2019/02/17 のログ
ご案内:「川の側のキャンプ」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 綺麗な小川のせせらぎの音が、清流とともに流れていく昼過ぎ。
「んー、いい天気! もうすぐちょっとずつ暖かくなっていくのかな…? いまのうち、冬の薬草は仕入れとかなきゃ」
水場と休息所を兼ねた絶好のポイントにテントを張り、
焚き火をこしらえた少年薬師は、日の出ているうちに少しでも、
薬の原料となる動植物の干物を日光に当てようと、
猟師が干し肉を作るときに使用するフックや吊るし台を準備していて。
焚き火から数歩の距離にある小川には、ものぐさに垂らしっぱなしの釣り糸。
あわよくば、遅い昼食が餌にかからないものかと、
ついでに、余分に釣れれば干してしまおうという魂胆で。
ご案内:「川の側のキャンプ」にティネさんが現れました。
■タン・フィール > ある程度、薬草を干し終えると、焚き火も釣り竿もそのままに、一旦テントの中へと引き返す。
中で待たせている客人の気配を察したため。
ご案内:「川の側のキャンプ」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「川の側のキャンプ」からティネさんが去りました。
ご案内:「ハイブラゼール 高級ホテルの一室」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 【お約束待機中です】
ご案内:「ハイブラゼール 高級ホテルの一室」にナインさんが現れました。
■ナイン > 理性を……っぁは、そんな物など、擲ってしまえ――というのは。私だけじゃない、お互い様さ。
…だから。貴方に、我を忘れさせて…くふっ、ぁ…獣に、追い堕としてやりたい、けれど――
そうすれば、貴方の方が、ぐっと。勝ちに近付いてしまうから――難儀な事、だ…
(正直。実に矛盾したゲームだ。
理性を残している方が負ける、というのだから。
無論少女自身、謂わば優位な側が負けるという歪さを、充分理解しているのだが…多分これは。
売り言葉に買い言葉というだけだ。引っ込みがつかないだけだ。らしく、頭を使い策を巡らせた言葉ですらもない。
在る意味。熱に急かされ、勢いに流されて…無知な少女のような有様を。初めて、彼に見せたのかもしれず。)
ふむ――?それはそう、なのかもな……?っぁ、ふぁ……!
けれど、普段はなかなか――そうとも、考えられ……んっ…考え、られない…だろぅ…?
…皆、皆。溺れれば、狂う、我を忘れる……世の中。そういう輩、ばかり――さ…
(そういう意味では。性に狂った、肉欲に溺れた人間という代物は。
本能に根ざして生きる獣と…大差がないどころか。いっそ下なのではないか、とすら。
そういう輩という言い草で、何処の某達を思い浮かべるのかは、きっと言う迄も無いだろうが。
敢えてぼかした言い草にしかしない、いっそ世間一般誰もがそうだと、言い切ってみせるのは。
…一応。言い出した側である以上。ゲームのルールに則っているのだろう。早々直ぐに、負けてはやれないと。
寧ろ、意地を張ればこそ敗れるであろう、そのゲームよりも。
どうせ敗れるというのなら、欲にこそ屈してしまいたいのか――愚かだと嗤う彼等と同様に。
だが、少年という獣の牙は。未だ己に届かない。少女自身が、自らの肉を捧げ、貪られたいとすら望んでみせるのに。
充分過ぎる程に直下立った牡と。過剰過ぎる程に潤った牝。重なり交わるべき場所が、一つになれないという…矛盾。
糸引き滴る蜜液をすら、見せ付けたがるかのように。…目に見えぬ代わり、擦れ合わせる音を届けるか。
何時しか。喰らう者と喰らわれる者。追う者と追われる者。それ等をすら逆転させて。
伸ばす両手は、喰らい付けば離さない、と言わん限り。
引き付けた額を、頬を。…叶うならば重ねようとした唇は。だが、掠める様に脇へと逃れ。
もどかしく。さりとて甘く。不完全な欲求に、不完全な侭返される甘食みに。くんと微かに喉を鳴らしてしまおうか…それこそ。
甘く、甘く。主人に訴える犬かの如く。)
ぁ、は。…そう言われて、安堵するというのも――我ながらつくづく…因業で、業腹だ。
けれど、待ち侘びた…っふ、…ぁ…そう さ、漸………っく、ぅっ………!?
