2019/07/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」にミユさんが現れました。
ミユ > 「んっ、しょっと…」
トコトコと店の中から現れたのは白髪猫耳尻尾のミレー族。今日も立てられるオープンの看板。
オープンしてまだ間もない居酒屋。そんなお店の雇われ店主。

今日は誰が来るか楽しみに思いながら、店を見渡す店主。
テーブル席2席、カウンター席4席といった、お世辞にも広いとは言えない店内。
まだ接客業に慣れてないミユには丁度良いサイズとも言える。

カウンターの後ろには一級品のワインからエールの樽まで所狭しと並べられている。
たいていのお酒はここで呑めるんじゃないかと思わる種類の数々。
お酒の置かれている多数の棚は上に行くほど高級品のお酒が並ぶ…。
それはミユの意図してやったこと、ミユは上の棚には手が届かない為、
ハシゴを使って登っていくが、上に上がっていくうちにスカートの中が見えて、
扇情するという寸法。だけど、殆どの女性には効果がないやもしれず…
そして、閉店前には殆どお酒が無くなっていても、夕方の開店には全て揃ってる、
そんな奇妙なお店でもあった。

2階より上はミユの雇い主が管理する連れ込み宿。内装が綺麗とあってか人気の宿である。
この居酒屋からも2階繋がる階段がある。

ミユは店の中に入り、そそくさと手早く来客準備をし…お客さんを待つのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」にセレーナさんが現れました。
セレーナ > 「……こんなところに、お店が?」

平民地区の一角、今まで気付かなかった店。
その前で、一人の少女が立ち止まり、首を傾げる。
どんなお店だろう、と興味深々。
ちら、と店内を覗こうともするが、もしかして失礼かな、なんて思い。

「……入っちゃえ」

好奇心には勝てず、えい、と扉をくぐる少女。
そのまま中に静かに入れば、どこか落ち着く雰囲気の店内に、おぉ……なんて息を漏らしつつ。

「あの~……すいません。
 一人なんですけど、お食事、できますか?」

にょっきり、と顔を。っていうか、上半身を店内に入れた状態のまま尋ねる少女。
丁度お腹も空いていたし。今日はここで晩御飯に決定、という按配である。

ミユ > カラン…と響く鐘の音。来客を知らせる合図。

「ん…はふっ…」
ミユは目を覚ます。相変わらずの抜け様のミユではあったが…
来客の音が聞こえると、ミユは反射的に起きて、マスター椅子から立ち上がり、

「いらっしゃいませー!」

といつもの溌剌な声で来客を迎える。
ぱっと見れば女性の上半身だけがお店に入ってるようで…

「お食事はあまり種類はお取り扱いしていませんけど…
 お酒にあう料理ならご提供できますよ?」

と、その女性に答える。

セレーナ > 覗き込んだ店内は静かであり、まだやってないのかな、なんて不安に思うものの。
自分の声に反応してくれた人が居れば、よかった、と安堵し、店内に入り込み。

「あ、そうなんですね。……。
 うん、でも。せっかくだし、久しぶりにお酒、飲もうかな……。
 じゃあ、お願いします」

相手の告げる言葉に、少し悩む様子を見せるものの。
最近お酒を飲んでいなかったなぁ、と思い出し。
少女は、適当な席に座る。

「えっと、じゃあ。黒麦酒と、それに合うお料理を……」

ぺこ、と頭を下げて注文する少女。
初めてのお店に、緊張半分、期待半分。

ミユ > 安堵のため息と共に入ってくる少女…
入ってくる姿をよく見ると、ミユと同じ感じのの黒髪の子…ミユは一瞬同族かと思い満面の笑顔を少女に向ける。

「はい、分かりました。お酒は直ぐに…お料理の方は暫くお待ちください。」
と告げると、キッチンの方に向かい、
「リスティナさん、注文入りましたよ~」
と、出てくるリスティナに注文内容を伝える…
そして、少女が座るは、カウンター席の中央か…

ミユはジョッキを取り出すと、黒麦酒の入った樽からジョッキに注ぎ…
「このお店、常連さんが多くて、新しいお客様がくるの稀なんですよ~
 ですから、この一杯目はサービスで!
 とりあえずは、どうぞ、一杯目が一番美味しいのですよねぇ~」

