2018/05/13 のログ
ご案内:「整体施術院」にディールさんが現れました。
ディール > 少しばかり魔力を吸収。自分の中で活性化させて取り込んだことにより幾つかの能力を習得したのが最近のこと。
低い階級の淫魔ならば、自由に召喚し使役が出来るようになった。
施術院自体にも手を施し、廊下の随所にあるのが魔力の分析と魔力を喰らう術式の魔法陣。
床の塗料に隠されているが、得物もしくは自分を討伐しに来る相手の魔力を分析、解析させてその魔力を喰らい続ける仕掛けを満足そうに院長室で見ていた。

「これで十分でしょうかね。後は外から大火力で叩き潰されたりしたらダメでしょうけど。まさかそんな、富裕地区で後先考えずに大魔法を打つような人も居ないでしょう。」

同族の魔族だろうが人間だろうが関係が無い。魔力の分析さえ終われば自分の魔力供給源と。ちょっとしたお楽しみを与えてくれるありがたい存在ということに優劣は無い。とはいえ、そうそう都合良く得物がくるか、客が来るかは不透明な話だった

ディール > 普通の客は淫魔が変装した医師に対応を任せていた。
金色の瞳を有した淫魔は、その瞳自体に淫魔力を保有させ、視界内に相手をおさめていれば媚薬を嗅がせ続けるかのように相手の発情を誘うやり口だ。

デトックス効果があると嘯きながら媚薬のオイルを使わせ、最新の揉み解しの為の機材だと言い包め触手生物で客の内部を好き勝手に弄くるやり口。
壊さない程度であれば彼らの好きにしていいと言い含めている。
客が来た時、必要な時だけ低位の淫魔を呼び出すので魔力のコストも本来の施術院の維持に必要なゴルド的なコストも低く抑える事が出来るのがありがたかった

ディール > 少しだけ表の看板には人寄せの魔力を持たせた文字をつかっている。
カンの良い魔法使いや、魔力の知識を持つ人間、または同族ならそこが真っ当な店ではないのでは、くらいには疑惑が持てるくらいに、粗雑な魔力文字。
何も知らない子羊か、悟った上で侮ってくれる様な客等が来れば万歳だろう。

下克上という言葉に興味もあるが、何より人間にも魔族にも恨みをぶつける事。その目的の為にはまだまだ自分には力が足りないのだから。
ペラリ、ペラリと薄い表紙の本を捲る音だけが院長室に響いている。
見ているのは通販雑誌の類や、マグメール王国の情報誌。

ご案内:「整体施術院」にニアさんが現れました。
ニア > 「はぁ…今日も疲れたな」

突然の雨にげんなりしつつ、診療器具の入った箱を脇に抱えて傘を差して歩くこと数時間。

荷物を取りに行っての帰り道。
世の中もっと交通に便利になればいいと思いながら、休憩がてら休みたいと思い周囲を見渡すと、そこには施術所の文字。

「へぇ、こんなところにあったのか…予約はしてないが、この雨だ。案外空いてるかもしれないな」

ふらふらと誘われるように、妙にきになる看板へ脚を運んでいく。

ディール > カラン、という乾いた金属音は院長室の中で響く。
迅速に入り込んだ相手の魔力の解析が始まり、受付の裏側に造られていた院内移動用の転移魔法陣を使って、白衣姿の相手しかいない受付所に自分が姿を現した。
顔にはにこやかな、いかにも人の良さそうな笑みを浮かべながら、だが

「いらっしゃいませ、本日ご予約のお客様でしょうか?それとも、ご新規様でしょうか。」

微笑みかけながら、相手にも見える様に受付所に備え付けの手帳を広げてみていた。見れば判るが、相手は新規の客。客なのか、客を装った敵対者なのかを確認するように、目線が素早く相手の体に走る。顔から爪先まで。そして女性とわかれば次に魅力あるボディラインを描いているかどうかまで。

「私の記憶がおかしくなければ、お客様は恐らく当院のご利用が初めてに見えますが…以前ご利用されたことはございますか?」

ニア > 「やぁ、この雨で少し休みたくてね。すまないが予約はしていないんだ」

傘を畳み、水気を払うために白衣を脱いでぱっぱと手で叩く。
魔力質は聖属性に寄ってるものの闇の気色もある混沌属性。
性格診断的に言えば、両極端なAB型といったところだ。

白衣を脱いで赤いタンクトップと白のロングパンツ姿になれば、体型は背丈はそこそこ、脚が長く胸は控えめのアスリート体型。
腹筋などは悪くないラインを象り、控えめな胸をしっかり強調しいている。

「突然で悪いんだが、今日は空いてるかい? 予約でいっぱいなら、他所へ行くよ」

水気を払いながら、髪をかきあげて視線を流し。

ディール > 「なるほど、丁度今日はこの空模様で無断キャンセルのお客様が多くて。予約はほぼキャンセルの状況ですよ。」

混沌としている魔力だけに解析するのは時間も掛かるだろう。
赤いタンクトップからの流線型はなだらかなスレンダーな体格。しなやかなという表現が当て嵌まるような相手。断る理由も無ければ、自分の命の危険もそこまで感じられない。
当然断る理由がないのだから満面の笑みで受け入れるだろう。
入り口横に有る外套掛けに白衣を掛ける様に促し、流された視線にも笑みを返すばかり。
「初めてであれば、体験コースの方をお勧めしております。奥の施術室までご案内致しますので、どうぞこちらへ」

からり、と開かれる奥の部屋に続く扉。獲物を逃がさないための仕掛けも十分に施されている室内へと、女医を招き入れるだろう。

ディール > そうして相手を奥の施術室に案内すべく、自ら先に奥の部屋に姿を消していった。
ご案内:「整体施術院」からディールさんが去りました。
ご案内:「整体施術院」からニアさんが去りました。