
後で実際に剣をふるう事も考えながら、少年が立てかけた槍を手にして、歩きなら覚えていこうと。

ソカレ > (軽く頭を振っている様子に不思議そうに見つめてしまうものの、何でもないと言われればこちらも微笑んでうん! と頷いて。
草むらを見ていて、がさっと揺れるとびっくりしてしまうものの、そこから出てきたのが普通のうさぎなことに気付けば恥ずかしそうに、誤魔化すようにえへへと笑う)

「早くウィンお姉さんにもっとお礼が出来るようになりたいなぁ。
うん、分かった、ウィンお姉さん。
凄くおっきいね! 僕も将来、それくらい大きなものを扱えるようになれるといいなぁ」

(大きな鎌に凄い! と少しはしゃいで、自分も身体が大きくなったら同じくらい大きな武器を扱えるようになりたいなと、憧れの目で見ていて)

「良く、上から下にって素振りをしてる人が多いけど、それ以外もちゃんと練習してるんだね。
上からだけじゃなくて、横に振ったり、突いたり、小さく振るったり……こう、かな?」

(歩きながら、一度、まずは上から下に振ってみて勢いは良く出るものの、言われた通り隙だらけで。
横なぎと言われてこうかな? と剣を横に振るうものの真っ直ぐに振るえていなくて、へにょへにょとなってしまう。
突きは腰がきちんと入っていなくて剣先が横に振ったときと同じで真っ直ぐ突きだされておらず、小さく振るう、が良く分かっていないのか剣先が左右に揺れるようにぶんぶんと振っている。
剣を振るう度についつい立ち止まってしまって、進むペースは下がり気味に)

ウィン > 「慌てなくて、いいからね。他に行く予定は、ないし…。
忘れて……大怪我は、本当に、ね?
これ、実は軽いんだよ。武器は……大きさより、合ったのがいいから」

少しはしゃぎ、大きなものをという姿は微笑ましい。
しかし武器は自分に合ったのでないと使いにくいから色々と試そうねと告げて。

「やっぱり…一番威力が、でるから。
やってる人もいるし…やらない人も……ね・
ん……じっくり練習…かな」

振り下ろしは上から下なので特には問題は、隙だらけになる以外は問題はなく。
他の動きは実戦で使うにはとても危ない物ばかりであり。
剣をふるうたびに足を止めてしまうのは仕方ないのでペースが落ちた事は気にはしていないが。

「見本…見せるね」

そう言っては少年と木の剣と槍を交換し、振り下ろしは風切音を立て一気に、横に振るう扱いや突き、小さく振るうなど歩きながらに参考になるようにと見せ、振るいながらあまり上手ではない説明でコツを伝えたりとして。

ソカレ > 「うん、分かった!
行く予定の薬草があるところも、割と密集してるから森の中をあっちこっち歩かなくても大丈夫なところだし。
うん、忘れないね、ウィンお姉さん。
軽いの? そうなんだ……? うん、いろいろ試してみたら僕にあう武器もあるよね、きっと」

(慌てなくても、と言われると頷いて。
大きな鎌が実は軽いと聞くとそうなんだ? とびっくりした顔をして。
自分に合う武器、いったいどんな武器があうのかなとわくわくした様子で頷く)

「横に振ったり突いたりするより、上から振り下ろした方が確かに勢いが出た気がする。
木だから軽くて直ぐに持ち上げられるけど、鉄だったりしたら直ぐに持ち上がらなくて隙? ができそう。
うん、やっぱり練習しないとだよね」

(どうしても上体がふらついたり腰が入っていない動きになって、体勢が安定しないのに落ち込みつつ練習あるのみだよねと頷いて。
握り方も悪かったのか、手のひらを揉んで解すようにぐにぐにする)

「うん! わ、凄い……僕と全然違うや……」

(槍を受け取って、相手へ木剣を手渡して。
振るう相手の自分の時にはしなかった風切音にびっくりしたり、横一線、真っ直ぐと綺麗な動きをする剣と相手の姿に尊敬のまなざしを向ける。
そしてコツを説明して貰いながら、熱心に聞きつつ歩いていると遅いペースながらも森に近づいていき、入り口に到着。
薬草を採取したり森の中で狩りをしたりする人間が通る為か、入り口はそうとわかるように切り開かれていて、地面も踏みしめられてそこだけ草が生えてなくて道になっている)

