2018/11/09 のログ
セルナエル > (試作中に何度も使ったという淑女の言葉と色香漂う表情に、セルナエルはわけも分からずドキドキする。このよくわからない置物は、どうやらいかがわしい行為に使用する物らしいとなんとなく察し始める。それはおそらく日々様々な誘惑に打ち克つ人間すらも誘惑する肉の悦びをもたらすのだろう。セルナも早く試してみたい! 頬を赤く染めつつも、同時に興味の色を強める天使は、その勢いのまま立ち上がるが――――きゅうきゅう餌をねだるお腹に直撃する料理の芳香には叶わなかった。)

はわぅぅぅう~❤ お姉さん、これ、とってもとぉぉっても美味しいですぅ❤ お姉さんも食べますか? お姉さんにだったら、セルナ、一口だけ分けてあげてもいいですよ?

(グーで握った木のフォークを湯気立つじゃがいもにぶっ刺して、とろとろのチーズを絡めて口に運ぶ。錬金術師の危惧した通り、舌先を痛撃する熱感に涙目になったりしながらの賑やかな食事。その光景は、仲の良い姉妹の様な、見るものの目尻を柔らかく綻ばせる物となっただろう。しかし、食事を終えた天使娘が、店内どころか店の外にまで届きかねない声音で)

――――さぁ、フランネルお姉さん。セックスしにいきましょうっ! そのよく分からないおきものも、いっぱいセルナに使ってくださいねっ!

(なんて宣言をぶち上げたなら、酔っぱらい達も流石に噴きだし咳き込む事となっただろう。そんな男達の反応に小首を傾げた天使娘は、二人で借りた宿の一室ベッドの上で、それはもうたっぷりと淫具の良さを教え込まれる事となるのだった。)

ご案内:「平民街区のとある宿場」からセルナエルさんが去りました。
ご案内:「平民街区のとある宿場」からフランネルさんが去りました。