2018/11/14 のログ
ご案内:「森の中の洞窟」にフランネルさんが現れました。
フランネル >  バケツをひっくり返したような、という言い回しがぴったりくる夕立ちだった。
 ぽつりと冷たさを感じた次の瞬間には、肌に痛いほど大粒の雨があたりを埋めつくし、
フランネルは慌てて先ほどまでは見えていた洞窟に飛び込むことになった。

「あん、もう。あとしばらくでしたのに……」

 ほんの数十秒のことだったのに、フランネルの全身はもはやずぶ濡れになっていた。
黒いボレロのフリルはすっかり形を失ってしおれ、普段はふんわりとゆるいウェーブを
保っている亜麻色の髪もぐっしょりと頬や肩に張り付き、ぽたりぽたりと青黒い岩肌に
水滴を落としている。
 少しゆったりめのサイズで体のラインを隠しているワンピースは濡れて肌に張り付き、
尻や胸元の豊かな丸みだけでなく、黒い下着の装飾まで克明に透けさせてしまっていた。

「しょうがないですねえ、まったく……」

 外も見えないほどの豪雨をカーテンがわりに、ボレロとワンピースを脱いで杖にかけ、
倒れぬようそっと洞窟の壁にたてかける。奇跡的に火勢を保っていたランタンの灯りの
中で濡れた髪を肩の後ろへ追いやり、頭の後ろでぎゅっと搾ると、黒い下着に包まれた
見事な乳房がふるんと揺れ、零れた水滴が背筋から尻の丸みをなぞってふくらはぎへと
滴り落ちた。

ご案内:「森の中の洞窟」にジーヴァさんが現れました。
ジーヴァ > 禍福は糾える縄の如し、とはよく言ったものだ。
錬金術や魔術の触媒に必要なキノコや薬草の群生地を鉱脈の試掘依頼で偶然立ち入ったこの森で見つけ、
本来は鉱石を入れるための背負い式の大きな籠の中に大量に放り込んでいたのがついさっき。

だが日が傾いて突然の夕立が始まり、滝のようにそれらは降り注ぐ。
そうなれば採集どころではなく、一時の凌ぎ場所を求めてすっかり重くなった籠を背負い、
水を吸って重くなったローブを引きずって、かろうじて目の前に見えた洞窟へと
転がり込むように入り込む。

「……ぶぇっくしょっ!ああもう、クソ寒いところに雨なんて……え?」

洞窟はランタンの明かりに包まれ、先客が一人、既にいるようだった。
念のために錫杖を構えてゆっくりと進めば、そこにいるのは下着姿の女性。
杖にかけられたボレロとワンピースから察するに、彼女も雨を避けて避難してきたのだろう。
だが、まだ若いジーヴァには少々刺激の強い光景だ。装飾付きの黒い下着が包むその身体は
見事なバランスで、思わず目深に被っていたフードを限界まで下ろす。

「わ、悪い!襲うつもりはないんだ、俺もこの土砂降りで偶然洞窟を見つけて……」

入り口近くでうっかり見ないように座り込み、キノコと薬草の詰まった籠を下ろす。
夕立はまだ勢いが衰えず、それどころかますます勢いよく降り続けているように思えた。

フランネル >  何かが洞窟に飛び込んでくる気配がした。
 この天気だ。動物が逃げ込んでくるのも仕方がないだろう。そう思って、反射的に
服をかけていた杖を手に取って振り向いたフランネルが見たのは、狼や熊ではなくて
自分と似たような背の高さの人間、しかも男性だった。

「きゃ……!」

 突き出しかけた杖を胸に抱き寄せて肩をすくめるも、細い杖一本ではボリュームの
ある肢体を隠すのにはほとんど役に立たない。杖を手に取った時に地面に落ちた服を
きょろきょろと探し、急いで手に取ると、杖の代わりに体の前で抱く。だが、濡れた
白いブラウスはほとんど透けており、それが肌に張り付く様子は、見ようによっては
余計に扇情的ですらあった。頬を赤くしながら困ったように笑うと、暗がりのほうへ
後ずさりしつつフランネルは言う。

「ご、ごめんなさいです。わたしも、これなら外から見えないかと思って、ちょっと
油断してました。……大丈夫ですよ? もう少しこっち来ても。そこだと、しぶきが
かからないです? でも、できたら後ろ向きにお願いしますね」

 ことによると言葉さえかき消されそうな豪雨の唸りに、少し大きめの声で彼にそう
呼びかける。

ジーヴァ > ぴっちりと肌に貼り付く白いブラウスは身体のラインをより強調し、
頬を赤く染める女性にそういったつもりがなくとも男にはなんとも耐え難い姿だ。
一瞬だけ顔を上げて、すぐさまジーヴァはフードの中に顔を隠す。
彼女の優しさを感じさせる問いかけに、背中に感じていた土砂降りの飛沫を
浴びなくてもよさそうだとほっとしたものの、歩いていくときは慎重に、万が一振り向いてもいいよう
ゆっくりと後ろ向きに目を閉じてびしょ濡れのローブを纏って歩いていく。

