2019/06/09 のログ
■シャリオン > 「はい」
さっきまでの緊張して委縮してたのから、
綻ぶように表情にも柔らかく笑みが自然と浮かぶ。
ベンチから立ち上がると、少し早足にしながら背の高い相手なので、
ついていくことはできる、通りに人が多いけど
相手の少し後ろについて歩きながら、周囲を時々見回したりして。
■黒須 > (人混みに紛れて離れないようにと道の端を歩いた。
本当なら地味で目立たない黒い服装も、今となれば他の客より目立つ。
背の高さを生かしながら迷わないよう少女の前に立ち、歩いた。
ひとまずは自分の知っている所を紹介することにした。
果物や肉、野菜などを売っている店や路上パフォーマンス。
呑気に街を歩く犬猫や見晴らしのいい所等、見物には持って来いと言うような所を連れ回して言った。)
「…かなり歩きまわしちまったな」
(気付けば日も落ちて暗くなった街、人も少なくなり、少し寒さが増すようになった。
途中に見つけた公園のベンチに座ってはフゥっと息を付き、帽子を脱いで頭を掻く。
それと同時に頭の上から尖った犬耳が二つひょこっと出て来る)
■シャリオン > 道の端を後ろについて歩く、何気ないことなのだろうけど
気遣いを感じて内心感謝をしている。
街の中を見て回り、見知らぬ景色、店など興味深々なとこばかり、
ある程度歩き回ったあと公園にはいっていく。
ベンチに座ると、帽子を脱いで出てきた獣耳に、小さい声を漏らして。
「ミレーさんでしたか、大丈夫なんですか?王都では…」
ミレーの迫害は知っている、街のなかで堂々と耳を出した相手を心配するように周囲を見回し、他に人が見当たらないけど…。
■黒須 > 「あ?平気だ。耳なんざ、魔術で隠せるしよ?それと、俺はミレー族じゃねぇ。」
(気遣った少女の言葉を受け入れては一応隠しておこうと、変身の魔術で頭の獣耳を消し、長髪の男性の姿にした。)
「それより、お前の方はどうなんだ?こんな夜になっちまったが…一人で帰れるのか?」
(案内させたはいいけれども、こんな夜遅くまで歩かせてしまったことを気にし、片眉を上げて聞いてみる)
■シャリオン > 「あ、そうでしたか、ごめんなさい」
ミレーでないのなら獣人なのだろうか、否定したとなれば
自分の間違いだったので、素直に謝る。
「んー…大丈夫です」
周囲を見ると確かに陽が落ちてきて暗い、街よりも森に詳しいことから
どこからの自信か、そんな返事を返して笑う。
■黒須 > 「一応、俺は獣人だ。色々と分け合って人間の姿をしているがな?
ま、ミレー族と間違えるのも仕方がねぇって話だがな。」
(経緯などについては話さずに色々とあってこうなったとの話をした。
正直、今では獣人よりも人間の姿の方が過ごしやすい。)
「…ま、平気なら良いけどよ?宿に泊まって一夜明かしてから帰るって方法もあるぞ?」
(正直、今自分が居る公園がどこの公園かわからないため、相手も森まで帰れるかどうかはわからなかった。
どうせなら、朝日が昇ってから帰らせた方が良いのではないかと思い、とりあえず近くの宿屋を指さす))
■シャリオン > 「ぁ、そうですね…その方法も確かに」
今の居場所も最初の通りからは離れてしまってる。
それなら、相手の言うように明るくなってから、でもいいし
急いで森に戻る用事もない、それならば…と少し考えたあと
「では、せっかくですし、そうします
私はシャリオンと言います、少し前に会ったばかりなのに親切にしてくれて、ありがとうございます」
ベンチから立ち上がりペコと相手に頭を下げる。
■黒須 > 「ん。俺も疲れたし…一夜寝るか…。」
(歩き続けて、また街を眺めることが出来たが、やはり疲れた。
このまま家に帰るもしれなりに距離があるために、体力を回復させてからの方が良いと思った)
「ん…。…黒須・狼だ。言いにくいなら、適当にローでも呼んでくれ。
シャリオンか。じゃ、部屋取りに行くぞ・・・。」
(そのまま宿まで向かい、部屋を予約しようとしに行く)
■シャリオン > 「ぇ?ぇぇぇえ…」
頭を下げてあげるのと同時くらいに、相手も泊ると言い出したことに驚きの声があがる。
歩き出した相手の後をオドオドしながらついていくけど、動揺してて
つい頭の中がプチパニック
「あ、あのロー様…部屋とりにって」
指さしてた宿に結局はついてきてしまった。後ろから話かけてみたけど、どうしていいかわからず。
■黒須 > 「ん?相部屋は嫌か?俺も泊まるし、どうせならその方が良いと思ってよ?それに、相部屋なら料金は全部俺が支払えれるしよ。」
(宿屋の中で会話をした。
まぁ、確かに、いきなり相部屋になると言う話になれば驚く他ない。
そのため、どうせなら帰るまで面倒見るのも良いかと思い、勝手に相部屋にしようとしていた。)
「ま、嫌なら別に別々の部屋でも構わねぇぞ?」
(ポーカーフェイスの為、落ち込んでいるともむかついているとも表情からは読めないが、そこには相手に任せる様な口調があった)
■シャリオン > 「ぁ…いえ、嫌というわけではないのですが……」
部屋について入る、入ってしまった。
相手からの親切なのだろうけど、構えてしまってる。
「…では…私はコチラを借りますね」
とりあえずソファに座って、空っぽのカバンを枕に小柄な体なのでソファでもすっぽり収まるほどだったから
自分はここを借りようと
ご案内:「平民地区 大通り」から黒須さんが去りました。
■シャリオン > 【後日継続です】
ご案内:「平民地区 大通り」からシャリオンさんが去りました。
ご案内:「王都近郊/白い幕家」にサウラさんが現れました。
■サウラ > 風のない、静かな夜だ。
肩から毛織の毛布を羽織り、天幕中央に設えた火に当たりながら短刀の手入れをしていた。
明日からメグメール方面へ仲間と共に捕獲遠征へ出立する。己もそのひとりだ。
所属する仲間たちの半数ほどが遠征で出払うから、暫くの間、ここの天幕の数も減るだろう。
客人が数名滞在していると聞くが、今この幕家に居るのは己だけだ。
客分である彼らが滞在する間、希望があれば専用の天幕を設えさせるけれども、
中には幕家を訪ね歩いてはその幕家で泊まりたがる変り種も居る。
己の耳には届いてはいないけれど、今滞在している客人のなかにもそういう変り種が居るかもしれない。
ご案内:「王都近郊/白い幕家」にクロステスさんが現れました。