2017/12/29 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 公衆浴場」にアウミさんが現れました。
アウミ > 「ふうッ、ウ、はぁぁぁぁ……――」

日々激しい闘いの繰り広げられるダイラスのアケローン闘技場。
その花形選手の一人である女闘士が、今日も観客を沸かせる試合を終えて公衆浴場へやって来ていた。
身を清めた後、「混浴」の大浴場の湯船に身を浸す。
今日受けた生傷に湯が沁みるが、それすらも勝利の後の美酒に等しい。
それ程に闘いを愛する女闘士が、女性用の浴場へ足を運ばないのには、理由があった――

「はぁ……はぁ……――」

艶やかな褐色の、鍛えられ引き締まった肉体を惜しげもなく晒し、張り艶のある豊満な乳房を湯に浮かせながら両腕を湯船の縁に広げている。
その表情は、湯の熱に加え、下腹部から燃え上がるような情欲に燃えていた。
闘いの後はいつだって、疼く――交わりたい、交尾がしたい――
しかし、長年闘技場で闘い続けていたせいで、自身と同じような強く、逞しい肉体を持つ男達にはすっかり目が向かなくなってしまっていた。
こうして闘技場を離れ、公衆浴場に来たのは、汗を流すためだけではない――
さらなる汗――性交による悦びを味わいたくてやって来たのであった。

ご案内:「港湾都市ダイラス 公衆浴場」にマーカスさんが現れました。
マーカス > (――闘技場の人手を賄う為に出されていた、料理人の求人。
其れは面白そうだと、応募して受かって、見事に一時雇用されたのがつい先日
街で大衆酒場や食堂を渡り歩き、大抵の事は出来るという自信が在ったが
ひとつ、予想外だった問題があるとすれば…其の食堂での、余りの肉料理の多さ、か。)

―――……うーわ、何かコッチが肉料理にされたみたいになってるし…。

(声を響かせ、すっかり肉料理の脂に塗れてイイ香りになった手指を振りながら、浴場へと現れる。
己の担当時間は此れで終わり、あとは、せめて汗と匂いを落としてから何処かを巡ろうなんて予定。
戦いや争いごと自体は、基本御遠慮願いたい性質では在るけれど、男である以上、強さと言う物には憧れる。
観客席の方にでも顔を出してみようか、なんて、そんな事を考えながら、湯船へと浸かれば
――ふぅ、と、疲労癒される暢気な声を響かせた、か)。

アウミ > 「はぁ……そろそろ我慢できなくなっちまいそーだ……――」

誰も入ってこなければ、思わず自慰すら始めてしまいそうな状態。
つい先程まで、女としては巨躯の部類に入る自分よりも大柄な男達と闘っていたのである。
じわじわと全身を焼くような情欲は治まってはいなかった。

「……いよし!」

何やら気合いを入れて湯から上がると、その身体を隠すこともなく堂々と歩み、浴場の外へと消えていく。
どうやら、ハイブラゼールで男娼を買うつもりらしい。
途中、すれ違った青年には気が付かなかったようである――

ご案内:「港湾都市ダイラス 公衆浴場」からアウミさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 公衆浴場」からマーカスさんが去りました。