2020/10/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にイディオさんが現れました。
イディオ > (冒険者ギルドは、本日も盛況である。様々な依頼が張り出され、冒険者がそれを確認して冒険に出たり、休日としている冒険者は、休んでいたり。
酒場も併設されているから、酒を飲んで管を巻くのもいれば、食事をしているものも居たり。
ギルドの売店で冒険の道具を買い集めているものも居る。そんな、様々な冒険者の中に交じり、軽装の男がいた。
光の無い目を持った、男の冒険者で、動きを見れば前衛の男だという事は、判る物には判るだろう、今日は武装をしていない、理由は簡単、先日大怪我をして、療養中なのだ。
そろそろ、怪我の調子もよくなってきたので、依頼でも受けて、回復を確認してみようか、なんて考えている程度。
知り合いなどいれば、一寸冒険の手助けを頼み筒でもいいかな、と考えている狡い奴。

其れよりもまずは食事か、なんて、酒場の方へと足を運ぶのが、この男だった。

冒険者イディオ、何処にでもいる、普通の冒険者である。)

イディオ > (依頼自体は見てみたが―――これは、というものはなかった。リハビリテーションがてら、何時も受けている薬草採取依頼位か。
それで問題はないと思う、ただ、大怪我の代償としての休養だし、躰がどれだけ動くのか、動かないのかを見極めたい所。
誰かと共に、ゴブリン退治、とか簡単な討伐依頼を受けたいのも確かなのだ。)

「合間を取って、鹿とか、そういう動物を捕まえてくる系の、狩猟系の依頼の方にしておくべきかなぁ。」

(とはいえ、狩猟系は舐めてはいけないのだ、動物は獰猛だし、その道中には危険な魔獣も出てくる可能性がある。というか。
狩った獲物の血の匂いにおびき寄せられて、魔獣がやって来て殺されると言うのはよくある話しでもあるのだ。
それを考えると……正直に言おう、怖い。
普段であれば、それでいいかと思えるが、今は病み上がりのけがの調子の残るからだ。
普段よりも、道具なども含めてしっかりと準備したうえで受けたい所なのだ。)

「―――マジで、どうするか。」

(薬草採取で糊口をしのぎつつ、訓練をして感覚を取り戻すのもありだ、其れの方が安全なのはわかる。
時間もない訳ではないし、其れでもいいか、と息を吐き出して、男は、掲示板をもう一度眺めた)

イディオ > 「――――。」

(しばし考えあぐねる。とりあえず、今は急がなくていいなら―。薬草採取と訓練で体の調子を取り戻すことを先決としよう。
別に何か急ぎで依頼を受けているわけでもないし。そもそも、男に依頼を指名でするという事自体が稀な話でもある。
英雄でもない、普通の冒険者なのだし、それでいいか、と考えることにした。)


「それならば――と。」

(方針が決まったならば、することはもう、特になくなる。薬草採取の依頼を受けた上で、何時ものように男は酒場の方へと移動することにした。
さっき程から楽しそうに酒を飲む男達を眺めつつ。
男も隅の方の席に腰を下ろして酒とつまみと肉を注文する。
直ぐに届く酒とつまみと食事。
それを食べながら、男は、どの辺りまでの採取依頼として動くか。
冒険の計画を酒飲みながら、決めていく―――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からイディオさんが去りました。