2019/07/18 のログ
■シェラ > (――足りない。物足りない。
母に捧げるに値する質の精は得られなかった。自分が満足するに値するだけの快楽も得られなかった。どちらも、どちらも足りない。つまらない。いっそ、ここで強制的に媚毒を注入して意識と肉欲を叩き起こし、最後の一滴まで全て絞り尽くしてしまう、というのも一つの手ではあるけれど、それをしてしまえば目の前の男は死んでしまうだろう。それはよくない。何より、母が悲しむ。例え、母の寵愛を信じていないような相手であろうと、全ての者は母の子。殺しは最後の手段である。
はぁ、とため息を一つ吐きながら部下の褐色のミレーの子に記憶の操作を命じて。めんどくさいコトではあるけれど、これを怠るとここでの活動がしづらくなってしまう。悲しいことにこの国の者は母の愛を信じていないのだ。)
あら、こんばんは。
いいえ、特には。何か私共に御用でございましょうか?
(あ、入信でしたら大歓迎でございますけど。
くすり、と微笑みを浮かべながら少女は男へ笑顔を向けよう。先程まで淫猥な行為に励んでいたとはとても思えないような、柔らかな笑顔。それを男へと向けて。)
■ルヴィエラ > (――近づけば、確かに紛う事無く覚えの在る気配だ。
眷属か、あるいは「彼女」が血を分け産み落とした娘達か。
いずれにしても、少女二人と己との面識は無く、彼女達も己の事等知らぬだろう。
まぁ、「彼女」の方も、己の事を一々覚えているのかすら怪しいが。)
「―――――………いや、何、少し聞きたい事が在ったのだがね。
君達は、この地で活動を?」
(――問いは、一つずつ。
其れこそ、入信を考えている者、と言った風情では在るやも知れないが。
其の雰囲気が、少なくとも今地面に倒れ伏している男とは明確に違う事は感じ取れるだろう。
魔力を欠片も感ない、まるで、獲物へ襲い掛かる間際の獣が、足音を、そして爪を隠して忍び寄るにも似た不穏さを。)
「―――私はルヴィエラ。
君達の事について、少し知りたいと思ってね。」
■シェラ > (――大司教様、と記憶の操作を終えた褐色のミレーのシスターが心配そうに声をかける。そうすれば、大丈夫ですよ、と黒髪の方の少女は、安心させるようにミレーの少女の喉を転がし、仲睦まじい様子を男に見せつけるだろう。)
お話、ですか?
えぇ、構いませんよ?
(大司教、と呼ばれた少女は温和な笑みを崩さない。その背後に下半身を露出し、気を失った男が転がっている。それでもなお、話しかけてくるような男だ。まず間違いなく・・・人、ではないだろう。同郷のものか、異常者か。はたまた別のなにか。大方、そんな所であろう。
くすくすと小さな笑みは消さずとも、警戒心と言えるものは多少抱いているか。)
そう、ですね・・・最近はこの辺りを拠点に活動しております。
我らが母の愛を、多くの方に伝えるのが私共の活動でございまして。
■ルヴィエラ > (――大司教、と聞けば、僅かに首を傾げた。
成る程、彼女自身がこの宗派に於ける最高位なのか、と。
ならば、と、少しだけ認識を改める。 加えて――僅か、確認をしよう。
己が既知であると思い描いていた存在と、彼女との認識の差異。
其の姿が或いはまやかしであるやも知れぬと言う可能性。
―――人間の姿をしては居るが、恐らくは。)
「―――……母と言うのは、どんな存在かな?」
(――告げて、そして、少し考えてから、自らが被っていたフードを取る。
初めは、彼女が語った「母」たる存在こそが、己が知る「彼女」で在ると考えていたが
――露とした己が容貌を、相手へと見せれば。 其の辺りもハッキリするだろう。
刹那、漏れ出すような魔力と淫気に――授けられている加護次第で
ミレーの娘が、何よりも真っ先に、中てられて仕舞うやも知れない。)
「―――……ヴァーンハイルの不肖の息子、と言った方が、通りが良いかな?」
(――自ら、明かす旧い家名。
女神すらも堕としたと謡われる夜魔の落胤
彼女にとっては同胞たる存在でありながら――同胞から敵視もされる存在
其れを伝えて、歓迎されるか、或いは警戒されるのかは――相手次第、なのだが)。
■シェラ > まぁ・・・我らの母に興味がお有りですか?それは・・・とても素晴らしいことですわ。
(くすり、と嬉しそうな笑みを浮かべるだろう。先程までの作り笑い、などではなくそれは心からの笑み。自信が敬愛する 母 。 それに興味を抱いてくれたのだ嬉しくないはずはない。それが、貶したり迫害する為であれば全力を持って叩き潰すけれどそうではないだろう。)
我らの母は、万物の母・・・あらゆる者を孕み、産み落とした生きとし生けるものの母でありますれば。
