2020/02/17 のログ
ご案内:「王都マグメール貧民地区 裏通り」にアウロラさんが現れました。
アウロラ > (お仕事終わった!ご飯食べた!お酒飲んだ!美味しいやったー! 
そんなしばらく缶詰状態で戦っていた仕事を片付ければそれから開放された達成感や開放感を解き放つようにちょっぴり良いお店に行って、ちょっぴりいいお酒飲んで、いいご飯を食べた夜。 ・・・お会計見たらちょっとなんか泣けてきたけどそれはそれ。
仕事から開放された後、後何を求めるかといえば・・・そう、楽しいこと。気持ちいいこと。刺激的なこと。そんな日常を彩るナニカ。そんなものを求めてふらりと裏通りへと足を運んだ。
あまり来たことのない地域。危ないからあんまり近寄らない方が良いよ、なんて忠告されるようないわくつきの場所ともなればかえって好奇心が刺激されるというもの。少しばかり酔った思考でふんふんと上機嫌に鼻歌なんかを歌いながらそんな危険な地域を練り歩く。

ふらりと覗いたお店ではローブを被った怪しい男がヤバそうなお薬やあまり見たことのない道具、それから何かわからないけど怪しげな本や紙なんかを売っていて。 ・・・あれが何かはわからないけどへへへ、と笑う男の姿があからさまに怪しかったのでやばい代物なんだろうと推測はできる。
その他にもなんやら怪しげな雰囲気の娼館へ手招きされたり、やっぱり怪しい雰囲気のクラブや酒場、下着店やらに声をかけられたり。どれもこれも一癖も二癖もありそうなお店ばかり。ちょっぴり怪しかったし、もう少しここらを散策したかったので断ってしまったけれど・・・次何かに声をかけられたらちょっと中を覗いてみるのもいいかな、なんて考えていて)

やっぱり、知らない場所って新鮮でいい、ですね・・・。

(ほんのり漂う怪しい雰囲気が気分を高めてくれる。背徳的?とでもいうのだろうか。ちょっぴりやばい界隈を歩いているような感覚がたまらない・・・。不良貴族なんかが貧民地区に夜遊びに来る感覚というのはこんな感じなのでしょうか、なんて考えつつ怪しい夜の街をのらり、ふらり。女は気の向くままに歩き続けて。)

ご案内:「王都マグメール貧民地区 裏通り」にミュエルさんが現れました。
ミュエル > 貧民地区。
本当であれば、貴族などは近寄らないそこに、興味津々の少年。
もちろん、少年の両親も、彼が抜け出していることは知っており、秘密裏に護衛を付けたりはしているのだが。
そうとは知らない少年は、今日もどきどきと胸を躍らせて貧民地区の一角…危ない雰囲気漂う場所にやってきていた。

その目的はやはり女性。
この周辺には、娼婦なども多く、娼館に入らなくともプレイができることを知った少年が歩いていると。
前を歩く、見たことのある女性の後ろ姿。

(えーと、えーと……)

記憶が混濁しがちな幼少期。
家庭教師の先生などではなく、姉の友人でもなく。
もっと強烈に鮮烈な記憶を思い出す。
ととと、と後ろから近づき、フレアスカートの裾をちょい、と軽く掴もうと。

「あ、アウロラおねーさん。こんばんは。何、してるの?」

流石に、以前の事を思い出してしまえば…怒られるかな、なんて思ってしまったのか呼び名は敬語に戻っており。
綺麗な銀髪をフードの内から曝け出し、あどけない金目で女を見上げて。

女が鋭いのなら、そっと様子を物陰から伺う護衛の姿もあり。
また少し、危ないところに遊びに来た少年が、無邪気に声をかける。

アウロラ > ――ふにゃっ!?

(そんな間の抜けた驚いた声が女から溢れる。肩を叩かれたり引かれるならまだしも、スカート、それも下の裾の方を摘まれる、というのは不意打ちも良いところであり、その予想外の感触に驚きの声を漏らして。少しばかり引かれた方へのけぞったのもその驚きを表そうか。)

あら・・・あなた、は。

(この間見た子だ。まぁ、その・・・あれは気持ちよかった思い出、ではあるけれど大変な痴態を見せてしまったのもまた事実。あ~~~、と困ったように頬をかいた後にこほん、と咳払いをして、彼の目線に合わせ姿勢を低くし、その頭を軽くなでてやって。)

こんばんは、ミュエル。こんな所でどうしたの?ここ、危ない所なんですよ?

