2022/11/15 のログ
■セリアス > 実際、彼女の感じている通りだろう。
貞淑であることはもちろん、人によっては美徳であるものだし。
ただただ、この国の在り方がそれを貫くには乱れているというだけで。
特に学院など、その縮図に違い無い。
彼女は其処での在り方を探っている途中で。
そんな様子も微笑ましく、あるいは興味深く感じてしまうのは、
男も臨時ながら講師をやっているからだろうか。
とはいえ。この国の、あの学院の臨時講師であるのだから。
生徒相手でも、機会があれば。まして興味を惹かれる相手であればなおさら。
「ふふ。だめでないなら攫ってしまいますよ?
……近くに私の商会があって。寝泊りも、できるようになっていますから」
露天商の胡乱な視線を感じながら、目の前の相手を誘う。
彼女のほうも、こういった誘いに乗じる、あるいは跳ねつける経験が少ないのを見て。
そこに付け入るか、促すかのように。
先程手に取った、新商品らしい薬の代金を、迷惑料も含め多めにして店主に渡す。
そのまま、彼女の隣にと移動し、そっと腰に腕を伸ばしていく。
避けられなければ、そこに手を添えて。逃げられないなら、それを良い事に。
自分の塒にと、彼女を誘っていくはずで……――。
ご案内:「平民地区/露天商街」からセリアスさんが去りました。
■シャル > 言われてみれば、近くに雑貨店があるのだと聞いていたから。
行く先はそう、任せてしまっても良いのだろうと、お言葉に甘えてしまうことにして。
ずっと目の前で立ち話していて、何も買わずも微妙な所だと思ったから。
露店の店主には、後で何か日を改めてお伺いします、と一例しておいて、その場を後に。
ご案内:「平民地区/露天商街」からシャルさんが去りました。