(次の瞬間始まった。双房が捏ねられる。先端が捻られる…硬い尖りを帯びたその場所を。
知らず背筋が浮かび、両の内腿が震えれば。肉を抉るに等しい切っ先が、とうとう、秘華に押し付けられた。
極浅く触れ、擦り付けられ。それだけでも、熱に塗れた秘肉は。貪欲な悦びに蜜を滴らすものの。
未だ不足である事は、誰の目にも明白に…訴える。肉のひくつきが。腰の揺らめきが。
何より、切っ先が食い込んだその刹那。顰めるにも似て表情が歪み。籠もる熱に紅を帯びる。
はくはくと戦慄く唇の、切なげな様も亦。少年を、彼を求める故の物。濡れた瞳が、真っ直ぐに。唯真っ直ぐに。彼を見つめるばかり。)
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「違いない。私が貴様に理性を残してやるつもりなど無い様に、私もまた、獣に成り果てねば対等では無いのだからな。
…だが、それでも尚、この快楽の果て勝利を望むと言うのならば。精々足掻くと良い。その様もまた、良き余興と成りえるであろう」
ゲームの性質上、理性を残している――様に見えるだけかも知れないが――己の方が、淫蕩に溺れる少女よりも不利である事は間違いないだろう。
しかし、それでも己は負けるつもりなど毛頭ない。寧ろ、眼下に映る無垢な少女の有様に、己の獣性が沸々と滾る様を感じるばかり。此の少女を。気高く、無垢で、強く有る少女を。己の欲望で汚してしまいたいと。
「…そして、その輩の中に私達も含まれる。浅ましく、醜く、獣の様に互いを貪り欲に溺れる。私達だけが達観した特別な存在等ではない。所詮は、同じ穴の貉というものだ」
結局は同じなのだと。駒の様に思っている輩と、それを眺めている様な自分達とは何も変わらないのだと。卑下する様な言葉でありながら愉し気に。愉快そうに笑みを浮かべる。
それは、誰もがそうだと言い切る少女の言葉に同意する様な、或いは、少女よりも自分自身がそうであると言いたげな、そんな言葉であったのかも知れない。
しかして、その間にも欲望の交わりは留まる事は無い。
気付けば、少女は快楽という餌に喰らい付く獣の様に、己の頬に伸ばされ、触れた手は熱を帯びている。
もどかしく餌を求める様に喉を鳴らす少女の様に、クツリと昏い笑みを零す。
「……そう。待ち侘びて待ち侘びて。何もかもを投げ出して強請る貴様は、とても美しい。美しいからこそ、壊し甲斐がある。喰らい甲斐がある。本能に従い、理性を投げ捨て、従属を選択する。そこに至るまでの貴様と、そこに至った貴様を、私は好ましく思うよ。ナイン」
かくして唐突に。それまで散々焦らしぬき、舐る様な愛撫は終わりを告げた。
その終わりを告げたのは、突然荒々しく挿入された肉棒によって。何の宣告も、何の前振りも無く。突然少女の秘部に暴力的なまでの荒々しさで限界まで屹立した肉棒が穿たれた。
そして、少女の反応を待たず、本能のままに腰を振り、肉棒はゆっくりと注送を始める。さながら、散々に"仕込みぬいた”己の獲物の味を愉しむ獣の様に。
■ナイン > あぁ――我に返る、などしたら。きっと、その瞬間が敗北だ…
何処迄。そして、何時迄。……譲らず、溺れ続けるやら、という事さ。果てが見えるなど、つまらないだろう?