ウィン > 「そっか……だったら、そこで集められる、ね。
忘れて……大怪我で引退、する人もいるから。
お金……かけてるんだよ。そう、それがいい」

他の国に行こうというつもりは今はないので本当に少年のペースで良いと告げ。
大きい分だけ扱いやすいように軽くて丈夫な金属を使っていると、驚く少年に説明。
カッコよさで合わない武器を使えばいざという時に大変だと。

「うん、勢いは出るけど……避けられやすい、よ。
鉄だと重いから…もっと勢いもでるからね。
剣を振る力、つけるなら鍬を振るのとかも、役に立つよ」

力は付いているようだが剣をふるうための筋力などは足りないかなと冷静に見て。
その辺りは帰ったら教えてあげようと考え。

「私も…剣を使ってたし、それでだよ」

この鎌を持つ前は短めの片手剣を使っていた事を話し。
練習して鍛えればこれぐらいはできるようになる、頑張ろうと少年に微笑み。
森の入り口にと到着すれば少年に木剣を返して。

「ここから……気を付けて、いこうね」

よく人が通るので入口は切り開かれ地面も硬い。
しかし同時にモンスターなども獲物を待ちやすくなっているので気を付けて、
そう言っては少年に引き続きの案内をお願いする。

ソカレ > 「うん、採取しやすい場所だから依頼の競争率も高くて、なかなか取れなくって。
大怪我で引退……僕は長く続けて仕送りしたいから、忘れないようにしないとだね。
武器ってやっぱりいいものを使おうと思ったらお金がかかるんだね……大変だなぁ。
う、うん、そうだよね、やっぱり」

(やっぱり格好良い武器、イメージとしては剣を考えていたのでカッコよさで、と言われると少し慌てたような声になってしまって。
軽くて丈夫な金属がどれくらい高いのかはわからないものの、お金を稼がないといけないんだなと思う)

「避けられやすい……うーん、そっか、右か左に避けちゃえばいいもんね。
勢いよく振り下ろし過ぎて、地面を叩いちゃいそう。
鍬……孤児院で畑を耕すのに振ってたけど、あんまり重たい鍬じゃなかったからなぁ……子供が使いやすいようにって軽めに作ってたから」

(孤児院は完全に自給自足、というわけではないものの作物を作れるだけ作って備蓄したりその日の食事に使ったりするので、畑作業は多くて。
年長になると力仕事を担当するようになるものの、余り良い道具もなかったことを思い出していた)

「ウィンお姉さんも、昔は剣だったんだ?
だからあれだけ格好良く綺麗に振れるんだね!
うん、頑張る!」

(鎌の前に使っていたと聞いて、それでなんだね、ときらきらした目で見つめて。
頑張ろうと言われれば大きく元気よく頷く。
剣を受け取ると腰に吊るして、木の槍に持ち替えていく)

「うん、モンスターもいるかも知れないけど、動物もいるから。
この辺りには滅多に出てこないんだけど、熊とか猪が出ることも稀にあるって言うし……あれ?
狼も動物だけどモンスターっていうし、熊とか猪も動物じゃなくてモンスターになるのかな?
あ、蛇がいるかも知れないから足元にも気を付けてね?」

(気を付けて、と言われると真剣な表情で頷く。
まだ浅いここには出てこないものの、奥の方にはクマやイノシシがいるとは聞いていて。
ふと狼も動物なのにモンスターと言われていることに、熊や猪もそれならモンスターになるのかなと首を傾げて。
そして森に入って行って、先導するように歩きながら、繁みを木の槍でぺちぺちと叩いて、もし蛇がいたらその音で逃げるようにとしながら歩き始める)

ウィン > 「一度採取したら、次まで採れないよね。
長くするなら……怪我、しないようにしないと…ね。
そうだよ…でも、命を預けるから……出来るだけ、いいのを、ね?」

長さのある両手剣やハルバードなどの柄長武器はかっこいいが扱うのが大変。
なので自分に合うならともかく、格好で持つのは危ない事を口にし。
自分の大鎌を買うための金額は口にはせず、お金は無理しなければたまるからと。

