2022/03/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 怪しい市場」にセリアスさんが現れました。
■セリアス > 王都に幾つかある商人同士の組合。
その周辺には商人が集まるだけあって、大口の取引を扱う卸問屋や、
逆にあまり一般向けに流通しないようなものを扱う商店がある一方、
はたまた商人なら買ってくれるかもと珍しいものを売ろうとする露店、
むしろ商売人すらカモにしようとする妖しいものを売ろうと声かけするものなどもおり、
名目上は組合に管理されているものの闇市めいた様相の場所もあって。
居るのは商人ばかりでなく、変わったものを探したり、逆に売り込もうとしている技術者やら研究者、
安く良いものがないか探す者や、なにがしかの依頼に必要なものを調達しようとする冒険者など、さまざま。
「ふむ、ふむ。……なるほど。あー。はい。この間のは、其れなりに。
試用の報告書もまた上がってくるでしょうし……新作?
え、まだ変わった……失礼。独創的なものを思いつかれたので?」
その一角、此方は、魔法技術者とでもいえばいいのか。
魔術でなにがしか、品物を作る相手の露店で、話し込んでいる男の姿。
新しく作ったらしいものを見せてもらいながら、以前仕入れたものの感想なども聞かれ。
更には追加で別種のものをと紹介され、其れが有益かどうか、見定めていて。
■セリアス > 魔法を使うのに、魔法を使えない者向けの商品を作る技術者。
平民地区に店を構えているので、寧ろそういう発想の商品は、男としても価値が高い。
ちなみにこの間の、というのはスライム素材の避妊具であった。
赤青緑と色によって妙な効果付きのものであったが、その類の新作らしい。
「回復効果付き……? はぁ。初めてでも、幾らか激しくてでも?」
新しいものは新緑を思わせる薄い緑色。
効果はと言えば、痛みを和らげ体力を補填するものらしい。
この薬効はどの素材からで、どの部分が付与に苦心したかと話を聞いているが。
これを包帯にでも付与した方が有益なのではとも思いつつ。
■セリアス > 結局は、新作らしいそれもいくつか購入し。
一応、他の使い方についても提示してみたが、普通過ぎて詰まらないと。
そんな風に返されては、だからこそ普通には手に入らない有益なものが作れるのだろうと納得する。
また新しいものが出来れば教えてくれと告げ、他にもめぼしいで出物がないかと散策を続けて……
ご案内:「王都マグメール 怪しい市場」からセリアスさんが去りました。