(……いや。存外に、己は。少女自身としては。寧ろゲームを論い、少年をその気にさせて。
互いとことん迄溺れてしまいたいだけか…勝敗を餌に、魚に。唯管溺れ狂わせて欲しいだけなのかもしれないと。
薄く自覚出来る部分が有る為に。自嘲にも似た笑みが少しだけ。
正直、少女は。今こうして少年に思われるように、無垢でなどある筈もない。
傷付き、穢れ、狂い、蕩け――それでも構わず真っ直ぐに。愚直に在り続けているだけだ。
逸れる事も、逃れる事も知らず。出来ず。だからこそ、本能に素直な獣の如く。こんな時は溺れてみせて。)
それが良い……っ、…あ…それが欲しいんだ、私、っは…ぁ……
同じように溺れたい、貪りたいし、貪られたい――…っ ……一つに、なりたい――
(身も心も。と。それを言葉に乗せる事なく、だが声音よりも雄弁に。
掻き寄せる両手が。抱き縋ろうとする両腕が。甘く喘ぐ唇と、それを触れさせ重ねようとする仕草とが。
欲その侭に訴えかける。浅ましく、淫らに、されど…他を知らず真っ直ぐに。
やっと触れる所迄来た穂先を求め、浮き上がった腰を浅く揺らめかせるものの。
擦れに擦れる、快感を宿し始めたその場所は。矢張り、根源的な結合には至れない――絶妙に。逃げられてしまうのだ。
下から掬い上げる動きは、必然、牡幹を跳ね上げる。下から押し上げ、穂先を逸らす。
…矢張り、食い付く側は牡であり。少年に貫かれる他無い為に。耳下を食み返し、囁き返す、熱に浮ききった声――が。)
それはそうさ、惜しんでなど……退いてなど、やる、ものか…っ…
私は欲しい。欲しい物の為には、全力を尽くす。…代価を払えというのなら、幾らでも、っ――――…!!?
っぁ、っひぁ、…んんっ……!! …んっんっぁ、あ、は……っぁぁぁ、っ……!!
(次の瞬間跳ね上がる。高く、高く喜悦を謳う。
少女の側からは得られなかった角度で、一息に突き立てられた牡の切っ先が。容赦なくねじ込まれ、最奥をすら穿ち。
頭の芯を殴りつけられるかのような快感が爆ぜたかと思えば…其処からはもう。止まらない。
肉を抉られ、貪られていく、幾度も突き立てられ暴き立てられる。
最初の一撃で大きく竦み、戦くように締め付け震える牝肉が。ゆっくりと、だが確実に、溜め込まされていく快楽は。
謂わば、着々と”刷り込まれる”、肉の下拵えにも似ていたか。)
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…随分と。随分と獣欲に素直になったものだな、ナイン。果て無き快楽を。永遠に溺れ続ける肉欲を望むか。だが、良い。そうあれと貴様に望み、命じたのは私だ。実に良いぞ、ナイン」
結局は、少女が提案したゲームすらも、底無しの快楽に互いが溺れる為の方便でしかない。その意図に薄々とではあるが気が付けば、愉快そうに表情を綻ばせて言葉を紡ぐ。
唯々只管に己を求める少女の様は、愛おしさすら感じる程。
「……一つに、か。…クク、融け合う相手とするには、趣味の悪い男を選んだものだな、ナイン。貴様を貪り、狂わせ、獣に堕とす様な男だよ、私は」
甘く蕩ける様な言葉を紡ぐ少女の唇に、一瞬触れあうだけの様に唇を落とし、そのまま首筋を食む。
己の槍先を求める動きを躱し、それでいて少女の肢体には嬲る様な愛撫を与え続ける。
そうして焦らしぬいて、狂わせて、己を求めるだけの獣と化した少女に、残酷な慈悲を与える事になる。
「…ならば支払うが良い。快楽に溺れる代価を。お前自身を。身体も、精神も、魂も。お前という存在全てを、今宵の快楽の代価として、私に捧げろ」
それは、嘗て少女が悪魔の如しと評した様な取引の言葉。
全てを捧げれば、全てを喰らうと。少女を肉欲に狂わせると、その耳元で甘く甘く囁いた。
そうした言葉の最中にも、容赦なく快楽の暴力は続く。これまでの少女を焦らす様な動きとは一変し、望もうと望むまいと、快楽の濁流を注ぎ込む様に肉棒は少女の秘部を抉り、擦り、突き上げる。
己の体内から湧き上がる魔力は欲望のままに肉棒へと滾り、精力と混じり合って秘部の中で体積を増していく。
その一方で、少女の肢体を這い回っていた己の手も、その動きを変える。撫でる様に乳房に乗せられていた掌は、果実を捥ぎ取る様な荒々しさへと変わり、その先端を摘まむ様に軽く捻り上げるだろう。
■ナイン > っは、何を――私は最初から。充分に。欲望に正直だった……だろう?…っと。……
それが。今はこうして。肉欲。快楽への、欲。それであるという事さ――――
(一瞬言い淀んだのは。先程迄の、この国に対する欲を口にしてしまったのなら。
それで此方が敗北する事になると気が付いて。あわやの所で、言葉を飲み込んだから、だろう。
一応、ゲームのルールに関してだけは、未だ忘れていないのだと…それも、それで。記憶野迄は堕していない、擲っていない、そんな矛盾だが。
吊り上がり嗤った唇に、少年の唇が落とされたなら。一瞬の逢瀬ですら、充分過ぎる程、肉悦に繋がったのか。
掠め合ったその瞬間…確かに強く、牝胎は少年の牡を食む。項を噛まれれば首を振り、自ずから喉を反らし差し出し乍ら。
一度穿たれ始めたその下肢は、成る程、従順と評されてもおかしくない仕草で。突き込まれる腰使いに角度を合わせ。
そうすれば抽挿は滑らかに。潤む蜜を掻きだして、尚しとど溢れさせ。
…蜜音、肉音が次第高まり行く中で。差し出す喉が、酷く快さ気な笑みに震えたのなら。)
…っ、く……っくく、は…趣味の悪さも、人の悪さも――…っ、っぁ、は…お互い様、だろう……?
