2019/06/22 のログ
ご案内:「街壁外の訓練場」にゼナさんが現れました。
■ゼナ > 「ハッ、やぁッ、てぇぇえいッ!」
真夏の訪れを間近に感じさせる青空の強い日差しの中、透き通った掛け声が凛々しく響く。その掛け声に追従するのは、颶風を巻いて大気を切り裂く物騒な異音。
それもそのはず、掛け声に合わせて若々しい肢体を躍動させる娘の手には、当人の体重よりも重いだろう馬鹿げたサイズの両手剣が握られているのだから。
炉から取り出したばかりの鋼の如き炎煌と、柄近くの剣芯を侵食する禍々しいまでの暗色。素人目にも魔剣レベルの業物と知れる逸品である。
そんな鉄塊を振り回すのは、動きやすそうな薄着から健康的に焼けた小麦の肌を露出させた戦士娘。
肌に吸い付く素材の短衣は、リブ編みに特有の縦縞を豊満極まる乳房の丸みに合わせて歪ませている。横薙ぎや斬り上げの最中にノースリーブから覗く腋下は、恥毛の一本も見られぬツルンとした柔肉を滲む汗に濡れ光らせて目にした物に邪な気分を抱かせる。
短衣の裾から露出するのは、柔らかな脂肪層の下に腹直の凹凸を薄く浮かび上がらせるヘソ周り。
動きやすさを重視したホットパンツは、たわわな双乳にも負けぬボリュームを有する尻肉でパツンパツンに張り詰めて、時に突き出す形となる臀部の丸みに下着のラインを浮かばせていた。
その裾から伸びる太腿もまた過剰なまでの肉感を有していて、柔らかさと弾力性の同居を感じさせる躍動に揺れ動く。
そして、ほとんどの人間が巨剣の迫力と健康的な娘の色香にばかり目を向けてしまうだろうが、振るう斬閃は相当な剣理を見せていた。きっちりと刃筋を立てた斬撃は重さに任せた雑な代物ではなく、丁寧な"引き"で切断力を増している。
振りを終えた剣先は中空にピタリと止まり、肉感的な腰の捻りによって次の一閃へと以降する。力の連動に淀みは見られず、つま先から生じた螺旋のうねりは全て無駄なく巨剣の刃へと収束していた。
ご案内:「街壁外の訓練場」にノウブルさんが現れました。