と、少女の前にコトンと置く。ミユは時折動く少女の獣耳に興味津々のご様子で、
でも、獣人だったりすることもあるので、とりあえずは同じミレー族なのか、
聞くのを伏せて置くことにする。

セレーナ > ぱっ、と見た店員さんの姿。自分と同じくらいの年齢……の見た目かな、と思う。
注文をすれば、少し気分が落ち着いて。きょろきょろ、と更に店内を観察する余裕が生まれた。

「あ……どうも。
 そんな、サービスなんて……。あぁでも。
 お断りするのも、失礼ですよね。じゃあ、いただきます」

差し出された黒麦酒は、泡と酒のバランスが完璧で。
サービス、の一言に恐縮してしまうが。ここは素直に厚意に甘えることにした。
ぐ、と一気に喉奥へと酒を流し込めば。

「~~~~~~~~っっっ」

久しぶりのその酒の味に、思わずぷるぷると震えてしまう少女。
暑さに参った体に、冷えた黒麦酒。まさに絶品、であった。
その美味しさへの感動を表すかのように。少女の耳はぴぴぴぴぴ、なんて動いて。尻尾もふぉんふぉん動きまくりだ。
一気にその一杯目を飲み干してしまえば。少女は満面の笑顔で。

「お代わり、お願いします」

なんて、すぐさま二杯目を注文するだろう。

ミユ > きょろきょろと見渡す少女…
それに釣られる様にミユも一緒に店の中を眺める…慣れてきたミユは少し狭さを感じつつも…
「あまり珍しいものはありませんよ? たいした居酒屋ではありませんしね?」
首を傾げてニコッと答える。

何やら戸惑いながらも、サービスのジョッキを片手に持つ少女をクスクス笑いながら
どうぞどうぞと手をだして…
そして煽られるジョッキ
躰を震わせ、ジョッキを煽る少女をニコニコと微笑んで見つめる。この店の強みは、どのお酒
も一級品で、しかも割安なところであった。
耳も尻尾の動きまくり、そして爽やかな顔をしてる少女を見れば、ミユはクスクス笑うだろうか。

ミユは二杯目を注文されると、手早く二杯目を差し出す…
そして、ミユが告げた料理が運ばれてくる…
肉料理数点とパン、サラダといった感じ。
一見豪華そうにみえるが、そう盛り付けてあるだけで、材料費は見た目に反して微々たるもの。
そして、ミユはフォークとナイフを手渡そうとし、

「どうぞ、お召し上り下さい…」

と告げるだろう…

セレーナ > 「いえ、そんな。
 落ち着いていて、良いお店だと思います」

少女は、どうもこの王都の酒場は苦手であった。
どこのお店も騒がしいし、荒くれ者も多い印象があるからであった。

サービスとして差し出された酒を堪能している間、自身が見つめられ、笑われていることなんて気付きもしない。
そのまま、お代わりを貰うと同時に、料理も届き。
相手から、フォークとナイフを受け取れば。

「あ、はい。いただきます……」

と、丁寧に頭を下げ、料理に手を伸ばす。
決して華美ではない。だが、丁寧に盛り付けられたその料理。
パン、サラダ、肉、酒。ぽんぽんぽんぽん、とリズムに乗って口にした少女は。

「……おいしい……」

と、口元押さえて微笑みつつ、確かに呟く。
そのまま、行儀良く食事を楽しむ少女だが。
酒を飲むペースだけが、異様に速い。
パン。もしょっ。サラダ。しゃくっ。肉。はむっ。
酒。ごっごっごっごっごっごっごっご……。
すぐさまジョッキを空け、更にお代わりを注文する。

ミユ > 「あは…ありがとうございます…周りのお店は結構騒がしいですしね…」
ちょっと照れながらもそう答えるミユではあったが、そこそこ自慢のお店でもあった。

ミユは美味しそうに食べる少女を見つめながら…
「私は雇われ店長のミユっていいます。どうぞ、ご贔屓に…」
と浅くお辞儀をするも、すぐに空になったジョッキを手渡され…
少しびっくりした表情でそのジョッキを受け取るも…
「お酒、お強いんですね♪ 何かあったとか? ちょっとペースが早すぎる気も…」
なんて、喜びながらも言い、次々と差し出されるジョッキに忙しなく対応する。

