2017/08/01 のログ
ご案内:「祝宴会場端 王城の中庭」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
ご案内:「祝宴会場端 王城の中庭」にティエンファさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 大祝宴会場から続く王城の中庭へと二人寄り添って移動する。
植木は綺麗に手入れされ、夜だと言うのにところどころに魔法の灯りが灯っている。
祝宴会場からの喧騒を避けてここで過ごす人々もちらほら見える。

バルコニーでの熱烈なキスにすっかり欲情して火照った体、
もうすっかりミレーであることを隠すことなど忘れたように
黒猫の尻尾と耳が揺れる。

「ティエ、こっち」

人気の少ない方角、植え込みの暗がりに相手の手を引いて引っ張り込めば
影に潜んで隠れるように相手にキスをする。
最初は軽くついばむような、だが次第に熱を帯びてティエンファの唇を舐め
舌を差し込む深いものへと移り変わってゆく。
しばらく唾液を絡め、ふいに口を離し二人の間に銀の唾液の糸が引く。

「人に見られるかもしれないって思うとちょっとぞくぞくする。
 ティエはそう思わない?」

ティエンファ > 品の良い夜の中庭 様々な高さの植木が、夜に影を落とす
魔法の明かりはゆらゆらとその陰をゆっくりと踊らせて、幻想的な風景を作り出していた
ここに喧噪は無く、静けさを言い訳に、歩く人達は寄り添い、耳元で囁き合う

「ん、そっちか」

つないだ手を引くチェシャの後ろ姿
ひこひこと機嫌よくあっち向いたりこっち向いたりする猫の耳
ゆらゆらと揺れながら、時々繋いだ自分の手に先っぽを絡める尻尾
その様子を楽しそうに眺めながら、暗がりに二人 隠れると同時に唇は重なる

茂みに少年を追いつめるように、片腕を垣根の幹において、片腕は少年の腰に回る
軽い口付けを割って舌を絡めたのはどちらからか、喉を鳴らすようなキスをした

「…チェシャの変態」

問いかけにそう返す けれど、からかうように笑みを浮かべた表情は、その悪戯な問いかけを肯定していた
うっすらと汗ばんだチェシャの額に口付けしてから、笑う息を猫の耳の内側に零す

「ここに来るまでにも何組かいたな、『先客』
 …覗こうと思えば覗けるし、それを見に来る奴もいるかもな
 例えば、こんな風に撫でられて、声を漏らしてたら…寄ってくるかも…?」

殊更に意識させるような事を言いながら、
でも、腰に回った手はチェシャの尾を根元からそっと撫で上げる
付け根をくすぐり、つやつやした毛並みの感触を楽しむ

チェシャ=ベルベット > 茂みに追い詰められても、逆にティエンファに体を寄せるように密着する。
耳の内側に彼の吐息を零されればくすぐったそうに猫の耳がぱたぱたと閃いた。

「そーだよ、僕って変態だからね……今頃気づいたの?遅すぎ」

くく、と喉で笑うと相手の衣服に手をかける。
帝国式の衣服は珍しいが別に脱がせたことが無いわけではない。
襟元から徐々に下へとつなぎ目をはだけさせ、ティエンファの逞しい胸板に手を滑らせる。

「んひっ……ん、んんっ! ティエのいじわる……
 別に、僕は見られてもいいもん……っあ、どうせ皆やってることだし……」

尻尾の付け根をくすぐられ、なで上げられれば慌てて口元を押さえ声を潜める。
文句を言う割に尻尾はティエンファの腕から離れず、むしろもっとというように絡みつく。
反撃とばかりにはだけさせたティエンファの襟元に顔を寄せ、ちゅ、ちゅとキスを落としていく。

「ティエってここはまだされたことない?触っていいよね」

衣服の隙間に手を伸ばし、相手の許可もなしに胸の突起を細い指先で転がし、くすぐってこね回す。
反応を伺うようにいたずらっ子の顔で相手を見上げた。

ティエンファ > 「久し振りだからなァ、改めて …居ない間に、もっと変態になってたり?」

笑い返しながら、身を寄せて来るチェシャを、ゆっくりと強く、包む様に抱きしめる
開けた胸にチェシャの頭を抱き、少しの間だけ、何も言わずにチェシャの存在を確かめるように
…そしてまた、ふ、とくすぐるように耳に息を吹きかけて、
ぴっぴと反射で動く耳に小さく声を漏らして笑った

