2019/01/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨店」にピングさんが現れました。
■ピング > 本日も特に繁盛しているでもなく呑気に1人、店番がいるだけの雑貨屋。
カウンターに座する店主のその手元には色とりどりの布――と言うか、女性物の下着。
一枚一枚をカウンターに広げては、さすさすと指の腹で生地の感触を確認したり、そのデザインを確かめる様に天井に透かしていたりした。
非常に真剣な面持ちなれども、女性下着を検分する様は控えめに言っても真面目に見えない光景だった。
―――女性が好む下着と、男が好む下着。
重なる部分もあれば、きっと乖離する部分もある。
カウンターの上に広げられている下着は多分に後者の色合いが強いのはご愛敬。
今も、その手に広げて透かし見ているのは、淡い桃色の生地にフリルのついた、所謂穴空きショーツと呼ばれるもの。
股の部分に一見して判らぬ裂け目のついた、妙に凝った代物だ。
■ピング > 下着の検分の時間は続く。
―――仕分けしたそれらが明日にでも、店先に並ぶのだろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨店」からピングさんが去りました。