2020/11/14 のログ
■ボブ > (しばしホットワインの暖かさとその酒精を楽しんでいればゴロッと荒切りされた豚肉と根野菜が煮込まれたシチューと
これまた豚肉を串に刺し、焼けて脂が浮き上がっている肉の表面に荒塩が振られたシンプルな串焼きの皿が出されて)
「ほぉ~~、こいつは素材重視の皿といった感じだな。
信用できる仕入先をしっかり確保しているとみえる」
(皿を見て、ニヤリと口端を歪めた男はそう呟けば、まずは焼きたての串焼きに手を掛け、
思いっきり咀嚼していけば豚の脂の濃厚さとそれを引き立てるような塩の味わいに男の顔から笑みが漏れて)
「やるねぇ~……、ふらっと入ったけどなかなかの酒場だ」
(小さく……酒場の雑踏の中では掻き消えるような独り言を洩らせば、男は串焼きを堪能するようにゆっくりと口に運ぶ)
■ボブ > (温めたワインと熱く調理された肴を腹に収め、胃袋から暖まった男は酒場の親父に美味かったと言葉を掛けつつ、
支払いをしていき、気持ち良さげに鼻歌なんて歌いながら酒と肴で温まった身体が冷える前に宿屋へと向かっていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 …とある酒場」からボブさんが去りました。