「皆やってても、自分が見られるのとはまだ別だろ?
 …でも、今はチェシャは俺のなんで、見られても、触らせてやらんぜ」

腕に絡みつく尾を指先までするすると滑らせて撫でれば、
胸元に顔を下ろしていくチェシャの動きに合わせ、腕の力を緩める
自分の胸を弄り、楽しそうに目を細めるチェシャを見下ろせば、

「された事ないって、…男もそこ触るもんなのか?
 ん、なんってか、くすぐったいな」

ちょっと首を竦めて笑いながら、チェシャの襟を緩め、細い首を掌で撫でる
自分とは違う滑らかな肌、下手な女よりも女らしい艶やかな白い首筋
素肌に触れているだけで、段々と身体の芯が昂るのが分かる
禁欲の数カ月の後に、チェシャは劇薬だ、なんて、バルコニーで言った事をもう一度口に出す

チェシャ=ベルベット > 「……変態な僕は嫌い?」

答えなど分かっているような余裕の笑みで問いかけてみる。
強く抱きしめられれば相手の体温と匂いを味わうように深く息を吸い込んで
だが、猫の耳に息がかかるのがくすぐったいのかすぐに顔を上げて
遊ぶなよ、と唇を尖らせた。

「そりゃ、まぁ……。
 言ったな?じゃあ期待していっぱいティエだけに触ってもらお♡」

猫が気に入りの主人に擦り寄るように柔らかく体をしならせて
ティエンファの体にしなだれかかる。
相手の反応がまだまだということに気を良くしてさらに手指を器用に動かし
胸元をくすぐるように指の腹で転がした。

「男でも慣れればここ、気持ちよくなるよ。
 くすぐったくても我慢して、僕がよくしてあげる」

普段培った性技をふんだんに披露する時が来たとどこか得意気になって
ティエンファの胸をいじる。
やがて指だけではなくさらに服を開かせて、口元を寄せると舌先で先端を突き舐め始めた。
まるで子猫が母猫からミルクを吸うような格好で、ざらざらとした舌が優しくティエンファの胸をくすぐる。

「そうさ、僕は劇薬。好んだ相手の懐に忍び込んでてきめんに効く毒なのさ」

どこか芝居のような台詞回しで歌うように告げる。
愛撫の合間にちらりと見上げた片目で笑った。

ティエンファ > 答えの前に、胸元に顔を埋めようとしたチェシャの細い顎に手を添え、顔を上げさせる
その唇をたっぷりと味わってから、舌を吸い、ざらつく舌の腹を舐めるような濃厚なキスをして

「こんなキスを教えたのはお前だぜ、チェシャ …大好きだ」

真っ直ぐ目を見て、笑って言った 尖った唇を、軽く啄んで
しなだれかかる軽い身体をどっしりとした体で受け止める

「我慢ね…今もうすでに、押し倒すのを我慢してるんだけどな?
 ふひひ…なんかこう、むずむずするぜ」

子供のようにもじもじと身体を動かしながら、胸を啄むチェシャを撫でる
逞しく盛り上がった胸板の先端が、触られているうちに充血して僅かに固くなる

「得意そうな顔しちゃって …飲み干してやるよ」

視線を受ければ、こちらも笑って返し、チェシャより下手糞なウィンクを返す
じっくりと胸を味わわれれば、少しずつ変な感覚が身体の奥をくすぐるのに気づく

「…なんというか、チェシャって『巧い』んだろうな …くすぐったいだけー…じゃ、ない、気がする」

すぐには快感には変わらないが、充血した先端はチェシャの舌の上で小さくコリコリと
そんな自分の身体の変化に気付いているので、少しだけ恥ずかしそうに笑った
チェシャの頭を優しく撫でながら、今度俺もしてやろうか、と目を細める

チェシャ=ベルベット > 自分の顔を持ち上げられ、大胆なキスをされる。
ついで囁かれる大好きだ、という言葉にぞくぞくと背筋を震わせとろりと緩んだ笑みを浮かべた。

「ふふ、ティエもキスうまくなってる」

自分が教えたからというのもあるだろうが、それにしてもティエンファは飲み込みが早い。
武人というのは性技に関しても習熟が早いのだろうか、などと余計なことをちらりと思った。