「絶対……絶対に見ないからな!もし見たらこの錫杖で俺の目を潰してくれ!
 後、これ以上近づいたら困るって思ったらすぐ言ってくれ!」

ジーヴァとしても服は乾かしたいし、それならば火が消えづらい洞窟の奥に行きたい。
だが先客の女性がいる以上、彼女に配慮せざるを得ないだろう。
一歩一歩、確かめるように洞窟の床を踏み歩き、やがて彼女と適切な距離にまで進めるはずだ。
籠の取っ手を片手で重そうに引きずり、雨に濡れて輝く銀の錫杖を背後の安全確認に使って。

「……この辺りでいいか?俺も濡れてるし、乾かしたいけど……
 そっちが終わってからだな」

フランネル > 「あん、そんなに必死にならなくても大丈夫ですよ。
 別にわたし聖職者とかじゃないですから、見られたら死なないといけないとか、
 その人と結婚しないといけないといけないとか、そういうの全然ないですから」

 最初に男性――男の子だと気づいた時こそ少し驚いたが、わかってしまえばもはや
フランネルのほうは落ち着いたものだった。困ったような笑顔で少々笑いの混じった
声をかけつつ、彼が飛沫を浴びなくていいぐらいの所まで来られるよう、洞窟の奥へ
じりじりと後ずさる。

「大丈夫ですよ。
 わたし、もう少し奥へ行きますから、あなたももうちょっと来て……きゃっ!」

 そのかかとに不意に柔らかく、だが、しっかりそこに固定されたものがぶつかった。
前に注意を払っていたせいか、踏ん張ることができずぐらりと体が後ろへ傾く。
 小さく悲鳴を上げながらついた尻もちは、柔らかいものに受け止められた。暗がりの
中で見下ろすと、白い柔らかなものがそこにもっさりとわだかまっている。眼鏡の奥で
目を細め、ゆっくりと撫でると、それは――。

「あら、クッションマッシュルームですね。……っくしゅ。ああ、寒いです……。
 あ。ごめんなさい。あなた、そのままだと寒いですよね。待たなくていいですから、
 ほら脱いで脱いで」

 言いながら、しりもちをついたキノコの上から立ち上がると、今度は彼のほうへと
歩み寄って、ローブの肩あたりに手をかけようと。

ジーヴァ > 女性の悲鳴に、一瞬振り返ろうと身体が反射的に動きかけて、
先程のあられもない姿がジーヴァの脳裏に浮かんで踏み止まる。
おそらくあの胸とか尻が揺れに揺れただろうことは容易に想像でき、むくりと股間に熱が溜まる。
後に続く声で柔らかいキノコの一種に足を取られただけと分かれば、ほっと一息ついて
落ち着いたように座り込んだ。

「寒い?ああ、確かに寒いけど……いや脱がさなくても!
 自分で脱げるから大丈夫だ!」

そこにローブを脱がそうと女性が肩に手をかければ、
思わず身を翻してその弾みでフードがばさりと降りる。そうして深紅の瞳に映るのは、
先程から脳裏に焼き付いていたあの身体。

「あ、あわわ……わぁ……」

視界一杯に広がるその見事なスタイルはやはり目が離しづらいものであり、
濡れたローブも服も気にせず、身体が硬直したままじっくりと眺めてしまう。
その状態が数秒続き、やがてジーヴァはすぐさま彼女に背を向けてしまった。
瞳の色のように顔を真っ赤に染めて、ただ今の光景を忘れようと岩壁にぐりぐりと頭を押し付けている。

フランネル > 「あら、あなた……あん、もう、大丈夫ですってば。……っくしゅ」

 振り向いた彼の両目はうさぎのように真っ赤だった。フランネルがそれを見て驚いた
瞬間、彼は逃げるように背を向けてしまう。また零れた笑いは、また小さなくしゃみに
かき消された。こほん、と、小さく咳払いしてから、フランネルは再び肩ごしに両手を
伸ばし、首の前にあるローブの留め具に両手をかけてそれを外しにかかる。
 身長差がほとんどないせいで、下着だけに包まれたボリュームのある乳房が彼の背に
ぎゅっと押し付けられる形になって、濡れたローブの冷たさに一瞬身震いさせられるが、
すぐに体温が伝わってくると、それもすぐに落ち着いた。

「はいはい、落ち着いて……。お互いこのままじゃ寒いんですから、ね?」

ジーヴァ > 彼女の両手が肩から覆うように伸びてくれば、ローブの留め具がぱちりと外れて、
丈夫な作りの布の服がぐっしょりと濡れて体に貼り付いている。
下に履いているズボンも同じようにくまなく濡れてしまい、
背中越しに伝わる乳房の柔らかな感触と温かさに思わず股間が反応する。