みるみる平らげられる料理、そのスピードにも驚く…もう何かあったのかと思わせるかの様な
スピードであったからで…

ミユも久しぶりの一見さんに少し緊張していたが、それも解れ始めて…
そして、ミユも、マスター専用の小さなジョッキに安エールを注いで、一緒に飲みはじめたのであったが…

セレーナ > 「はい。私、そういう騒がしいお店、苦手でして……」

相手の言葉に同意するかのように、少女が小さく頷き、苦笑する。
そんな中、相手の自己紹介を聞けば。

「あ、これは、どうも。
 私は……えっと、冒険者のセレーナって言います。
 あぁ、そうだ。実は、トゥルネソル商会、ってお店の広報もしてまして」

少女も自己紹介しつつ、小さなカバンから、トゥルネソル商会のチラシを差し出す。

「とっても大きなお店で、色々な物が置いてあるので。
 ぜひぜひ、いらしてくださいね」

冒険をしながらの宣伝活動。これも立派なお仕事である。

「えっと、いえ、特別何かがあったわけじゃないんです。
 ただ……今は、家で一人なので。お酒、久しぶりだから」

相手の問いに、静かに答えつつ、更に酒を飲んでいく少女。
相手が一緒に飲み始めるのも、別段気にすることは無く。
そのまま料理と酒を楽しんでいたのだが。

「……夫が。仕事中に不幸に遭いまして。
 今は、診療所で治療中なんです」

ぽそ、とそんなことを呟いて、一気にジョッキを空にする少女。
ずい、と空のジョッキを差し出し、四杯目の催促である。

ミユ > 「私も苦手なのですよ…馬鹿騒ぎしてるのみてると、落ち着かないですよね~」
と声のトーンを落として言うミユ…

「冒険者さんでしたか…でも商店の広報?トゥルネソル商会の方でしたか…」
いろいろ掛け持ち大変ですね~付け足しながら、頂いたチラシを見つめ答える。

「あ、はい、もしご縁がありましたら…」
と少し申し訳なさそうに。ミユのお店の品々はすべて別の商会さんで贔屓にして頂いて、
格安とも言える値段で普段からそこで仕入れているからで…

そして、
(…一人? ということは…もう結婚してるとか!?)
ミユの中で少し敗北感を感じる…ミユは結婚どころか、理想のお相手すら見つかってはいない。
それに、体躯差からみれば、ミユより年下の様に見える少女がもう結婚しているかの様に呟く
言葉…やっぱり、ミユは少し…というよりは、凄く敗北感を感じたようだ…
それも、いま時点ではミユの勝手な妄想でしかなく…

「ほむ…それはそれは、大変ですね… ってやっぱりご結婚されているのですか…」
ミユはやっぱり肩を落とす。なんだか敗北が確定したかのような気分で…

差し出されたジョッキに四杯目の黒麦酒を次ぐと、
「セレーナさん、ほどほどにね?」
といって、目の前に差し出した…

セレーナ > 「もちろん。そういうのがいい、という人たちもいるんでしょうけれど」

相手が口にした言葉に、少女はやんわりと同意する。
ただ、少女としては、やっぱり静かなお店がいいな、なんて。

「はい。色々と仕事をしてる中の、一つが広報のお仕事でして」

相手にチラシを渡しつつも、返答に鈍さがあるのに気付き。

「……日用雑貨とか、そういう物もお安いので」

別に、仕入れの為に、だなんて言いませんよ。と。
小さく囁きながら微笑みを浮かべる少女。

相手の心配するような言葉に、微かに吐き出した胸中の思い。
そのまま、お酒がどんどん体の中に蓄積し。
ついには、秘めていた思いがあふれ出す。

「もう、随分家に帰れてないんです。
 ……夫がもしも、回復しなかったら、なんて考えると……」

やや思いつめたような表情で、四杯目を一気に飲み干す少女。
どん、とジョッキをテーブルに置いた。次の瞬間。

「……ぶえぇぇぇぇ~。バルちゃぁぁああああんっ。
 帰ってきてぇぇぇぇぇぇえ!」

少女の色々、決壊。涙ながらに、夫を呼び始めてしまう。
そもそも、この少女は酒に強くは無い。
酒に強いのは……この少女の、母体となった存在なのである。
しかして少女はそこに気付かず、自分が酒に強いと思ってがぶがぶと呑んでしまった。
故に、完全に出来上がってしまった、という訳である。