「そういう事……後は隙だらけに攻撃、するだけ。
うん、それで剣を痛めるも……あるね。
軽くても……いいんだよ、こう……腕を振るので…鍛えるのが、目的」

孤児院で畑と聞けば大変だと思ってしまい。
重たい鍬でないと聞くと、重さよりも繰り返すことで鍛えれること、道具よりも繰り返し行うことが大事なのだと説明し。

「そうだよ……剣は基本…だって、思ってる。
慣れて……力が付けば…ソカレ君も、出来るようになるから」

自分が剣から大鎌に変えたのは振り回す武器との相性が良かったから。
少年がどういう武器と相性がいいかは判らないが、剣を扱えて損はないと笑い。
元気よく頷く姿に出来る限り教えてあげたいと思って。

「動物は……時々に狩りにくるよ。
狼は……魔狼じゃないかな?狼より……一回りか、二回り大きいの、いるよ。
だから……普通のは動物で…良いと思う。
蛇……そうだね、毒持ってると、危ない、ね」

奥に熊や猪が出ると聞くと、良く調べてると感心し。
モンスター扱いの狼は大きいやつかもと少し思い出すように口にして。
先導する少年が蛇除けに茂みを叩く姿に森歩きを慣れてるとまた関心。
心配してくれたように蛇に気を付けて後を歩き…。

「ちょっと待って……ん…大丈夫そう」

そんな時に先の草むらに何かの気配を感じては石を拾い投げ。
その後に鳴き声と共に狼が奥に逃げていくのを見ては笑って。

ソカレ > 「うん、だから採りすぎたら駄目だって言われてる。
次の人のこともあるし、採りすぎたら薬草そのものが枯れちゃうからって。
怪我しないようにして、頑張ってウィンお姉さんと一緒の依頼をたくさん受けられるようになりたいし。
うん、自分の命が掛かってるんだから、そういうところはお金をかけないとだよね」

(採取をするときに一番最初に教わるのは取り方よりも採りすぎないこと、群生地だからと採りすぎると壊滅してしまってギルドから後で制裁を受けるとも説明されていて。
そして長く冒険者を続けることで、一緒に色々な依頼を受けられるようになりたいなと。
武器や防具は高いとつい安い方に流れてしまいそうだから、そうならないようにしないといけないねと頷いた)

「そういうときに突いたり横に振ったり、小さく振るうのが大切になるんだね。
地面を叩いて剣を痛めて筋も痛めそうだし、踏んだり蹴ったりだね、それって。
繰り返すことで鍛えられるんだ……うん、僕はそっちの方が向いてる気がする」

(重たいものだと短時間しか振るえないけれど、軽いものなら長く振るうことは出来そうと。
繰り返しが大事と聞けば素直に頷いて)

「それじゃあ、基本をしっかり覚えないといけないから、また教えてね、ウィンお姉さん。
うん、出来るようになるよう頑張るね!」

(将来的に自分がどんな武器を選ぶかは分からないけれど、しっかり基本を教えて貰って、どんな武器でも対応できるようになりたいと思えば頑張ると力強く)

「ウィンお姉さん、狩りもするんだね、凄いなぁ。
魔狼……そういうのもいるんだね、大きい狼って怖いなぁ、頭から丸のみされそうだし。
じゃあ、この辺りで見かけたっていうのは、狼なら普通の動物だね。
うん、気付かずに踏んで噛まれたら命はないと想えって散々、言われたから……毒って凄く怖いって」

(毒消しの薬やポーションを駆け出しの冒険者が購入するのは難しいので、薬草採取で繁みに入ることが多いのでとにかく蛇には気をつけろと言われたと。
なので繁みをぺしぺし叩く姿は真剣そのもので……待って、と言われると素直にどうしたの? と立ち止まる)

「え、なに? 何がいたのって、今の狼!?」

(急に石を投げるのにきょとんとしていると、狼の声と走り去る姿が見えて。
知らずに進んでいたら襲われていたかも知れないと思えば青くなってしまう)

ウィン > 「根こそぎ採ると、次が生えないから。
うん、その事……判ってるなら、いいよ。
そっか……だったら、また私と…受けよう、それで……冒険者としても、育ってこう。
そういう、事……そこをけちると……後が、大変…」

