2020/01/21 のログ
ご案内:「設定自由部屋3」にクレティアン・ド・ベローさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋3」にシムニさんが現れました。
クレティアン・ド・ベロー > 今日は富裕地区の一軒家にシムニと来ていた。
この家は元はある錬金術師が住んでいた家であり、使い古しではあるが小さなアトリエが併設されている。

レンガ造りの家は2階建てで、ふたりで暮らすには広く使えそうだ。

「どう? この物件ならシムニの研究にも便利じゃない?」

少年はシムニの肩に手を載せ、二人で家の中を見渡していた。

今日は二人で暮らすための家を探す内覧の日。
既に当たりをつけていた少年は不動産屋から鍵を借りていた。

あとはシムニが問題ない様子なら正式に契約を結び、借りる予定となっていた。

「ベッドも広い様だし、前の住人も二人で住んでたのかも知れないね。」

アトリエの中には広い収納箱が用意されており、素材の保管にも重宝しそうだ。
無論、これらは素人の少年の意見である。

肝心のシムニはこの家にどのような判断を下すことだろうか。

シムニ > 「ほほー。
 こんな良い物件が……。」
家の中を見回す少女。
少々古い物のその分造りはしっかりとしており、手頃な広さ。
錬金術のアトリエ付きなのは、魔法使いであるシムニにはこの上ない条件だ。

「良いね!
 こういう小さい家に家族で住むのに、ちょっと憧れていたんだ~。」
少女の反応は良好。
「小さい」とはいうが、一般的には充分以上の広さである。
貴族である彼女の実家は、きっとかなり広かったのだろうが。

いずれにせよ、子供が2,3人増えても問題なく暮らしていけそうだ。
それ以上、となったらまた引っ越しを検討しないといけないかもしれないが。

クレティアン・ド・ベロー > 「良い物件だよね。
実は気に入ったらすぐにでも住み始めることができるように不動産屋とは話がついてるんだ。
シムニが良かったら早速契約して、家具とか移しだして住めるよ。
そしたら周りの目も気にしなくて愛し合えるし。」

少年はシムニの腹に手を宛て。
腹の中には二人の愛の結晶が芽生えている。

しかし、少女の生家はどれほど大きいのか。
元々質素な暮らししていた少年からすると、この家でも十分に広いのだが。
シムニとの生活レベルの差に時々驚かされるが、それも慣れつつあった。

「ちなみにゴーレムの部品が市場で安く売ってるんだって。
昔、無名遺跡で大量に出没した時の名残らしいんだけど。
シムニなら修理して家事につかえたりしないかな?」

シムニ > 「流石、手が早いですなぁクレト君は。」
もうすぐにでも住めるとの事で、
新しい住居での生活に思いを馳せて表情を輝かせる。

「……ふふふ。
 子供、すぐに沢山増えちゃいそうだね?」
下腹を触れられ、幸せそうにほほ笑むと、
少年に顔を近づけて頬にそっと口づけを。

「へー……。
 これだけ立派なアトリエもあるし、大がかりな錬金術も大丈夫そうだね。
 ゴーレムに家事とかお任せすれば、色々楽で良いね……!」

クレティアン・ド・ベロー > 「…なんか、棘があるような。」

下腹を触りながらも、表情を曇らせる少年。
二人での幸せな時間の筈がどこか空気が重いような気がする。

窓は大きいが、質素ながらカーテンが付けられており
人目を気にすることはない。
また、浴槽も広く、九頭竜ほどではないが温泉が流れているようだ。

「ゴーレムが量産できるなら、子供が増えても家事は安心だね。
シムニも気に入ってくれたようだし、早速だけどまた魔力アップに励まない?」

少年は口づけられ、頬を緩ませてしまう。
口の端を伸ばすと、シムニを背後から抱きしめて。

「それとも、このまま指輪を見に行く?
後で不動産屋には連絡しておくから、住処はここで決まりだしね。」

家具も最低限のものが添えられている。
シムニの部屋に比べれば地味な品ばかりであろうが。

シムニ > 「ふふ、そんなことないですよー?」
と、悪戯気に笑う。
手が早い、とは出会って数日で少女を孕ませた事を指しているのではないだろう、多分。

「へぇ……凄い!!
 これ、温泉なんだー……!」
まさか温泉まで引いているとは。
まさに至れり尽くせりの物件だ。

「魔力アップ……早速だねぇ。
 赤ちゃんいるから、あんまり奥まではダメだからね?」
新居での夫婦の営み、少女もそれなりに気は惹かれる。
妊娠中でも、一応しても大丈夫らしい、とは書物でも調べてきたが、
念のため子宮内への挿入は控えた方が賢明か。

「あ、指輪もいいなぁ……。
 どんなのがいいだろう……へへへ。」
結婚指輪は少女もやはり憧れの品。
少年と二人、それを身に着ける時を想像しては表情を緩ませる。

クレティアン・ド・ベロー > 「そうかな?」

微妙な表情の少年。
先日のカミングアウトからシムニにリードされっぱなし気もする。

「だよね、流石富裕地区の物件だよね。
これならシムニの肌もすべすべになるよね。」

先日の温泉宿依頼、温泉の気持ちよさを実感した少年。
あの後、自身の肌も、シムニの肌に触れた時もいつも以上に肌触りが良かったのだ。

「この家での生活も、シムニを守るにも力は必要だからね。
あ~、それは残念…。」

ボルチオを経験して直ぐの子宮内への挿入を禁止され、眉をハノ字に下げる。
自らが遠慮もなしに中出しを決めまくった結果なのでどうしようもないが。

「どっちを先にする?
シムニが決めていいよ。」

家を出てすぐに宝飾店があった。
富裕地区に出店する程の店だけに内容充実している。
少々お高いが、今のお財布の状況なら購入することもできなくもない。

シムニ > 「んー、僕も残念だけど……
 ……子供産まれたら、またね?」
少女も、あの危険な交合の快楽は捨て難い。
またいつか、もう一度少年と経験したいとは思っている。

……お腹も大きくなってくると、
少年が性欲を満たせるほど激しく交わる事もできないだろう。

(まぁ、その時は……)
少女も、その時のために考えはあったりするのだが。


「うーーん、迷いますなー。
 ……それじゃ、まずは……」
悩む仕草の後に、少年の耳に顔を近づけて……

「……えっちしましょうか?」
小さな声で、囁く。

クレティアン・ド・ベロー > 「…うん。」

耳元で囁かれる声にゾクゾクと体中を震わせる。

すっかり少年を翻弄するようになったシムニの手を取り、新たな寝室の具合を確かめに向かうのであった。

ご案内:「設定自由部屋3」からクレティアン・ド・ベローさんが去りました。
シムニ > 少年と共に寝室へと。
あまり激しくはできないものの、
新居での初めての営みは濃厚なものになりそうであった……。

ご案内:「設定自由部屋3」からシムニさんが去りました。