2019/01/07 のログ
■ナイン > お前が、冒険者で在り続けようとするのと、同じ。
私も―この場に立ち続ける。その為の一切を惜しまないし拒まない。
義務だから、と言いたい所ではあるけれど……実際、どうかな。寧ろ、これが私の願いだから…かもしれない。
(その通り、貴族で在り続けなければ。貴族家の再興など叶う筈もない。
権利を主張したいなら、それに即した義務を果たさなければならないのだから。
少しずつ、本当に少しずつ。それでも、少女自身としては驚く程。男に対して、己という物を吐露している気がする。
晒してしまう部分が、内面に於いて増していけばいく程に。
何処か、子供じみた反抗を含むかのような素振りで。表面上の、外面での演技にのめり込んで。
一度目の吐精を浴び、ぬらついた膚を。覆い被さり擦り付ける。
ねっとりと白濁にまみれ、同時に、発情しきった熱を帯びて汗に湿り、何より…
浅く繋がっていく牝孔は。何を施される必要も無い程、充分に潤いきっていた。
深みまで到らないからこそ逆に、入口ばかりが噛み合う度、外へと零れる肉の音。
熱い粘膜が触れ合っては離れ、吐精の残滓に滴り落ちた蜜が絡み合い。淫らその物の音色を奏でていく暇…それに紛れて。
男へと返す囁きの声。)
―そうやって。私が私で在る、在り続ける、ように。
お前はお前だろう…?セイン=ディバン。
(其処に。人であるか、魔であるか、の違いなど。些末事でしかないのだと。
横たえた男へと、そうして信用にも似た言葉で答えたのなら。
後は、余計な言葉を周囲に聞かせないようにか。魔、という単語をもう一度零すかもしれない唇を。
一旦、己から施す口付けで塞いでやった。舌を挿し入れ口蓋を舐り、唾液を注ぎ或いは啜り。たっぷりと銀糸を連ねて、僅かに貌を上げた所で…)
――――く……ふ ぁ゛ …!?
っあ 、ぁ ―― これ、矢張 …っ――っぅ、ぅ く …っふぅ、 ぅぅっ…!!
(今度は。少女の側が、演技を崩される番だった。
漸く、初めて、という態を醸していた癖に。深く深く突き立てられた牡の、胎を満たしても尚剰る大きさと。
力強い、腰毎跳ね上げられるような突き上げとに。
矢張り耐え難い、途方もない、快楽なのだと。思わず声にしてしまいそうになる。
きりと歯の根を喰い締め、辛うじて言葉を飲み込むものの…声その物は、到底殺し切れなかった。
まして端から加減を知らない、突き崩されるかのように強烈な、最奥を余裕で押し上げてくる抽挿に。
耐えに耐え、焦れに焦れた悦びは、一気に頂点へと叩き上げられてしまいそうな物。
眼下の胸板に拳を押し付け、強張る程に力の篭もる肢体を、それでも尚震わせて。
例え外からは分からずとも――男にだけは、明確に伝わる筈だ。
強く強く牡を締め付け、半ば必死に喰らい付き、暴しまに精を搾ろうとする…少女が、牝としてのその躰が、どれ程の悦びに溺れているのかが。
『っぁ、ぁっ。狡いですわ、もう私だって、今直ぐ――…もう、我慢、出来ない…っ』
折から。摘み食いを所望していた一人目の娘が。言葉通り耐えきれなくなったのだろう。
クッションの上へと上がり、男の顔へと、その下肢を。濡れに濡れた牝の秘華を押し付けては揺すり立てる。
白濁する程に濃く粘付いた、発情しきった牝蜜が、男の口内へと滴る程に。
『っ…っぅ、…ん…ぁ…お願いです、わたくしも――』、『 ぁ 狡 ぃ。 じゃぁ こっち?』
ずっと胸を高鳴らせていた二人目の娘は。その豊乳に男の脚を抱き寄せては。少女と背中合わせで、太腿へと下肢を擦り付ける。
三人目は…相変わらず。責める方にご執心、らしく。逆にクッションの下に潜り込めば。もう一度、男の窄まりを。舌先で擽りだした。)
――――っ、 ぁ、あ゛っ ……っぁ ふ ぁ ぁ…!
く、ぁ …良い――本当、に っ良いよ …セイン お前 は……お前に っ 犯されるのは …ぁ……!
(――そう。本当に、だ。演技の続きであるかのようで。実の所、偽らざる少女の本音。
野太い牡が限界以上に牝孔を拡げきり、突き上げられる度胎の全てを掻き回す。溢れて泡立つ牝蜜が、突き上げの激しさに飛び散っていく。
余裕など欠片もない少女の声は。何処迄も甘さに充ち満ちて…それ以上に、狂おしい肉欲に上擦る、悲鳴じみてすら。
…周りの者が手を止める、息を飲む。貴族達が繰り広げていた狂宴の中心は、正に少女へと――否、男へと推移しつつあった。)
ご案内:「王都マグメール 王城 王城深奥」からナインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 王城深奥」からセイン=ディバンさんが去りました。