「ひ、はぁっ……火種はあるっ、からぁ……火よ輝けっ……」

背筋がゾクゾクしてくるような感覚を覚えて、腰砕けになれば
当然相手に全身を預けるように寄りかかってしまう。
手のひらに生み出した小さな火を見せようにも、乳房の感触と相手から漂う女性の匂いに
頭の集中がかき乱され、すぐさま消えてしまった。

「ちょっと距離、離してくれると……助かる。
 今のままだと胸が……その……色々伝わってきて……」

後ろに振り向き、彼女の顔を改めて見つめながら頼んでみる。
柔和な印象を与える顔立ちで、綺麗な薄桜色の唇を見ているうちにぼうっと惚けてしまった。

フランネル > 「あら、あなた魔術師さんです?
 でも、その術は着火じゃないですか。
 燃やすものがないと、暖は取れないでしょう?」

 べしゃりと音を立てて彼のローブが地面に落ちると、フランネルは今度は両手を
わきの下から彼の体の前に回す。ぐっしょりと濡れた服の前を手のひらでゆっくり
撫でまわし、ボタンも何もないことがわかると、今度はベルトのバックルに慣れた
手つきで手をかけて、それを手際よくくつろげつつ、フランネルは彼の言葉にまた
笑って答えた。

「ごめんなさいね。わたしも冷えちゃってるものですから、一回くっついちゃうと、
 あなたの温かさから離れるのつらくなっちゃって……」

 きゅっ、と、抱きしめるように両腕で彼の腰を抱くと、背中いっぱいにおんなの
柔らかさを押し付けながら微笑んでみせる。

「ね、少し落ち着くまで、このままでいいでしょう?
 あと……ちょっぴり、精気(オルゴン)をわけてくれないです?」

ジーヴァ > 背後から彼女の両手が再びやってくれば、
今度はズボンを留めていた紐のベルトがあっという間に解けていく。
彼女との距離は密着したままを保てば、耳元に響く彼女の言葉と
なおも続く乳房の感触にジーヴァの理性は蕩けつつあった。

「こ、このままって……そんな……
 ……それに、精気ってことはつまり……」

背中から感じる柔らかな感触と、腰を抱くような彼女の両腕。
そこに先日学んだばかりの『精気』という言葉が意味するもの。
性交の快楽を覚えたてのジーヴァが断れるわけもなく、自分から身体をすり寄せて要求を呑んでいく。

「……そ、その……やさしく、お願いします……」

女性の匂いと柔らかさに包まれて、ジーヴァの股間はズボンの上からでも分かるほど膨らんでいる。
もし刺激をこれ以上咥えられたなら、情けなく暴発しそうなほどに。

フランネル > 「ふふ。ありがとうございます。
 オルゴンがあれば、わたしの持ってる携帯暖炉が動かせますから、
 すぐ一緒にあったかくなれちゃいますよ……」

 彼の肩に顎を乗せ、振り向いた彼の顔のすぐそばで、ことさら楽しげにそう囁く。
 ズボンが床に落ちたところで今度は彼の下着の上から太腿、下腹をゆったりとした
手つきで撫でまわしつつ、下着の布地の張りで彼の張り詰め具合を感じ取ると、うふ、
と、フランネルは熱っぽくなった吐息を彼の耳に吹き込みながら笑った。

「携帯暖炉を動かさなくても、とってもあったかくなっちゃってますね……。
 でも、服も乾かしたいですし……。あなたもその気みたいですから、
 やっぱり分けてくださいね。
 ゆっくり、やさーしく、いーっぱい、気持ちよくしちゃいますから……」

 一語、一語、甘く熱っぽい声で区切ってそう囁くと、慎重にそっと彼の下着の中に
手を差し入れ、それを引き下ろしつつ両手でまずは袋を包む。雨に濡れてひんやりと
縮こまってしまったそこをとろかしほぐすように、柔らかな手でフランネルはそこを
ゆっくりと揉み始めた。

ジーヴァ > 熱源がなくとも身体は徐々に熱を持ち、さらに近づく彼女の顔。
妖しげに動く両手は下半身を撫でまわし、吐息が耳にかかれば
ビクリと身体が跳ねて感じていることを示してしまう。

「あったかく……やさしく……はぁ……」

彼女の行動一つ一つに身体は敏感に反応して快感を示し、
ついに両手が耐え切れず、背後にいる彼女の身体に伸びていく。
ただ触るだけで分かるその柔らかさに、指が沈み込むほど触り、揉む。
だがその動きも、硬く熱を帯びた男根の下、冷えて縮んだ袋を彼女の両手で包まれてすぐさま止まってしまう。

「ひいっ……とける……でるぅっ……
 もみほぐしよすぎてぇ……」

ゆっくりと揉み解される袋は次第に男根と同じように張りつめて、
あっという間に状態を整える。だが、直接竿に刺激をされなくともその優しい手つきと囁きは
射精に至るには十分な刺激であった。隆起した男根が下着の中で情けなくびゅくり、と射精を始めてしまい、
そのまま止まらない射精にヘコヘコと腰を振って下着に精液をぶちまけてしまう。