2018/05/14 のログ
ご案内:「平民区の噴水広場」にシチューさんが現れました。
シチュー > 日中の日差しと気温は夏といっていいほど。そんな真昼。
ここは平民区にいくつもある広場のひとつ。
中央に噴水を備えた、どこにでもあるような憩いの場なのだが……。

「ひゃーーーーーっ!……っあはははははは!
冷たいー!気持ちいいーっ!」

お使いを終えた帰りのミレー族のメイド奴隷が水びたしのまま走り回っていた。
この噴水を管理している貴族が市民にささやかなる涼を提供しようと噴水の出力を魔法によって増幅させ、ついで温度を下げたのだった。暑さをしのごうと人々が集まって、
水浴び広場と化した噴水広場は小さな子供から大人まで、皆びしょぬれではしゃいでいる。
白い衣服を着ている者は肌がぴったり張り付いていたりと、真夏のビーチ並みの開放感である。

ご案内:「平民区の噴水広場」に黒須さんが現れました。
黒須 > 「…チッ、くそあちぃったら、ありゃしねぇな…。」
(近くのベンチに座り、噴水で水浴びをしている人々を眺めるは、仕事を終えた黒須である。革ジャンだけは脱ぎ、少しでも毛に残っている熱を逃がそうと、だらけている最中である。)

「…しかし、こんだけいりゃ、一人や二人…すっきりできそうかもしれねぇな?」
(水にぬれ、服がぴったりと突いた女性だけを見る。服越しからわかるボディラインを目で見て、営みを図れるような人間を探し、見つけた際には一つ誘おうとでも思っているつもりだ)

シチュー > 「ふーーーーーっ!……んふふー。楽しかったー!
……あぁ……、服がもうぐしょぐしょだね。あはは……。
このまま帰ったらメイド長にまた叱られちゃうなあ……。
でも!今日はいいお天気だし。すぐ乾くはずー」

(高い気温と格式張った貴族宅へのお使いで熱がこもってた頭もすっかり冷えてリラックス。
額に張り付いた前髪撫で付けて、気づいてみれば濡れ鼠。
ぶるぶるぶるっと震わせたケモミミと尻尾からは水気が払われたが、メイド服はそう簡単にいかずに少し眉根を下げ。
きらきらとした太陽見上げて能天気にそう呟く。
水の届かない広場の端のほうまで移動すると、裾を軽く手しぼり。
そのまま日光浴とばかりにベンチに座ろうとするのだけれど。
そのすぐ横で上半身だけ裸のダンディに割れた腹筋という大柄な黒狼の姿を見つけ)

「こんにちは!狼さん。
……狼さんでも暑いよね。お水浴びてきたらどうかな?気持ちいいよ!」

(彼のほうへそっと寄っていき、にこやかに笑いかける。メイド奴隷の和服が浅い乳房を浮かすのも気にせず、そして、彼の意図が納涼ではないとも気づかずに)

黒須 > 「…あ?なんだ?ガキか…俺はそんな気分じゃねぇんだよ。あっち行ってろ…。」
(手をフリフリと追い返すようにする黒須。近寄ってきた元気の良い子供に嫌気を少し刺す。更には乳房を見ても全く興奮を表さない。それはそうだ。今はシチューを単なるメイド服奴隷の男と思っている。自分がやりたいのは男ではなく、女であるため、彼女に対しては二重に興味を持っていないのだ)

シチュー > 「そんな気分って……?
あ、……うん……。ごめんなさい、狼さん……」

(フリフリと揺れる手先の意味に、きょとんと睫毛を弾ませて。自分をあまり歓迎している様子は無さそうだし、何やら彼のご機嫌を損ねてしまった様子。申し訳なさそうにしょんぼり身を縮めたら、ぺこりと頭を下げて。
その場を離れると、広場の別のベンチに座り直した。
そこでしばらくの間、服を乾かして。ささやかな日光浴を足をぶらぶらとさせながら楽しむのだった――)

ご案内:「平民区の噴水広場」からシチューさんが去りました。
黒須 > 「・・・。」
(追い返した物のの、帰っていくしょんぼりとしたその姿を見て、少々言い過ぎたか…っと頭をぐしゃぐしゃと掻く。謝るつもりで立ち上がり、シチューの隣に座る。少し気まずい感じであったが、少しだけ時間をおいて謝ろうとする)

ご案内:「平民区の噴水広場」から黒須さんが去りました。