2018/07/01 のログ
ご案内:「王城テラス」にヴィンセント・ミラーさんが現れました。
■ヴィンセント・ミラー > テラスにて石での通信中。
「…で、第七の指揮官は今は牢の中か。
訳が分からんな。 自分たちがあの団長に煽られたことへの仕返しか?」
軟禁と聴かされていたが、実際は牢獄に閉じ込めているらしい。
出陣前から強引な所があったので暴走を危惧したと言えば尤もだが、牢屋に入れる必要があるのだろうか。
端的に言えば、敗戦への見せしめすらも感じ取れる。
「勿体無いな。 負けたとはいえ、良い所まで言ったんだろ?
なるほど、末端の団員達は既にあっちこっちから引き抜きをかけてるのか。
うちも引き抜くのか? 大丈夫かよ。」
通信相手であるボスからは既に何名かの団員と交渉中とのことだ。
男は呆れ顔を浮かべては溜息をついていた。
■ヴィンセント・ミラー > 「…魔族への対処はどうするんだ?
暫くは持ち回りか? 俺にも行けとか言うんじゃねえだろうな。
こっちは悪いミレーの相手だけで手一杯だぞ。
第七以外にも師団はあるじゃねえか。そっちで行ってもらえよ。
いや、それは俺に言われてもな。」
ボスが言うには、この辺りでうちの組織が治安維持以外でも有用であることを知らしめたいようだ。
ついては手勢を率いて近々退魔戦線や異国との戦闘に参加してもらいたいとのこと。
予想していた展開だが、男は眉間に皺を寄せる。
どちらも激戦区である。 いつ死んでもおかしくないのだ。
■ヴィンセント・ミラー > ボスの話しでは既に戦力の準備は進んであるとの事だ。
つまり、決定事項である。
男は通話を終えると、舌打ちをしてから城へと入っていく。
ご案内:「王城テラス」からヴィンセント・ミラーさんが去りました。