体を揺らしてくつくつと笑うティエンファに、それでも構わず胸を執拗に責める。
徐々に突起が硬くしこってくれば、してやったりと笑みを深めて先端を歯で軽く甘噛した。

「んふ、きもひひい?」

甘噛したまま相手に感じているかを尋ねる。頭を撫でられればそれが返事だとわかり目を細めた。
そろそろきつくなってきただろう、ティエンファの雄の象徴にも指をゆっくり服の上から這わせる。
器用に相手の腰帯を解いて、衣服の隙間、下着から硬く猛った性器をそっと取り出した。
指で輪を作り、幹の部分をしゅ、しゅと擦り上げる。

「あは、ここ、すごい熱い……♡
 久しぶりのティエンファの匂い……すごいえっちだね♡」

胸から口を離し、今度は性器へと頬ずりをしてすん、と鼻先を近づけた。
ついでにぺろりと先端をざらつく舌で舐めてやる。

ティエンファ > 蕩けた笑顔を浮かべるチェシャを見つめれば、その頬を優しく撫でて甘やかす
淫靡な行為の最中に混ざる甘やかなじゃれ合い 性欲だけではない睦み合い
キスを褒められれば、素直に嬉しそうに微笑み、

「もっと気持ち良くなってほしいしな
 …チェシャ、なんか変な事考えてないか?」

眼の奥を覗き込むように顔を近づけ、うりうりと頭を撫でてやる
しかし、先端に歯を立てられた感触に、その手は一瞬止まる その反応で、判るだろう

「分かんないけど、なんか、初めての感じだな、これ
 …チェシャがこれから教えてくれよ、気持ち良い事」

忌避感は無く、チェシャがやる事なら、と受け入れた
しかし、少年の手が自分の服の帯を緩め、性器をゆっくり弄れば、
胸よりも分かりやすく息が乱れる

「そりゃまァ、バルコニーから今まで我慢しっぱなしで、一瞬も萎えなかったからな
 …自分の匂いがエッチなのかは分からんけどさ …チェシャの今の表情は、エロいと思う
 ん、っく …チェシャの舌も、暖かい …ん、この感触も久しぶりだな」

ちょっとざらつきが強い感触 柔らかな頬と唇、巧みな指使い
暗がりで自分の前にしゃがみ、奉仕をする姿に、むらむらと皿に股間に血が巡り、
チェシャの手の中で血管が幹にくっきりと浮かぶほどにそそり立つ
鼻の奥をくすぐる雄の匂い 唇を添えれば、脈動を感じるだろう

チェシャ=ベルベット > ティエンファの大きな手のひらに頭を撫でられればそこも性感帯になったかのように
じわりと快感が体に広がる。
もっとしてほしいと頭を擦り付け、猫の耳がぺたんと後ろ向きに折れた。

「んふー、別になぁんにも変なこと考えてないよ」

満面の笑みでそう答える。素知らぬ顔をするのは大得意。
頭を撫でる手が一瞬止まれば脈ありと受け取りますます調子に乗る。

「ん、やっぱり男は胸よりこっちかな……
 でも胸も気持ちいいってじっくりゆっくりわからせてあげる」

宣戦布告のように囁いて、でも今しばらくはおあずけというように
胸からティエンファの性器へと視線を移す。
衣服の外に出した時から勃起していたそれはチェシャの手の中で
さらに力強さを増してますます充血していく。
それを嬉しそうに、愛おしそうに口付けて脈打つ幹に舌と手指を這わせて擦り上げる。

「んん、そんなに我慢してくれてたんだぁ……。嬉しいな……
 あのね、好きな人の匂いってえっちに感じるものなんだよ……
 ティエの匂い、濃くってすごい……♡
 それに、おちんぽ、かっこいいな……すき……」

うっとりとティエンファの性器に口と手で奉仕を続ける。
数カ月ぶりの愛おしい相手の大事な部分、相手の匂いと自分の匂いを混ぜるように
じっくりとやさしくさすりあげる。
すっかり表情はだらしなく緩み、いつものツンと澄ました顔から雌の顔に変わる。