だったらお似合いという奴さ、精々、貴方という獣に。喰らい付いて、食らわれて…や…っんん…!?
んぁ…っ、あ…ぁ……ぁ゛――――!!ふ…っぁ、ぁは…ぁぁっ………!
(悪魔と獣と、どちらが悪し様に取れるやら。
次第増していく悦は、緩くも深い突き上げの回数に比例して増すばかり。
否、当比例等という生易しさで済む筈はなく。飛躍度的な加速、上昇…熱が燻る、肉が擦れるのみならず。
全てをもたらす彼の牡が、それこそ嘗てと同様に。極端な程の怒張を以て、少女の牝を支配していく為に。
襞という襞を蹂躙され、膣の全てを征服される快感に酔い痴れては。覆い被さる彼の身を、いっそ押し返しかねない程に反る肢体。
突き出し、自ら差し出す乳房も亦。強すぎる程の力で加えられる指遣いが、当然の如く快いのだろう。
食い込む指を、荒く乱れた拍動で打ち据えては。捻りを加えられる先端の尖りに、啼いた。
細めた瞳が潤み、ほろりと一つ滴を、頬に迄転げ落としつつ…戦慄く唇が。発しきれない、唯形だけで訴えたのは。
「もっと」、「欲しい」、そればかり。…強く。きつく。荒く。激しく。と。
少年が悪魔だというのなら。堕落を求める少女は――さて。何なのか。)
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…ハ、ハハハ。そうだ、そうだな。あの夜からずっと。貴様は唯々正直に、真直ぐに、貴様の欲望に忠実であった。今更それを強調するのは野暮であったというものだな」
思えば、最初に少女と邂逅した夜も、己の家との繋がりを求めて少女は自らの身体を差し出した。部屋を立ち去る事を許しても尚、少女は己に喰われる事を選んだ。そうやって、自分自身を差し出して己の求めるモノを欲するその姿に惹かれたのだから。
そうして少女を喰らう愉悦は、抽送する肉棒の動きに比例する。より早く。より荒々しく。淫靡な水音と共に少女の蜜に浸された肉棒が膣内を抉り、その最奥を叩く。首筋を食む己の唇はまるで支配の証を残そうとする様に、きつく、強く、痕が残る様に吸い上げた。
「…そうさな、と言ってよいのやら。私は、お前が狂い堕ちる様を望む様な男だ。そうして、最早言葉を話す余裕すら無くなるお前を。獣の様に肉欲に喘ぐお前を望むのだからな」
小さく零す笑みと、僅かに自嘲する様な呟き。それは、今宵一夜己の贄となった少女に向ける憐憫か。それとも、気高い少女を穢す事への悦びか。
だが、少女に叩きつける快楽と、それい合わせて高まる射精欲によってそんな思考も紫煙の様に掻き消える。今は唯、少女の肢体を貪り、快楽に沈む獣であれば良い。
肉棒はいよいよ吐精に向けて肥大化し、膨張した槍先のカリ首が膣内を抉る。もっと、もっとと強請る少女に応える様に、遮二無二に肉棒を打ち付けた。
双丘を掴み、肉棒を最奥にグリグリと押し付けて、己の肉棒はいよいよ決壊の時を迎えようとしていた。
「……そろそろ、出すぞ。先ずは一発っ…お前の中で、吐き出して、やる。何処にも逃がさぬ。一欠片も残さぬ。俺の吐き出す熱で、溺れ、狂え、ナイン…っ…!」
そして、少女の身体を吐精の道具の様に嬲った肉棒が一瞬動きを止めた。次の瞬間、最奥に押し付けられた肉棒から、濁流の様に少女の中に精が放たれた。
精を放ちながら小刻みに抽送を続け、愛液と精液が溶けあった蜜を少女の最奥に押し込もうと、肥大化したままの肉棒は少女の中を蹂躙し続ける。
■ナイン > ぁは、そうとも…その結果狂うとしても…っ…構うものか。堕ちるというなら……っ、っぅ、ふ…は…
精々貴方も…一緒に、引きずり込んで――、っ、遣る っとも…この、――この、欲に…!