(――そう、少女は信じている。それは少女達が崇拝する女神。少女たちが万物の母、と称するとある女神である。一般的には邪神・邪教と呼ばれるものであるけれど・・・少女達からすれば自分たちをこの世界に産み落とした、母である。
告げる。そう少女は告げる。
隠すことなく、少女達が信じる神を。悪魔、というカテゴリにありながら神を崇拝するその姿は異質であるかもしれないけれど、少女がかの母に捧げる敬愛は本物であった。)
・・・まぁ。
(そして、男が突然その魔力を開放すれば少女は驚いた様子を見せるだろう。溢れ出す魔力と淫気。その魔力は自身と同等がそれ以上で、その淫気は今すぐ跪いて精を強請りたくなるような、本能に語りかけるようなもの。
・・・一応、黒髪の少女は純正の淫魔である。ある程度はその手のものに耐性はあるけれど、油断すればコロッと行ってしまいそうなものを感じるか。
そして、隣にいた褐色のミレーは、見目こそミレーであるが中身は淫魔のそれである。母の愛の代弁者として、産み落とした愛娘。黒髪の大司教程ではないが、それなりの耐性はある。けれど、その褐色のミレーの耐性では、意志を保ち続けることは難しいらしく、 母、様・・・、と珍しく母、と黒髪の少女を母と呼んで。
立ち続けるのも難しいのか、ガクガクと足を震わせて母、と呼んだ本人よりも幼く見える少女の肩に手を置きながら頬を赤くし、荒い息を零す様は淫気にあてられ、発情している様子を見せるだろう。
かくいう黒髪の少女も、澄ました顔を見せてはいるけれどほんのりと頬を赤くして、子宮をきゅんきゅんとときめかせ、とろり、と太腿を蜜が流れていくのを感じて)
ごめんなさい、私は貴族ではないので家名を言われてもよくわかりませんわ。
けれど・・・このような威嚇をした、ということは私達を害する意志が有る、のですか・・・?
(生憎とこちらは教会で産まれ、教会で育った身。貴族との接点はせいぜい支援してくれる商談相手くらいで、家名を出されても縁がある貴族以外の話はよくわからない。
けれど、一つだけはっきりしていることがある。魔力と淫気を放ち、こちらを威圧したのならば・・・目的はロクなコトではないだろう、ということ。淫気にあてられた褐色のミレー・・・娘、をかばうように前に立つか。)
■ルヴィエラ > (―――暫く、二人の様子を鑑みていた。
母と呼ばれた娘が、もう一人の娘を庇う様に前に立つ。
今にも膝を折りそうなミレーの娘が、けれど、必死で耐えて居るならば
矢張り、其れなりの力を持ち合わせているのだろう事は理解した。
――ぴ、と、人差し指を掲げて見せる。
彼女達の前に翳し、そして、彼女達の言葉を否定する様、横に振って見せれば。
ふ、と、穏やかに微笑んですら見せ。)
「――――……ひとつ、訂正したい。
私は君達を貶める心算は無い、ただ、挨拶に来ただけでね。
この地に私も手を伸ばした、故に、君達とぶつからぬ様にしたいのだよ。」
(――淫気は、弱まる事は無い。 だが、余りにも暢気な声音でそう告げて見せれば。
また、ゆっくりと距離を詰めて行き――其れにしたがって、彼女達へとまとわりつく淫気もまた強まるだろう。
ただ、其処に佇んでいるだけで、比較的免疫のないミレーの娘、其の子宮がぎちりと戦慄く様に収縮しては
絶頂する寸前にまで、追い詰められて行くだろう。
大司教たる娘もまた、同じ淫気に晒されれば、唯では済まないだろう、が。)
「――――だが、もし適うのなら。
同胞とは、是非友好的に在りたい物だ。 其の為に君達に合わせよう。
―――言葉よりも、繋がりを大切にするのだろう、君達の母は。」
(そう、告げる頃には。 二人の目前まで其の歩みは進み。
そして、彼女達が、其れに対して、抗う事をしなければ。
―――二人の体躯を、共に腕の中へと抱き寄せて。
一息に強まる淫気で、其の子宮を、共に、弾けさせてしまおうとする、か)。
■シェラ > 挨拶・・・?挨拶、というにはずいぶんと・・・
(攻撃的な、挨拶ですこと。
まるで自分の力を見せつけるような。自分はこれだけ強い。だから逆らうな、傘下に入れ・・・とでも言うかのような。
先代から受け継いだこの教団を誰かに売り渡すつもりはないし、母以外の者に従うつもりはない、けれど・・・。)
・・・っ、
(淫気でここまで気圧されたのは初めてだ。
今にも膝を屈してしまいそうになったのも。そも、争いは好む所ではないし、戦闘経験もそう多い方ではない。
けれど、本能でわかる。私達では、この人には勝てない、と。なれば、逃げの一手しかないのだけれど、彼が放つ淫気によって集中が乱れ、術すらもロクに編めずにいて。)
~~~~~ッッッ♥♥!!???