ミユ > ミユは目を閉じ、腕組みしながら、うんうんと頷いてセレーナさんの話しを聞いていく…
日用雑貨…それだけはあんまり気にしてなかった…あればいい、そんな感覚でいたミユは、
「日用品は…直接トゥルネソル商店様に買いに行きましょうか…」
と、独り言の様に天井を見上げながら、呟く…

そして、呟く様に…胸中の思いを語り始める少女をしっかりと見つめながらもカウンター
から出て、少女の後ろに向かう…そうしてる間に決壊する少女に…ミユはその胸中を察し、
それを慰めてあげようと、ミユは笑みを浮かべながら後ろからそっと抱きつこうとする…

セレーナ > 「はい。ぜひぜひ」

相手の呟きに、にこやかに微笑む少女。
これにてお仕事完遂である、とばかりの笑みであった。

「うぅぅぅぅ……う……。
 ……うぷっ」

びえー、と。まるで子供の様に泣く少女であったが。
相手に優しく抱きしめられれば、少しずつ落ち着きを取り戻す。
……のだが。急激に泣き、叫んだからだろう。
少女は、ちら、と相手のほうを見ると、途端に呻く。
そう。気分が悪くなってしまったのである。

ミユ > そっと抱きつき、そして慰めるように…頭を撫で…そして呟く…
「ご主人様なら…きっと…笑って帰ってくるでしょうから…」
抱いていた片方の手で頭を優しく撫でながら、まるで子供をあやすように…

と、そこで気付く、セレーナさんの顔は真っ赤どころか、真っ青になってる事に…
そして、それとほぼ同時にセレーナさんの呻く声…

(あっ、これは…のみすぎたのですねぇ…ペースが速いのはそういう理由も…)
と、抱きしめた手を放し…
「ご気分が悪いのでしたら、少し休んで行かれれば…」
と、二階にあるミユの自室へ誘おうとセレーナさんの手を掴もうとするが…

セレーナ > 抱きしめられ、頭を撫でられれば。
その優しさ、暖かさに胸の奥の不安が薄れていくのが分かった。

「ひぐっ……えぅっ……」

次第に落ち着きを取り戻すのはいいことなのだが。
それと引き換えに、泥酔、酩酊による吐き気を引き起こしてしまった。
いっそ泣き疲れて眠ってしまえばよかったのかもしれないが。

「……ん、んっ」

こくこく、と頷き、相手に手を引いてもらう少女。
口元を手で押さえつつ、なんとか最悪の事態を回避しようと根性で我慢中。

ミユ > 「ん~」
セレーナさんを自室に誘いながら、考えるミユ…
やはり口元を抑えているのは、吐くのを我慢してるのか…と推測する…
ミユは自室に着くと、直ぐに…ベットにではなく、トイレに案内する…

「先に吐いておかないと、後が楽になりませんよ?」

と告げると、トイレの扉をあけ、セレーナさんをトイレに入れようとするだろう…

ここはミユの自室であるが、このフロアは連れ込み宿も兼ねている…
住み込みとしてミユに与えられた部屋は、宿を少し改装しただけの部屋であり、
六畳程度の広さに、トイレ・お風呂も広めのが完備、ベットはそのままにダブルベット。

セレーナ > 相手に案内され、なんとか部屋へとたどり着いた少女。
そのままトイレに案内されれば。
よろよろっ、とよろめきながらトイレへと体を滑り込ませ。
力無く、後ろ手でドアを閉め。