(限りの見えない泥沼だ。人の欲という物は。そんな欲を利用し、同時に利用され。与える側にも、奪われる側にも。
今宵も亦、少年に堕とされたがる。同時に、共に堕ちてしまえと言わんばかりに…共に谷底にでも落ちんと、手を離さないかの如く。
終始弱まる事を知らない抱擁、加減を忘れていく狭窄、何より…揶揄めかせている筈なのに。甘く蕩けるばかりの声音。
膚への口付け一つにすら、喉を突く声は大きく跳ね上がり。同時に、殊更強く牡その物を喰い締める。
擦れ合う摩擦が、強さも早さも増していけばいく程に。濡れそぼる膣孔はより熟れて、奥の奥迄少年へと差し出しきる。
子宮口すら抉り抜かれ、今にも肉悦の果てへと押し上げられんとする上背を、シーツから浮かび上がる程に反り返らせて。
剥き出しの喉に、首筋に。一つ口付けの痕という華を咲かされる度。容易に消えぬ痴情の証が、逆に好ましいのだと。
僅かに這い上がらせた両手が、強く少年の頭を掻き抱き、くしゃりとその髪を梳る様。)
そんな…んっ、…私を狂い堕とす――、っは、…ぁは…人にも劣る、獣に堕とす、そ…んな貴方、だから…
だからこそ、溺れたい、ん、だ…私は、っ …っぁ、――っぁ、あ、 …は……!ひぁ、……ぁあぁ゛ぁ、ぁ゛ぁ、ぁっ…………!!?
(笑みを形作ろうとした顔が、歪んだ。震える唇は、悲鳴に等しい、高い高い喘ぎを零す。
あまりに太く、牝孔を満たし尽くすのみならず。張りだした鰓で、節榑立った幹で、牝の性感を根刮ぎ引き摺り出してくる彼の牡が。
急激に膨れ上がり、そして、爆ぜた。
夥しい灼熱は、瞬く間に膣内を埋め尽くし…喜悦の坩堝と化した肉孔を、更に深く抉り抜かれれば。
さながら圧を加えて薬液を送り出す、注射器具のように。硬く狭い子宮口の向こうに迄、勢い付けて押し込まれていく少年の熱。
快さと狂おしさが、瞬く間に少女へも、絶頂の悦びを感染させて。口付けを返したかった筈の唇は、だらしなく拡がるばかり。
遅ればせに下り来る子宮口が。代わりに少年の鈴口と、吸い付き啜り合うのだろうか。)
っは、は…ぁ゛は、…っぅぁ、……ぁ――――
ぎゅん、……ギュンタ…ー…っぁ―― 駄目っ、…駄目――だ、止め…と、…まらなく…っ、なる…
(快楽が、終わらない。絶頂が退ききらない。
熱を吐いて尚繰り出され、抉り込む、牡の太さと力強さ。
溢れんばかりの蜜と精が混じり合い。子宮奥にすら押し込まれ、同時に、胎外へと掻き出され。内から外迄余す所なく、彼に染まる。
繰り返される抽挿に、力が入りきらずに突き上げられては、引き攣る両脚が揺らされて…
躰全体がずり上がる程の抽挿は。注ぎ込まれて解れる子宮の口にすら食い込まされる…そして。そんな過剰な結合も張り、快楽。
余韻、と呼ぶには強く長い、終わりきらない悦の極みに酔い乍ら。改めてその手は少年の頭を、背を、それぞれ抱いて。…抱き締めて、離さない。)