2019/06/08 のログ
ご案内:「平民地区 大通り」にシャリオンさんが現れました。
シャリオン > 薬を卸し、買い出しとして街に出てきた夜、商店の並ぶ大通りは明るく賑わってた。
普段、森の中で過ごすほうが多いから、人酔いをしたようで、
街灯の下にあるベンチに座って、休憩中。

「ふー…」

持ってきたカバンの中身は軽い、膝の上に置いて通りを眺めながら背もたれに凭れてた。

ご案内:「平民地区 大通り」に黒須さんが現れました。
黒須 > (賑わう大通りの中、一人目立つような男が歩いていた。
全身が黒い服装に染まり、身長が高く、鋭い目つきをしながら歩きたばこをして歩いていた。
外見と大きさの為浮いているようにも見え、少し一目を集めていた)

「…ふぅ」

(しばらくして煙草を握り潰し、塵へと化させると、風に乗せて捨て、ベンチに座る。
それも、隣にシャリオンが居るのも気にせずに少し隙間を開けて座る)

シャリオン > 通りを眺めてると長身の男性に気が付いた。
大きい人だなーと思ってると、こちらに近づいてきてドキドキとしてたとこ、
隣に座られたので…ホッと息を吐いた。

膝のカバンに手を乗せたまま、チラッととなりを気にするように見て、すぐに視線を戻す。
街にはいろんな人がいるんだな…と思いながら。

黒須 > (のんびりと散歩気分で歩いてるために、特にやることが無く暇であった。
なんとなく町の景色でも眺めるかと思い、目線をゆっくりと動かしていった)

「・・・?」

(途中こちらを気にする様に見てきた少女の目線に気付き、片眉を上げてそちらを見た)

「どうした?何か用か?嬢ちゃん…。」

(低い声がしながらその少女に声をかける)

シャリオン > 「はわ、ぁ…ごめんなさい。なんでも、ないです。
 久しぶりに街にきたので、背が高い人だなーと思って」

もう一度、小さい声でごめんなさいと告げる。
街の中のことは物珍しすぎて、つい見てしまった。
伸ばしてた脚を引き寄せ、小柄な体が、より小さく縮こまってしまってたかもしれないけど。

黒須 > 「ん…そうか」

(興味本位で覗いてたのかと理解しては特に文句も嫌悪も表さずにそのままの気で答えた。
確かに、自分の身長は高く、周りと比べて頭が余裕で出て来る程の見た目である。)

「…あんまり街には来てねぇのか?」

(久しぶりと言うとあまり来ない様な人間だと思い、気になって聞いてみた。
ひとまず、縮こまってしまった状態から何とか解消させようと)

シャリオン > 「はい、普段は森でお薬を作ったり、薬草を探したり
 今日は、出来上がったお薬を届けにきたので、久しぶりの王都なんです」

いつもは森の中での生活
賑わい派手に見える王都とは真逆なので、物珍しいのは人も物も
話しかけてくれた隣の人に、自嘲気味に笑みを浮かべて返す。

黒須 > 「森で薬作りか…。」

(田舎暮らしの少女かと思えば、またそれより先の森暮らしの少女。
物珍しさで街を眺めたくなるのは仕方がないだろうとも思えた。
自分も元を返せば貧民地区の住民、明るい街になれず、周りを見渡していた時期もあった。)

「…この後暇か?どうせなら、案内するか?」

(この後も一人で何もせずにうろうろと歩くだけであるため、折角街に来たのだろうし、案内してみるのも一興と思いながら、変わらない顔色で聞いた)

シャリオン > 「ぇ…」

馴染みの薬屋の往復が主な移動ルートなので
王都の他の場所は、ほぼ知らない。
相手からの申し出に、驚きながら嬉しくもあり、

「…じゃぁ、少しだけ…いいですか?」

初対面で厚かましくないかとか気にしながらも
一人では迷子確実なので、その誘いに頷いてみる。

黒須 > 「ああ、どうせ俺も暇だしな…。」

(そのまま、ポケットに手を入れながらベンチより立ち上がり後頭部を掻く。
頭の中でどうするかと思いながら、周りを見渡す。)

「とりあえず、適当に歩くか…。」

(そのまま離れないように大きな歩幅を小さくしながら、少女が見失わないように付いてこさせようとする)