2017/12/10 のログ
ご案内:「街門外の検問広場」にゼナさんが現れました。
■ゼナ > 篝火の焚かれた堅牢なる街門が見下ろす街道終端。
検問による渋滞を見越して作られた広場の端、焚き火に串肉をかざす一人の冒険者が居た。
オレンジ色の揺らめきに照らし出されるその姿、分厚いマントと短めの金髪は男に見えなくもないものの、それにしては背も低く、肩幅も狭い。
にも関わらず、男であるという可能性が真っ先に浮かぶのは、椅子代わりとする切り株の傍ら、斜めに寝かせた鋼の塊があまりに巨大だからだろう。
大人の太もも程の身幅と、持ち主の身の丈と同じくらいの長さを持つ無骨な鋼板は、信じがたい事に両手持ちの大剣である。
その傍らには個人用の小さなテント。
街を目の前にしての野営姿は旅慣れぬ者には違和感を伴う光景だろうが、案外珍しくもない日常風景。
ほとんどの場合、どこの街でも日が暮れるとともに街門を閉ざし、余程の事がなければ翌朝まで開くことは無い。
何かしらの理由で閉門前に辿り着けなかったかった旅人は、街を目の前に夜を明かすこととなるのだ。
それでも、似たような境遇の野営姿がぽつりぽつりとしか見受けられないのは、そうした旅人のほとんどが、街の外に用意された割高の宿の世話になるからだ。
その宿代をケチる貧乏人が、こうして街門前に野営の焚き火を作るのである。
ご案内:「街門外の検問広場」にアルテミアさんが現れました。
■アルテミア > 街道を歩き街門の前に姿を現す一人の女。
検問に並ぶ人の多さにやはりと小さく溜息を吐き辺りを見回す。
広場の橋で一人火を焚く者が目に入ると静かにその方へと歩いていく。
「こんばんは、ご一緒よろしいかしら?」
傍らに寝かせた鋼の塊を見た後、ふぅんと一つ頷いて気にする様子なく声をかける。
鎖帷子と軽鎧で身を包んでいるが、目の前の者とは対照的で華奢な様子だが警戒せずに答えも聞かないまま傍らに腰を下ろす。
小さなテントまで用意している事から宿の世話にならずに野営をするのだろうと予想を付け、楽しめそうだと心の奥に潜めておく。
返ってきた答え次第でその後を決めようと幾つか思案しながら、駄目かしらと正面から見つめて。
■ゼナ > そんな貧乏人の一人、巨大剣の持ち主たる冒険者。
年の頃は17,8。
未だに稚気を残した顔立ちは、少し濃いめの眉と大きな二重の蒼瞳が強い印象を残す娘の物。
小さな鼻と、ぽってりとした唇もバランスよく配置されたその顔立ちは、美しいと言うよりは愛嬌があると言った方向ではあれ、美少女と呼んでも差し支えない整いを見せていた。
そして大胆に開かれたマントの前面。
焚き火の灯りを正面から受けるその体躯は、これまた目を惹く物だった。
健康的な小麦肌はむっちりとした肉付きの良さを見せる男好きのするプロポーション。
その双乳など戦闘の邪魔にならぬように押さえつけられていてさえ、あからさまな程の豊かさを見せつけている。
薄く腹筋を浮かすヘソ周りや、編み上げタイツの食い込む太腿などは、触れればふんにゃりと柔らかな心地を得られるだろうという、冒険者としては幾分頼りなく、町娘にしては鍛えられているといった風情の物。
そんな娘に掛けられたのは、酔っぱらいの色欲混じりのからかいなどではなく、淑やかさすら漂う同性の優しげな声音。
そちらに目を向けた女戦士は、長身ではあってもスラリとしたシルエットに安堵と歓迎の笑みを浮かべて声音を返す。
「あ、どうぞっ! えっと、よろしければこちらにっ。」
大きなお尻をよいしょとずらし、小さなテーブル程の広さを持つ切り株にスペースを開ける。
残念ながら、焚き火の近くに椅子となりそうな物が見つからなかったが故の対処ではあるが、初対面の相手からすれば少々距離感の近すぎる対応だったかも知れない。
そんな風に考えていたゼナなので、むしろ当たり前の様に隣に腰掛けてくれたことにはホッとするくらい。
そこには、警戒心など欠片もない。
■アルテミア > 正面から見つめる姿は、背後からの雰囲気などから反した可愛らしい美少女。
だから人を寄せ付けないようにしていたのかしらと勝手に納得し、視線をゆっくりと下げる。
開かれたマントの全面から覗いた肉体は、焚火の陰影ではっきりと分かる己好みの肉付きの良さ。
押さえつけられた上からでも分かる豊満な双乳、薄く腹筋のついた触り心地の良さそうな腹部、編み上げタイツの食い込んだ太腿に思わず喉を鳴らしそうなるのを抑え声をかける。
それが幸いしたのか、それとも同性だった事に安堵したのか、ほっとした様子で言葉を返され、慌てた様子で切り株にスペースを空ける姿をくすっと笑う。
「見た目だけではなく、本当に可愛らしいわね。
それとも誘っているのかしら?
