2018/01/30 のログ
ご案内:「平民地区娼館通り『天国への階段』亭」にエンジェルさんが現れました。
エンジェル > 今夜も人出で賑わう娼館通り。
その中の店のひとつ『天国への階段』。
その名の通り天国へと昇るような体験を出来ると謳うその店は、周りの店に比べると少々……いや、かなりお高い。
しかし、それでも今日も足を運ぶ客は後を絶たず繁盛していた。
そんな高級店の中、一晩好きにしたいなら30万、一発抜くだけでもプレイによっては両手の指に手が届きそうな特別な娼婦を指名した時にだけ通されるVIPルームがあった。
もっとも積極的に割引券や利用券を配っている為に運が良ければ格安で利用することも出来るだろう。

飾り窓の奥では暖炉の前で見た目麗しい娼婦たちが歓談している。
暖かそうな中は冬の寒さが厳しい外とはまるで別世界だった。
そして、飾り窓の下に置かれた椅子にはちょこんと年端もいかない少女が座っている。
もこもこのコートはいかにも暖かそうで、猫耳フードの下から覗く顔立ちはあどけない。
ぱたぱたと楽しそうに脚をぶらつかせながら、道行く男たちへとにこにこと愛想を振りまいている。
純真無垢な少女……そんな印象を与える猫耳フードの少女もこの店の商品であり、椅子は商品棚であった。

「きょうもさむいよねー♪」

少女はにっこーとあざとい程の笑顔を浮かべて見せた。

エンジェル > ――この日の客は常連の初老の男性。
もう満足に勃たないが、その分玩具やクスリを好んで使う。
少女は一晩中啼き叫び善がり悶え、あどけない姿と淫らな表情のギャップを楽しませるのだ。

ご案内:「平民地区娼館通り『天国への階段』亭」からエンジェルさんが去りました。