「……は、ぁっ……ティエ……そろそろ……」

しゃがみこんでいたズボンの前がきつくなっていく。
ティエンファと同様にチェシャもまたバルコニーから一瞬も萎えずにここまで来ていた。
もどかしそうに下肢の着衣を緩めて片足から脱ぎ、立ち上がると自ら尻を持ち上げてティエンファの性器をまたごうとする。

ティエンファ > そんな仕草は、艶っぽさと同時に可愛らしいと思う気持ちも強くなる
寝た耳の付け根を指先でくすぐるように掻いて、その後にゆっくり一度優しく撫でる
素知らぬ顔で微笑むチェシャの鼻を、ちょいちょいとつついて、やっぱり変な事考えただろ、とじゃれて笑う
何を考えたのかは分からないけれど、上手に誤魔化したのは分かる勘の良さ
だからこそ尚楽しそうにじゃれ合えるのだ

「それを分かってるチェシャは、もう胸はばっちり?
 …なんか楽しみでもあり、ちょっと気後れもしつつ…」

宣戦布告に、望むところだと言いつつも眉を上げて
しかし、自分の物に口付けて幸せそうに微笑む表情を見れば、
チェシャがしたいことを試してみたい、と自然に思った
陶然とした顔で口技を楽しむチェシャを見ていると、雄としての征服感がくすぐられる
きりっとした普段の顔、洒脱な物言いでバッサリと切り捨てる冷たい普段のチェシャ

「いつもの顔は綺麗で可愛いから好きだけど …この顔は特別だな
 そこを格好良いって褒められるのが、なんか恥ずかしいけども …く、ぁっ
 …自分のは自分のじゃあ判らんなァ… まァ、チェシャが好きなら、…んっ、良かった」

あっという間に唾液で濡れる肉棒 チェシャの口の中に先走りの味
目の前で舌を脱ぎ、両脚を抜くのももどかしいと言う様にまたがるチェシャ
草の上に腰を下ろし、その姿を見上げれば…チェシャの物に手を伸ばす

「チェシャも、固くなってる …確かに、俺のとは違うんだよなァ、形も、大きさも」

言いながら、形を確かめるように優しくそれを手で握り、軽く上下に擦る
チェシャが腰を下ろすよりも先に、焦らすように、雌のチェシャの雄の場所を刺激する
挿入をねだるチェシャの目を見て、意地悪く目を細めれば、
自慰をするように少し強めに擦ってみる

チェシャ=ベルベット > 「ん、僕胸だけでもイけるよ……
 いずれティエもそーなるといいね」

だけど癖になっちゃったらちょっと困るかな、なんて言いながら
ティエンファとじゃれ合い、居心地良さそうに猫の耳と尻尾が揺れる。

ティエンファが草の上に腰を下ろし、それを追いかけるようにチェシャもまた草の上に膝をつく。
いきり立ったティエンファの雄を追いかけるように尻を振りながら跨るが、
その前に自分の性器を掴まれ、強く擦られればひゃあんと雌猫のように鳴いて背を逸らした。

「は、体、っ、重ねる相手にしか見せない顔だもんっ……んく、
 もっとじっくり見てよ、あ、商売道具だし……っ」

表情を褒められれば照れたように頬を染め、腰から受ける快楽に喘ぐ。
チェシャのものはティエンファに比べれば小さく、少年らしい大きさの皮かむりだが
それでも一丁前に雄として主張するように屹立している。
ティエンファの手指が強めに自身を刺激すれば嬉しそうに腰をゆすり漏れそうな喘ぎを押し殺す。

「あー……きもちい、っティエの指、おっきくってきもちい、よぉ……
 も、我慢できないっ……こっちも入れてよぉ……っ」

腰を振るのに合わせ、自身の尻のすぼまりへティエンファの雄の先端を
なんとか押し当てようとするが先走りで濡れたせいか中々奥へと入らない。
次第にがくがくと膝が震えだし、快感が許容値を越えて瞳がうるみ始める。

「いれて……っいれてよぉ……っは、いじわるしないでぇ……」

半泣きになりながら必死に腰を動かし、お返しとばかりにティエンファの胸の突起を指先で軽くつまんでひねる。

ティエンファ > 「そりゃあ未知の世界だな…今まで考えた事も無かったぜ…!?」

癖になるかもしれないのか…とちょっと及び腰になりつつ、
くつろいだ様子でチェシャが笑うのを見れば、楽しそうに、とちょっと笑った
チェシャの声が跳ねれば、どこかでかさかさと茂みが揺れる音
もしかすると、誰かが覗いているのかもしれないけれど…チェシャの性器をこする手は止めず