(なんてポンポンと頭を撫でながら危ないから早く帰りなね、と声をかけてみせようか。この間のお店とは違う。ここ、一応それなりに危険な界隈として有名な所なのだから、こんな小さな子が来て良い所ではないだろう。)

ミュエル > 落ちくぼんだ目をした客引き人や何かの売人が、女の声に不思議そうな目を向ける。
この辺りの住人は目ざとく危険となる護衛を察知しており、少年に手を出すと厄介なことになるとわかっている様子。

「こんばんは!えーと、えーと…その、また玩具とか、探しに来たんです!」

撫でられるとえへへ、と顔を紅くして撫でられ。
危ないところとはわかっているけれど、表には出ないモノや、普通少年が買えないような絵物語も。
ここなら、客としてであれば買うことができる。
商人も、ただ客として何かを飼うのであれば、面倒がりながらも売るようで。
既に少年の手には、いくつかの…本が抱えられていて。

「でも、それだったらアウロラおねーさんも危ないよ!何してたの?、女の人を守るのは、男の役目だーってパパが言ってたから、アウロラおねーさんは僕が守ってあげるね!」

などと、言葉だけ見れば頼もしい事を言いながら、横に回って、空いている手で女の手を握ろうと。
筋肉など殆どついていない、華奢な体で、必死に男らしさをアピールしている。

アウロラ > (この辺りに手慣れており、リスク・・・危険意識とでもいうのだろうか。そういうものには目敏い住人とは違って、女はただの画家である。それもあまり細かいことは気にせず、なるようになるし、なにかあったとしてもそんなことありましたねぇ、あはは~、みたいに笑って流すことが多い楽観主義。彼らのように護衛に気がついた様子もなく、ただその目が見るのは幼く、ちょっぴり背伸びをしたませた子供であるミュエルのみ。
・・・おそらく少年の正体にはなんとなく気づいているであろうここの住人からしてみれば女はこの少年の愛人かメイドのようにでも見えるのだろうか。)

あらまぁ。またえっちな玩具でも探しに来たのかしら。・・・いけない子。

(ふふ、と笑う姿は年上の姉のような余裕を感じさせるだろう。そういうコトにも手慣れている、年上の女のような。
彼が玩具を探しに来た、なんて聞けば想像するのは以前の密事。 ・・・えっぐいディルド使われて。お尻にまで返しのついた玩具をいれられて。ものすごい恥ずかしかったけど、ものすごく気持ちよかったし、興奮した。ふふふ、とその事を思い出したのか照れたように微笑みつつまたそういうものでも買いに来たのかな、と話しかけて見せて。 ・・・ここは出会ったあの場所よりもえぐいものや危険なものも多い。それにしても、身なりもいいから貴族であろうにわざわざこんな所まで来るなんてほんと好きモノ、なのですね、なんて考えて。)

最近の子は皆こんな感じなんでしょうかね。

(ぽつりとそんな事を考えて。少なくともウチの弟とか、地元の子供は・・・もう少し、純粋というか無知だったと思うのだけど。これが、都会の子・・・というものなのでしょうか。)

私は・・・ほら、アレですよ。夜遊びとか慣れてるいけない女、ですから。そういうのは慣れてるんです。
・・・まぁ。それはそれは。うふふ。頼もしい騎士様ですこと。

(差し出されたその小さな手。それを握り返してあげると弟とにている、少年の柔らかで小さな手。 ・・・こういう所は、ちゃんと子供なんだけどなぁ、なんて思いながらも必死にリードしようとするその懸命さが愛らしくて。つい、その手を握ってしまって。)

ミュエル > 周りからどう見られているか、周りにどう心配されているか。
そんなこともわからず、ただ自分の欲望を果たすために、少年はここに居て。

「え、えへへ…、前のお店で、この辺にも凄いのあるよ、って言われて…」

女の笑う姿は、少年にとっては嬉しいもの。
いけない子、と言われれば、たしなめられているにも関わらずにへ、と頬を緩ませて。
最近の子は、という言葉には首を傾げる。
どうやらまだ、曖昧な言葉というものを理解するには経験が足りない様子。

しかし、アダルトショップの店員にそう勧められるということは、性に対しては貪欲で、子どもであるから、容赦も躊躇いもない。
行きたいところに行き、買いたいものを買う。
手に入れた玩具は、自分の部屋に隠してはいるが、この荒んだ街のことだ。
きっと家族には暖かく見守られている。

「慣れてる…、夜遊び…、えっと、えっちなこと、したくなってきたの?
その、女の人も、てーきてきにむらむらするって、本に書いてあったけど…」

女の言葉から、自分の知識に当てはめて明け透けに。
前にアダルトショップで会った時も、そんなことを言っていた気がする。
男としてエスコートするために手を引く、というよりは…歩幅の違いから一緒に歩く様な状態になってしまっているが、少年としては頑張っている。

「それなら、僕が解消してあげる!僕も、むらむらすると辛いし…。
その、この辺のしょーふのお姉さんは、ちょっと怖くて…。…あ、でも今日はまだ玩具買ってないや…
この辺で、何か買う?おねーさん、お薬くらいなら僕、持ってるけど…せっかくなら、買った方が…」

周りもまた、薬売りや娼婦の誘いなどでそこそこには声もあるが、はっきりと僕が、と独占欲や、また女と遊びたい、という感情を露にして。
きょろきょろと辺りを見回しつつ、そんなことを。
確かにこの辺りは…男を喜ばせるというより、男を薬などで前後不覚にし、組み敷いて法外な料金を取るために脅す…そんな怖い目をした客引きも多く。
商家の息子として様々な人物を見ている少年は、その辺りの心の機微を感じ取れる。

横を歩きながら、女を見上げて、アダルトショップよりも尚酷い、靴ベラのようなディルドや、悪辣な魔法が掛かった首輪、中毒性が強い禁制の薬など…そんなものがあっさりと売られている通りを歩いている。