2018/07/02 のログ
ご案内:「王城内 第七師団執務室」にヴェルムさんが現れました。
ヴェルム > 第七師団の侵攻作戦失敗から数日、未だ王国内はごたついていた。
責任がどうの、部隊編成の見直しなど、連日話し合いが続いているが、十三師団は上からの命令を粛々と遂行するだけだ。

ヴェルムが訪れたのは、主の消えた第七師団の執務室。
室内は既に書類などが乱雑にばら撒かれていた。

「負けてしまえばこんなものだな」

いろいろ粗探しされたのだろう、重要書類のいくつかはすでに消えているようだ。
壁の軍旗や棚に多数飾られている勲章を横目に眺めつつ、ヴェルムは部屋の奥に足を進め…
主の座っていた椅子に腰掛けた。

ヴェルム > ついさっき与えられた命令は、引き続き星の聖猫派の追跡、タナール砦の防衛、シェンヤン帝国との小競り合い…そしてこの部屋の片付けだ。
机や棚はそのままでいいから、それ以外のものをまとめて片付けておけとのこと。
実に我々らしい仕事だ。

「…なんだこれ?」

せっかくなので机の引き出しを漁っていると、手の平サイズの鉄製の入れ物…保存食だろうか。
さらに奥には酒のボトルが…隠してあるということは良いものかもしれない。
ともあれ、一人で片付けるには膨大な量になりそうなので、団員を何人か呼んでから始めることにする。