「…誰かに見られてるかもしれんぜ、チェシャ …可愛い顔も、商売道具も」

革が被ったそれをくにくにと弄ぶ 自分にもついている物なので、痛くない加減は分かる
大きな手でそれを強めに擦りながら、ねだる様子を見れば、嗜虐心が沸き上がりそうになるけれど、
実際、自分もつるつると先端が滑って入れられない現状は、じれてしまう訳で
胸を捻られ、思わずちょっと痛みに声を漏らしてから、ゆっくり手を離す
チェシャの腰に手を添えれば、片眉を上げて笑い

「…チェシャ お待たせ …チェシャの反応が可愛いからついついさ
 数カ月ぶりのチェシャ、いただきます」

くちくちと先走りで濡れた先端でチェシャの穴にこすりつけてから…
腰に添えた手に力を込め、ゆっくりと埋めていく 腰を押し上げ、飲み込まれていく感覚に、深く息を漏らす

「チェシャの中、熱いし… なんか、前よりもきつくなってる気がする、んだけど…
 …っ、は…ぁ… …このまま、根元まで、埋めるぞ…」

宣言の通り、一息に…沈め、入り切った後に、ぐ、と腰を入れて、押し上げる
奥の奥まで入り、みっちりとチェシャの腸壁を広げるような熱 脈動…
チェシャの目を見れば、照れ臭そうに笑って、少年の手を取って、指を絡めて握る

「久し振りに、繋がれたな チェシャ、好きだぜ」

チェシャ=ベルベット > かさかさと茂みが揺れればその音に耳ざとく猫耳がピンと立つ。
だがそれは誰かが通り過ぎた音か風が吹き抜ける音か、
あるいは確かに誰かが覗き見しているのかを聞き分けるには
脳が快楽に侵されすぎていた。

「んぁ……い、いいよぉ♡も、みせつけちゃおっ……♡
 ティエと僕の、あまいえっち……」

にへらとだらしなく緩んだ顔で熱っぽく囁く。
だが心臓の鼓動はいつもより早く、本当に見られていたら……と気が気でない。
そのスリルもあってか体の昂りは自然といつも以上になっていた。

ようやく自分の求めていたものが与えられるとなると、はやくはやくとうわ言のようにティエンファを急かす。
自ら腰の位置をずらし、ティエンファが入れやすいように姿勢を正し
相手の肩に腕を回した。

「ん……っティエもいただきますっ♡どーぞ召し上がれ……っ」

ゆっくりと、自分の内側に求めていた熱が突き立っていく感覚にぶわっと全身の毛が逆立つような気持ちよさを感じる。
熱く硬いティエンファの性器が自分を求めて押し入ってくる。
逃すまいと肉壁がうねり、ティエンファの性器を飲み込んで締め付けた。

「あっあっ……ティエぇ……♡ティエが、いっぱいきてるぅ♡」

はふはふと息を切らしながら下肢から登ってくる快感に身を浸す。
一息に沈められれば、ぱちんと肌と肌がぶつかり、その衝撃で思わずチェシャは軽く達する。

「~~~~っ♡……ティエぇえ……♡えへ、イっちゃった……♡
 うん、すきっ♡すきぃ♡ティエだいすきっ♡」

久しぶりのティエンファは変わらず力強く、熱かった。
腸壁がきつくティエンファ自身を締め上げるように、チェシャもまた手指を相手と絡め
とろとろと随喜の涙を零して喘ぐ。
もはやそれでは足りぬとばかりにちゅ、ちゅと何度もティエンファの頬や鼻先、唇にキスをして自らも腰をゆすり始める。

ティエンファ > 「チェシャお前…今すっごいエロい顔してるぞ? …そんな待ち遠しかったのか?
 …ああ、見せつけちまおう 見られてようが、そんな事よりも、チェシャが欲しい」

