2020/02/27 のログ
イディオ > どれだけを、集めればいいだろうか。取りあえず、二・三匹毎にした方が良いよな……大きいのは。

(村人たちの食生活がどんなものかはわからないが、積載量と言うものがある、自分にも。一応これでも力は自慢であり、ある程度は持ち歩くことはできる、普通の人よりも、だ。しかし、其れにだって限界というものはある。
嵩張ってしまえば、重量以前に固定して持ち歩く事だって難しく成ろう、それを考えての分量で考えて見るのだ。
此処は、ゾス村にほど近いし、往復もさほど時間もかからないので、それで良いか、と辺りを付けるのだ。
その間に、男は、一匹目の鹿の血抜きを終わらせて、ロープで気に吊るす、理由は簡単で狼などに食い散らかされないようにである。
其れが終わってから、男は泉の方に視線を向ける。)

さて、さて。

(大物が居ればいいんだけれどな、男は、泉に向き直り、クレインクインを構えなおす、盾の上に台座を置いて、狙いを固定し、命中率を上げるために。
そして、静かに、息を潜めて次の得物を待つことにする。
そして来たのは―――イノシシである、大きくて、がっしりとしている肉体、あれは食いでがあるなと。思わずじゅるりと唾液がこぼれそうにもなる。
しかし、それを抑えて男は、静かに、静かに、狙いをつけ――――。)


―――カシュッ!

(二発目の矢を放つのだ、そして、其れは矢張り、イノシシの頭に当たり、イノシシが暴れる。流石に、大きくて頭が固い種族、一撃とは言わなかった模様、此方に気が付いたか、興奮し、突撃してくる。
男は、慌てず次の矢を用意し、物凄い音がする、盾に突撃したのだろう、然し、杭で地面に固定した其れは壁のような物であり、元々一tもの重量の鉄の塊。
イノシシの方が目を回すので、二発目の矢を、その目に。ビクンとイノシシは絶命をする。)

イディオ > (二匹目の獲物、其れは大きな大きな猪で、男はナイフを取り出して、これも血抜きすることにする。腹の部分を割いて……と、手際よく血抜き作業をしながら、ふむ、と軽く唸る。
一旦此れだけの量を持って行けば、どれぐらいになるか、もっと必要な物なのか、そう言った物を確認するべきだろう。
十分だというなら、これで終わりになるし、そうでないなら、再度ここに来る必要もあるだろう、それなら、と男は血抜き作業の合間、撤収作業に入ることにする。
荷物を纏めて、獲物を盾に縛りつけて落ちないように乗せる。そして、それを担いで戻るのである。)

まあ、盾は使えなくなるだろうけれど、此処には然程強い魔獣はいないだろう。

(自分に言い聞かせるように男は軽く言って、盾を持ち上げる。盾に掛けられている魔法が荷物―――肉の重量を軽くしてくれる。だから盾に載せたというのもある。
そして、それを持ち、男は歩き始めて、村の方に移動を開始する。
村に戻れば、今回の獲物を報告して、村長と今後に関して協議をするのであった。)

ご案内:「森林地帯」からイディオさんが去りました。