(そして、ミレーの娘共々抱き寄せられて男の腕の中に抱き寄せられればその淫気の中心へと誘われて、その淫気を浴びればミレーだけにとどまらず黒髪の少女も、ビクンッ、と身体を震わせ、跳ねさせて軽い絶頂へと至るだろう。彼が放つ淫気、というのはそれほどのものであった。
――えっちなコトは好きだ。身体を重ね、愛を確かめ合う行為は心地よい。
――気持ち良いコトは好きだ。快楽に浮かされる感覚も、触れ合い、擦れ合う感触は心地よい。
・・・けれど、この感覚はそれではない。ただがむしゃらに快楽を叩きつけられ、発情を促され、意味もわからず快楽の海の中へ叩き落とそされる。
ただその感触に翻弄された感想として覚えるのは、心地よい、ではなく恐怖である。
この男への忌避感と警戒心が淫気で溶けさせられるのが恐ろしい。もっと触れて欲しい、と求める心が恐ろしい。彼の淫気に翻弄され、ただの女にされてしまうのが恐ろしい・・・
二人の少女は男の淫気に翻弄され、ロクな抵抗をする意志を抱くことさえ許されず、抱き寄せられて。)
■ルヴィエラ > 「――――そうだね、其れは私には必要な事だからだ。
何故なら――君達の教え自体は、私の娘達に影響を与えかねないのでね。」
(――其れは、争いを避ける為の、争いにすら為らぬ様にとの先手。
必ずしも傘下に収めずとも良い、だが、彼女達の宗教其の物が
自らの娘達を篭絡し、そして惑わせて仕舞わぬ様に。 ――父たる己が、仕掛けるのだ。
魔族を封じる加護が、未だ生きるこの都の中で、戦闘等する心算は無い。
己に出来る最も効率的、かつ効果的な手札とは――これ、以外に無いのだから。
二人の娘を腕の中へと捕らえる事が適えば、絶頂に震える其の表情を共に眺め。
薄く微笑み、先に、ミレーの娘へと口付けを重ねれば、其の舌を、口内を絡め取る。
力に劣る人間を、或いは多種族の雄を、淫気によって惑わせ、堕落させ、貪って来た者を
逆に、「貪られる側」としての立場へと堕として行きながら。
其の心に渦巻く恐怖すらも――欲望と、快楽に、塗り潰してしまう、様に。)
「―――――……君達の教義を、教えて貰えるかな?
君達が何を尊び、何を求め…何を、得ようとしているのか。
――与えてあげよう、他の雄と同じ様に。 君達が望む物を、望む儘に。」
(――そうして、片腕で抱え上げる、ミレーの娘の身体。
聖職服の儘、スリットより覗く片足を、己が腰へと纏わり付かせれば。
其の刹那、纏っていたローブが、霧散するように影と為って失せ――
――押し当てられた熱塊が、威容なる雄の楔が。
褐色の娘の胎を押し上げ、抉じ開けながら――貫いて、仕舞うか
まるで、其の様を――母たる娘に、見せ付けてやる様に)。
■シェラ > (少女達は基本、奪う側である。
精を奪い、愛を奪い、そして唇を奪う。自分から重ね、翻弄した事は数あれど、唇を奪われロクな抵抗も許されぬまま舌を絡め取られ、その口内を蹂躙された経験はあまりない。
その上に周囲に濃厚にすぎる淫気を漂わせ頭を蕩かされた状態でそれを受ける、ともなればいかに熟練の淫魔ともなれどそれに惑わされるのは致し方のないことか。おまけに、相手もまた熟練の淫魔である。)
我らの教義は母の愛を世に知らしめ、母の愛をこの身で体現し・・・世界を母の愛で満たすこと・・・。
私達が求める、愛は・・・母から与えられ、そして私達が与えるものであって、決して母を知らない者から、与えられるものではございません・・・!
(ぎりっ、と歯をくいしばり身を蕩かせる淫気に耐え、彼の愛を拒む。これに屈する訳にはいかない。母の愛を知らない者の愛なんかに、溺れる訳にはいかない。溺れたくない。
――けれど、そう願ってもこの身はどこまでも女であって雌であった。自身の娘であるミレーの少女もまた然り。拒んでいても股を濡らす蜜は本物であるし、男を求めてきゅんきゅんと熱を持つ子宮は一向に収まろうとしない。
褐色のミレーの娘を抱え上げ、服を奪い去り、その股を開き、肉杭をその柔肌に打ち込めば、 ――ひんっっっ♥♥ と、甲高い嬌声が夜空へ響く。いくら拒もうとも、その身は快楽に正直で、その声と共に身体をエビ反りに反らせ、犬のようにだらしなく舌を垂らし、その顔を悦びに染めるのだ。
――母よ、どうか我らをお守りください・・・その祈りは悲しくも届かず・・・きっと月が見守る中、母も娘も・・・すべからく男に食われる様となるだろう。
そうして、捕食者に食われることとなった親子が・・・いつ、開放されどれ程弄ばれたのかは・・・男と、その母子だけが知ることか。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区路地裏」からシェラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区路地裏」からルヴィエラさんが去りました。