2020/12/03 のログ
ボブ > (時間潰しのために窓の外の景色を眺めていた……はずの男はいつの間にやらキャンパスに木炭で簡単な絵を描き始め、
ある程度の形が出来上がった辺りで不意にポンポンと背後から肩を叩かれて振りかえれば
そこには教室の講師と名乗る中年の男性が居て、その風景画の描かれて良い点と修正した方が良くなるポイントを
指導してくるのを素直に聞き入れ、直していけばデッサン画ながらそれなりに見られる代物になっていって)

「こういった時間の過ごし方も悪くないな。
これから本格的に冬になって外に出かける割合も減るだろうから、その時はちょっと挑戦してみるかな」

(絵画教室の終わりの時間も近いと聞き、教えをくれた講師の方に挨拶をし、道を歩きながら独り言を洩らしていく男。
元々何を目的に来たのかをすっかり忘れ、充実した感じの表情を浮かべながら男は帰途についていった)

ご案内:「王都市民講座 絵画教室」からボブさんが去りました。