2019/02/23 のログ
ご案内:「王都平民区『露店通り』」にシシィさんが現れました。
シシィ > 賑やかな王都のにぎやかな、場所。
時折己も露店を設営することのある通りは今日も、様々な露店が目にも楽しく。

「───は、ふ」

ああ、昨日夜更かししすぎましたかね、なんて視線を、昼下がりの太陽に向けながら。ともあれ今日は自由な日、だ。
あるいは自由な、時間。
何しようかなって思いながら、人通りの多い通りをそぞろに、気の向くまま歩いてみよう。

シシィ > 緩く編んだ銀の髪、褐色の肌はこの国の人間でないことを示すよう。
気候の違いにまだまだ外套は手放せそうにはないが。
そぞろ歩きの足がわずかに緩み、速度を落とす。

「ああ、むずむずしますね、こういうの」

かしかしこめかみに指を潜らせる。
先日から妙に落ち着かない、のは、己の胸中の変化か。
人が行き交うのを眺めながら、己は街路のベンチに腰掛ける。
待ち人はあるような、無い様な──、あるいは待っていたいと思うだけか。

どちらにせよ、落ち着かない心地なのは間違いなくて、小さな嘆息を一つ零した。

シシィ > 「割と無謀でしたね?」

緩く笑いつつ、立ち上がる。
さてと、今日は何か食べましょうか、なんて独り言ちを残して、にぎやかな雑踏の中に紛れ行く

ご案内:「王都平民区『露店通り』」からシシィさんが去りました。