それだったら私は嬉しいのだけど。」
距離感の近すぎる対応、自分にとっては好都合すぎるけれど無意識の内に誘っているのかしらと思いつつ隣に腰掛ける。
わざとに腰を寄せて肌を触れ合わさせ、耳元に口を寄せて甘く囁き、腕を回して抱きしめる。
華奢な見た目から反するほど力は強いが傷つける様子はなく、素直に身を任せるなら私なりに可愛がってあげると首筋に口付け強く吸い、赤い花を咲かせる。
抵抗しても構わないけれど、その時はどうなっても知らないけれどと妖しげな微笑みも見せ、どうするのと少し考える時間を与えて。
■ゼナ > 可愛いなんて他愛のない褒め言葉に頬を赤らめ、続く言葉には大きな蒼目をぱちぱちと瞬かせながら相手を見つめる。
軽く小首を傾げ「えぇ、と…。」と何かを考えるような素振りの後、結局は曖昧な笑みを浮かべ
「そのぉ…、誘ってるっていうのはよく分かんないんですけど、えと、わたしなんかよりもお姉さんの方がよっぽど……って、わっ、わわ……っ?」
ぴとりと触れ合う互いの二の腕。
更に近付く涼やかな美貌が耳元にまで唇を寄せ、甘言を注ぐが如く囁いて、その上しなやかな細腕にくいっと腰を抱き寄せられれば、初心な生娘が赤面して慌てるのも仕方ない事だろう。
「あ、あの……お姉さ……、ひゃぁあ…っ!?」
薄く汗の味を残す首筋へのキスに、ぞくぞくっと背筋を戦慄かせ、困惑しきりな表情を彼女に向ける。
彼女もこちらも互いに女。
にも関わらず、彼女の接近は酒場の酔っぱらい以上に大胆な代物。
至近からこちらを見つめる美貌、触れ合う肌の優しい体温、漂う甘やかな香り、それらはやはり、同性の柔らかさを感じさせる物であり、余計にゼナの戸惑いを助長させる。
それでもなお、彼女を突き飛ばすでもなく、露出の高い革鎧に包まれた体躯を強張らせるばかりなのは、その触れ合いに嫌悪以外のものを感じてしまっているからである。
■アルテミア > 誉め言葉に頬を赤らめる初心な姿、ぱちぱちと蒼目を瞬かせ、小首を傾げて曖昧な笑みで答える姿をまたくすっと笑って。
触れ合う二の腕は互いの温かさと柔らかさを伝えあい、耳元での甘い睦言、腰を抱き寄せるとさらに赤面して慌てる姿に首筋に口付ける。
「私の方が、何かしら?」
軽く吸って赤い花を咲かせた首筋、汗の味を味わうように花の上をペロッと舐めて銀糸を引かせる。
女同士に困惑した表情を向けられるとあら、どうかしたのかしらとにこっと微笑み返して。
酒場の酔っぱらい以上に大胆な事に戸惑うばかりで、抵抗を見せずにただ強張っている様子に嫌悪以上に期待でもしているのねと可愛がる事に決めて。
「アルテミアよ、あなたの名前は?
心配せずとも、私なりにたっぷりと可愛がってあげる。」
耳元でまた甘く囁くとマントの下の露出の高い革鎧を外していく、抵抗を見せなければ優しく丁寧に、下着姿に変えるともう分るわよねとにっこりと微笑んで優しく見つめる。
マントを残して全てを脱げれば合格だけどと見つめたまま、力を使って空間に干渉しゆっくりと道具を取り出し始める。
アナルパールや浣腸器等といった肛虐・排泄道具などアブノーマルな物から、首輪やピアス等といった物まで、どう使うかわかるとにっこりと見せつけ、己にとっての可愛がるという事がどうなのかを解らせる。
どれから使って欲しいのか選ばせてあげる、これ?それともこれと?見せつつ、勝てると思うのなら抵抗しても良いけれどお姉さんは素直になって欲しいのよと微笑んで。
■ゼナ > 「お姉さんの方が綺麗って……ぅぁぁあ……っ!?」
首筋に刻まれたキスマークを、更に淫靡な濡舌にて舐め上げられ、背徳の身震いが強くなる。
にも関わらず、そんな艶事を行った相手は何も変な事はしていないと言わんばかりの微笑みすら浮かべている。
―――も、もしかして、エルフさんにとっては挨拶みたいな物なのかな……?
なんて頓狂な考えすら抱いてしまう
「ふぇあっ? え、えと、ゼナ、ゼナですっ。ゼナ=エイルホーンっていいますっ。 い、いや、ちょ……あっ、ま、待って……待ってくださ……あっ、あぁっ、い、いけませんぅう……っ!?」
相手の名乗りには半ば反射的に名を返す物の、続く言葉に、そして妖しく鎧に這う彼女の白手の動きにますます困惑が深まる。
バチンッ、バチンッと硬革鎧の併を留める金具が外され、乳圧に押されて胸鎧が飛ぶ。
なおも豊乳を押さえるゴム質の黒皮はインナーの如き薄さしかなく、柔肉の頂点の尖りを浮かせて見せてしまっている。
事実、その下には最早何も付けていないのだから、それはもう下着といって過言ではない代物。
慌てて乳肉を両手で覆えば、するりと滑った彼女の繊手が、今度は貞操帯の革帯を種ルリと外し、こちらもまた裏布を当てただけの下着にしか見えない黒皮が残るだけとなる。
肩や二の腕、腰の側方に無骨な金属鎧を残したまま、水着にも似た下着姿と肉付きの良い小麦肌を晒す娘は、困惑顔を羞恥で真っ赤に染め上げた。
初心な縦筋の浮く黒皮ショーツ、と豊乳を左右それぞれの手で覆い隠した生娘の眼前、虚空に生まれる淫具の群。
初見のはずの処女にさえ卑猥な用途が分かるそれらを前に
「はわわわわわわ……っ!?」
ゼナはもう、腰でも抜けたかのようなへっぴり腰で後ずさるばかり。
無論、女二人のそんなやり取りは、周囲に灯る疎らな焚き火からの視線も集めていた。
アルテミアと名乗った長駆の娘が取り出す道具類こそ見られていないものの、小麦肌の娘が半裸に近い状態になっている事にはすでに数人が気付いている。
このままここで行為を続ければ、視姦者の瞳はなおも増えることとなるだろう。