緩むチェシャの頬を撫で、雌はより雌に、雄はより雄々しく
耳の奥まで舐めるような甘いチェシャの声 娼館の用心棒も経験あるが、商売女よりも艶っぽい
召し上がれと言われれば、貪らないように自制するのが一苦労だ

「チェシャが、ぎちぎちに絡んで、締め付けて来る…っ
 は、ぁ… これ、ヤバいわ …暫くぶりで、良すぎる…
 すぐに言ったら勿体無いんだ、けど、さ…っ ん、く…ぅ…っ」

背骨の奥をくすぐられるような射精感が弾けそうになるが、舌腹に力を込めて我慢
しかし、甘えるようにキスの雨を受け、嬉しそうに泣きながら腰を揺する姿を見れば、
この少年を愛おしく思う気持ちがあふれてしまい、体を起こして抱き締める
その分、深くゴリッと捻じ込まれた物が、強く脈動する 射精の直前の動きだとチェシャが気付くと同時

「…チェシャ、壊れたらごめん」

そんな不穏な声 しかし、甘い声 次の瞬間、どく、とチェシャの奥で熱が弾けるけれど、
弾けながら、強く強く腰を動かし、睦み合いから、交尾に動きが変わる
生を吐き出しながら、それでもなお萎えず、太さを増すそれが、チェシャの中を蹂躙する
青年の熱い吐息、乱れる呼吸、抱きしめたチェシャの唇を奪い、息継ぎと共に名前を呼ぶ 腰は、止まらない

チェシャ=ベルベット > 「んぁ……?んんっ、も、ティエがすきすぎてっ♡
 なんにも、わかんないぃ……っ♡」

自分が今どんな表情をしているかなど余裕が全く無く確認するすべとてない。
甘えるようにティエンファにしがみつき、腰をゆすり互いにもっと気持ちよくなろうと煽る。
自分の中でティエンファがより力強く高ぶるのを感じれば嬉しそうに微笑み
相手の耳朶を甘く食み、息を吹きかける。

「あ、あ、あ、っ♡てぃえ、ティエっ、ふといっ……♡
 おっき、おっきくなってるっ♡すきっ♡これすきっ♡
 イって♡ぼくのなかで、びゅーってしてっ♡」

もはや喘ぎを押し殺すことはおろか、下手をすれば茂みの向こう側に届きかねないような雌猫の声を上げて
ティエンファの射精を促して腰を激しく揺さぶる。
深くねじ込まれたと同時に耳に届く甘く優しい不穏な宣言。
ぞくん、と背筋が震えると同時に心臓が高鳴り

「っ……!!きてぇ、ティエっ♡」

がっちりと相手の体にしがみつき、奥深くへとティエンファ自身を導き締め上げ吸い付いた。
どぷ、と自分の奥で多量の性が吐き出される感覚にびくびくと体が打ち震え
二度目の絶頂を迎えるが
なおもティエンファの動きが止まらない。ガツガツと貪るように自分の中を抉ってくる。
それすら愛おしく、心地よい。

「っ~~~っ♡ティエっ♡てぃえぇ……っいっちゃ、またイくっ♡
 ぼく、イってるぅ♡ティエのせーし、きもちいーよぉ♡
 こわしてぇ♡すきなのっ♡ティエ、ッすきなのぉ♡」

口の端からよだれを垂らし、折れそうになりながら背筋を弓なりに反らして快感を受け止める。
だがとまらない絶頂とティエンファの動きにひくんと痙攣するとそのあとはもう獣のの喘ぎにしかならずぐったりと登りつめたまま……。

ティエンファ > 痙攣し、虚ろな目で快感を享受するチェシャの中に、何度目かの射精を注ぎ込み、獣欲が少しだけ落ち着いた所で、様子に気付く

「チェシャ …おーい、チェシャ … … …うん、息はしてる」

絶頂のまま、そこから攻め上げたせいで恍惚として戻ってこないチェシャの表情
その淫らで愛おしい表情を見ていると、更に攻め込みたくなる欲が沸き上がるが…
チェシャが受け止めてくれた生の分冷静になった自制でぐっと堪え、チェシャの衣服を整え、
自分も服を整えて少年を抱き上げて、自分の宿に運ぶのだった…

ご案内:「祝宴会場端 王城の中庭」からティエンファさんが去りました。
ご案内:「祝宴会場端 王城の中庭」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。