「……えうぅぅぅぅぅぅぅ……」

これまた情けない声が響いた。
それだけではなく。

「ごべんなじゃい……ごべんなじゃい……」

介抱してくれている相手への謝罪が、まるで呪詛の様に響き始める。
それから数分後。少女は、すっきりとしつつも申し訳ない表情でトイレから出てきた。

「……本当に、ごめんなさい」

しょぼーん、と相手に頭を下げる少女。
恥ずかしさから消えてしまいたい、くらいのテンションだ。

ミユ > ミユは、呪詛のような声を聞きながら…
(ん~これは別の意味で吐いて頂かないといけないかもしれませんね…)
と思い。ベットへと足を進める。そして、ベットに腰掛ける…
空くトイレのドア、そして、聞こえてくる謝罪の声…
真っ青だった顔は若干赤く戻ってきてるのはわかるが、まだ気だるさはぬけてないだろう…

「ん~?まだ、気分は優れない様ですね…ミユが、気分をよくしてあげますから、
 このベットに横になるとよいですよ?」

と、首を傾げて、にっこりと微笑んだ…

セレーナ > 初めて会った人に、悪酔いの介抱をしてもらう。
これは結構恥ずかしい。なんなら、死にたいレベル。
とはいえ、ここまでやってしまうと、もはやどうとでもな~れ、の境地であるのもまた事実であり。

「……はぅぅ。申し訳ないです。
 では、せっかくなので……」

ここで無理して帰ろうとして、また体調を崩しても迷惑なだけである。
そう考え、少女はベッドにころーん、と横になる。
気分を良くするって、魔術とか、マッサージかなぁ? くらいの考え。

ミユ > 「うん、躰の力ぬいてね…いまから、ミユが楽にしてあげるから…」

寝転んだセレーナさんを確認すると、そうつぶやいて…微笑み…しかし、この微笑みはちょっと小悪魔的だったかもしれず…
ミユはセレーナさんを見つめながら…セレーナさんを跨ぎ…膝を付くと、そのままに上体を倒し…
ミユがセレーナを押し倒したかのような体制になる…

「ミユは、これくらいでしか…慰めてあげる事はできないですけども…」

と、耳元で囁くと…そのままに、首にキスを落とそうとして…首筋に唇を近づけてゆく…

セレーナ > 「はい……お願いします……」

ぐでー、と既にリラックスモードの少女。
相手の微笑みは見えず。その気配にも気付けず。
しかして、なにやら体勢がやや奇妙なことに気付くも。

「……え、あ、えぇ、ちょ……」

耳元で囁かれ。何を? と思うものの。
首筋へとキスされれば、ぴくん、と体が震えてしまった。
抵抗しようにも、体力は思いっきり減っており。
もはや、されるがままの状況。

ミユ > 「今夜だけの甘い夢を…ね?」
首筋をチュッチュッと吸っては、
舌先を耳元まで這わし…そして、耳を食む食むする…
それを繰り返しながら、

「セレーナの首筋って甘いね…♪」
そう呟いて…

右手をセレーナさんの胸にあてて、
服の上からゆっくりと揉みしだいてゆくか…
そして…ミユの尻尾は服の上から
セレーナさんの股間を撫でてゆくだろうか‥

ミユは自分の感覚でそう言っていた…
セレーナさんがどう思ってるかは分からないが、
心の傷をいやすには、これが一番良いと考えたからだったが…

セレーナ > 「わぁ、あ、えぁぁ……」

首筋にキスを繰り返され、のみならず、耳を愛撫されてしまう。
どうしようどうしよう、と考えこそするものの、酒の入った頭は思考をまとめきれず。

「や、あぁぁ、ミユ、さん……」

これは、本当にそういうことになってしまうのではないか。
そう思い、なんとか拒絶をしようとするのだが。
胸を揉まれ、更に、股間を撫ぜられてしまえば。

「~~~~っっっ!」

びくんっ、と。体が大きく跳ねてしまった。
体の中心、その奥が火が点いたように熱い。
確かに、明らかに快楽を得てしまっている自分に驚きつつも。
その気持ちよさに、抵抗の意思はすぐさま失われていく。

ミユ > 連れ込み宿の一室で今夜も繰り広げられる情事…
ミユはセレーナの心の傷を癒すことができるだろうか…
そして、ミユとセレーナは求め合うことになるのだろうか…

それは…夜に吹く風と、二人にしか解らないだろう…

ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」からミユさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」からセレーナさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋3」にミユさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋3」からミユさんが去りました。