群生地での注意事項をきっちりと覚えて居る事に、偉いねと褒め。
一緒にという少年に、そうだねと笑い。一緒に見習いを卒業して色々と受けれるようになろうと。
武器防具は確かに命を預けるもの、しかし背丈に合わないものは別の問題もあるので、そこはしっかりと見てあげようと決めて。

「そう、一撃で倒せればいいけど…そう上手くも、いかない。
だから……避けにくいの、必要になるんだよ。
武器や体、それで痛めたら……意味、ないから。
そう、繰り返すと……それに合った筋肉が、鍛えられる…よ」

下手に重い物を振り続けても逆に体を痛めてしまう。
それなら軽くても回数をこなして鍛えるほうがいいからねと。

「いいよ、私でいいなら……教えてあげる。
ソカレ君なら…直ぐにじゃ、ないかな」

ちょっとの説明で起訴の大切さをわかってくれる少年。
それが判るなら直ぐに大きな目立つ武器に目がいく他の駆け出しよりも早く強くなれると口にして。

「ほら……例えば、猪一匹の狩猟なら……楽、だから。
魔力の、多い場所にいる狼、そんな風になることも…あるから…そこまで、大きくないよ。
そうなる……かな、大きさで判ると思う…けど。
本当に……そんな毒、持ってるのもいるから」

痺れるや熱が出る程度の毒をもつ蛇だけでなく、命にかかわることもある。
その辺りも勉強をしている様子、特に蛇に気を付けているあたり一度聞いたことは忘れないのだろうと見て。

「変化な感じ、したから……でも、ソカレくんの方法でも…きっと逃げた、よ」

突然の狼に顔を青くする少年に、草むらを叩いても逃げていたと思うと告げ。
そんなに怖がらなくても大丈夫と安心させようと、そっと髪を撫でようとして。

ソカレ > 「採取の仕方も色々と気を付けないといけないって言われたから。
うん、ウィンお姉さんと一緒にたくさん仕事したいし、育っていきたいな。
気を付けないと、つい節約しようとか安いのでもいいんじゃないかってなりそうだから、ウィンお姉さん、そのときは一緒に来て貰ってもいい?」

(褒められると嬉しそうに頷いて、また受けようと言って貰えると尻尾があればぶんぶん振っていそうな勢いで頭を上下に振る。
そしてけちると、の言葉に孤児院で質素倹約、節約を教えられていたので、つい安いものを選んでしまいそうだから、一緒に来て欲しいとお願いをする)

「今の僕だと一撃で、なんて無理だろうし。
避けにくい攻撃って大切なんだね。
修理代に治療費も掛かるし、気を付けないと。
そっかあ、それじゃあ、今度孤児院で畑仕事を手伝ってこようかな」

(力もなく早さも無ければ、一撃なんて夢のまた夢で。
細かい攻撃の必要性も理解する。
そして怪我をして武器を痛めたら、手痛い出費もあるし、本当に意味がないねと頷いて。
ただ振るだけでなく、お手伝いもすれば一石二鳥だしと思う)

「うん、ありがとうね、ウィンお姉さん!
えへへ、そうだったらいいなぁ……」

(教えて貰えることに嬉しそうにして、直ぐに、と言われるとそうかな? と思いつつもやはり嬉しそうで)

「猪一匹なら楽なんだ……?
丸のみにしてくるほどおっきくはならないんだね。
蛇の見分け方って難しいらしいから、まずは噛まれないことが大事だって教えて貰ったよ」

(猪もけっこうな大物の気がするのだけれど、やっぱり凄いなぁと尊敬して。
魔物の狼もそこまでではないと聞くと、良かったとほっとする。
見た目でどういう毒を持っているか、素人が判断するのは難しいからとにかく噛まれないようにを徹底して教えられていて)

「狼って、意外と臆病なの?でも、思ったより近くにいたから……あ……」

(自分のやり方でも逃げていた、と言われても、もしかしたら襲われていたかもと思うと流石に直ぐには平静にはなれなくて。
頭を撫でられると少し驚きながらも素直に撫でられて、ほんの少し相手の方へと体を寄せていく)

ご案内:「メグメール近郊」からソカレさんが去りました。
ご案内:「メグメール近郊」からウィンさんが去りました。