2017/09/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にオデットさんが現れました。
オデット > 娼館の並ぶ通りに女の姿はあった。
のんびり歩いていたが、目的の娼館の入り口で立っているのが知人の娼婦だと気付くと速足になり、彼女に声をかけ。

「お久しぶりね」

それからしばらく話し込む。
ここ半年以上顔を出せなかったため積もる話は山のように。
女は、若い頃ここで働く娼婦であった。
結婚し夫に身を引き取ってもらった後も たびたび訪れていたが、
夫を亡くして以降は色々と余裕がなくご無沙汰であった。
今日こうして久しぶりに差し入れを持ってこられたのは旅篭で働く日々に慣れたからかもしれない。
尽きぬ話を無理やり切り上げると娼館の廊下を進んでゆく。
その慣れた様は娼婦の1人のように見えるやも。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にボブさんが現れました。
ボブ > (山野に囲まれた山村にて一人暮らしをしている男は色々溜まっているモノをこの王都で発散しようと
娼館が立ち並ぶ場所へとやって来るが、娼婦を指名する前に急に小便をもよおし、先にトイレを貸してもらい、
スッキリして廊下へと出てくれば、廊下の前から歩いてくる色気に満ちた女性の姿を見つけて)

「あれ?……どっかで見た記憶が……  あっ!!昔の先輩が良く指名を入れていたオデット姐さんじゃないか。
いつも綺麗だなぁ~って思って見てたけど……ここしばらくは姿を見てなかったよな……」

(まだ二人の距離が空いている状態で前から歩いて来る女性の事を思い出した男はこの場に女性を懇意にしていた先輩が
居ない事をいい事に声を掛けてみようと意を決してみせて)

「どうもこんにちは、オデット姐さん。 昔、カールの兄さんと一緒に来ていたものなんですけど、お元気にしてましたか?」

(とりあえず直接話した事はないため、話のきっかけとして、女性を懇意にしていた先輩の名を使い、
女性に声を掛け、話を盛り上げようとしていく男)

オデット > 思わぬ所から声をかけられ、女は ふと顔を上げ立ち止まる。
記憶を整理している様子で、ほんの2、3秒空白の時間があり。

「―――――あぁ… ご無沙汰しております。 おかげさまで…」

微笑みを見せ、挨拶を交わすが平坦とは言えなかった数年間を口にするわけにもいかず、
無難に曖昧にすると頬に片手を添え、首を傾げる仕草。
女性も数年間で随分変わるものだが、男性も同様のようである。
それが加齢によるものなのか、生活環境によるものなのかは分からないが。

「カールさまはご息災ですか?
 傭兵のお仕事は日々危険がございますでしょう?心配しておりましたのよ」

人の行き来がある廊下で話し込もうとすれば、すれ違う際に端へと寄らねばならず、
女は傍に備えられた休憩用のソファーへと視線を移す。
この会話が短時間で終わるにしろ、つい話し込んでしまうにしろ、
娼館の客である彼を立ちっ放しにさせることはどうかと、身ぶりでそちらを勧めるように示し。

ボブ > (かつて少年傭兵時代に憧れのお姉さん的娼婦の女性と再会でき、何かしらの痕跡でも残せないかと意を決して
話しかけた男の言葉に女性はしばし思案に暮れるような表情を浮かべながらも挨拶を返してくれた事に一安心し)

「ええ、カールの兄さんは元気ですよ。
あの兄さんをどの様にしたら殺せるのか、俺自身が知りたいくらいですよ」

(少年傭兵時は女性と会話すらした事もなかったため、男が捨てた本当の名前も知らない事に、
女性の方から男の本当の名前を呼ばれなかった事にも一安堵していけば、女性がよく身体を知っているであろう先輩の事で話を盛り上げていけば、
女性は廊下に置かれているソファに男を勧める様に身振りで示していくのを気づいて)

「あ……もしよろしかったら部屋でも取りませんか?
そっちの方がゆっくりと時を過ごせますし……」

(すでに女性が娼婦を引退している事を知らない男は部屋へと誘う……
つまりは女性の身を買うという意味合いも混じった誘いを掛け、彼女の反応を窺っていくか)