2017/07/15 のログ
■トール > 「これが一番喜ぶのだよ。儂も涼しいしな。」
窓の少ない店内はともすれば蒸す。
今は窓を開けて風を通しているからまだましだが……しっとりと汗を掻くのはどうしようもない。
「一体誰が恋愛の達人かね?君が得意なのは突っ込むのだけだろう。」
肩を叩かれると汗が胸の谷間へと滴り落ちる。
触るなと言わんばかりにその手をぺしんと払うと足元のスライムを摘み上げ、首筋へと当てる。
ひんやりとした肌触りが心地よく、汗まで吸収してくれる可愛い奴。
■ピング > その辺を喜ぶ辺り、自身の系譜を感じてしまう。
そうかそうか、としみじみと頷きながら、勝手に椅子を探し出して相手の隣に席を作って居座った。
「そりゃあ否定せんがよぉ。お。でもそう言ってくれるってこたぁトールちゃんも気持ちよぉなってくれてるって事だぁな」
さっくりと達人のくだりを否定されて肩を落とすも、その次の台詞に非常にポジティブかつ勝手な感想を口に出す。
払われた手をぷらぷらと揺らすと、そんな冷たい態度取るなよぅ、と指先で胸先の位置を目算してたぷっと突いた。
■トール > 「そりゃ君のモノはデカいからな。気持ちよくもなるしアヘりもする。大体、君のモノで気持ちよくならない女なんているのかね?」
視線は本のページへと落としたまま、つまらなさそうに呟く。
柔らかな膨らみに触れられても気にする様子もなく、スライムを胸の谷間へと押し当てて涼を取る。
「まあ、儂はちょっと下半身に自信がないくらいの子が儂の下で可愛らしく喘ぐのを見るほうが好きだがね。」
スライムが汗を啜ってくれるのが気持ちいい。
思わず、ふぅと吐息が漏れる。
■ピング > 「……んんーむ。それを言われるとなぁ。なっかなか、がっつりと受け止めてくれる子は稀っちゃあ稀なんだが」
妻がその筆頭だ。完全な性行為として気持ち良くさせてあげられていない事は自覚があり、ほふ、と僅かにだけ溜息。
まぁそれは悩んでいても仕方がなく、その分愛撫を頑張れば良いのだと解決にならんことを考えているのだけれども。
相変わらず、触られるくらいなら気にも留めない相手に対し、少しだけ落ちた気分を持ちなおそうと指を襟元へと引っかけて。
くい、っと引っ張り、その見事な乳房を片方拝ませて頂こうと。
汗に濡れたおっぱいは、きっと素晴らしいに違いない。
「ほぅ、トールちゃんはそういうのが好みだったか。
前聞いた恋人っちゅうのもそういうタイプなんかぇ?」
そのまま、恋人やらの話題を出すのだから倫理観とかが崩壊していると言われても仕方がない。
ついでに、指先でこちょこちょと胸元のスライムを撫でてやると、いやいやするように身を震わせ、にゅる、と谷間の中に隠れてしまった。
「……この子、男嫌いになってねぇかぇ?」
ちょっとショックだ。
■トール > 「そもそも奥さんがいるのだから、ひとりで満足しておき給え。」
ドレスの胸元を引き下げられるとピンク色の乳輪が覗く。
いつものように雑貨屋を窘めつつも自分の言葉に大きくため息を漏らす。
「まあ……儂も似たようなものか。恋人が二人いると言うのはおかしいことなのかね?」
胸の谷間の奥にひんやりとした感触を感じつつ大きく大きくため息を吐く。
久しぶりにやってきた彼氏と毎日一緒に寝ている住み込み店員が鉢合わせた結果、もう一週間以上お預けされてしまっているのだった。
■ピング > 「そいつぁ無理だ……!だってこう、あるだろう?愛情とは別に性欲がなぁ。
そもそも………んん?んんん?おんや、トールちゃん、2人?んん?」
愛情とは別に諸々あるだろうと熱弁を振るおうとしていたのだが、恋人が2人、という台詞にぴたりと止まった。
口は止まるけれども、指は悪戯にはみ出した乳輪をすりすりとなぞり擽る様に動かし続けている辺りはアレだが。
「いやぁ、オイラもあれだしおかしいとは思わんが。
思わんが、それを聞くっちゅうことは何ぞあったんかぇ?」
ほほぉ、と感心した仕草を取るも、これが一般論かは疑惑が残る。
まぁ貴族ともなれば一夫多妻も珍しくないどころか普通の世の中、大した忌避感は無い、と思いたいが。
悪戯を続けている指先は、もう少しだけ胸元を引っ張り、完全に先端を露出させ。
顔を寄せると、汗の豊潤な香りをスン、と鼻を鳴らして確かめてから、ぴちゃりと乳首を舐めて湿らせ、息を吹き付けた。
一応の涼のプレゼント。
■トール > 「うむ。まあ、それは認めるが。」
愛とか心とか関係なく身体が雄を求めてしまうことはよくある。
それを住み込み店員に収めてもらっていたのだが、それが一週間以上も空いたとなればいい加減欲求不満も溜まっている。
「うむ、実は先日鉢合わせしてな。儂としては3Pでもと思ったのだが、どうも気に入らんかったようでね。すっかりへそを曲げてしまっているのだよ。」
どうやって機嫌を取ろうかと大きくため息を漏らす。
舐められた乳首はぬらりと光るも、餌を横取りされたとばかりに胸の谷間からスライムが顔を出し、雑貨屋の鼻へとかじりついた。
「しかし、愛がなくとも股が濡れるということは、肉体的接触がなくとも愛は成立するということなのだろうか……。」
そんな雑貨屋を気にする様子もなくよくわからない哲学的な悩みに何度目とも知れぬため息を漏らす。
■ピング > 「鉢合わせって、そりゃまた…ちゅうか、公認で2人と付き合ってる訳じゃあねぇのかい。
あぁ、3Pねぇそりゃまた楽しそ…っぷぎゃっ」
ちょっと想像していた内容とは違った相手の悩みに、取りあえず追従する形で頷き。
さてもう一舐め、と舌を伸ばした所でスライムちゃんに齧られた。
豚めいた鳴き声を零し、信じていた相棒に裏切られた気分でさめざめと肩を落としていると何やら哲学的な事を呟き始めた相手を涙目で見やり。
「そらぁ最低限の接触は必要だろうけどよぉ。愛情ったら成立すんだろうよ。
オイラも妻とは思いっきりセックスは出来んがね、でも愛し合ってんぜー」
ぺちぺち、とスライムちゃんを手で叩き、噛んじゃいけません、と躾のつもり。
それを嫌がる様にまた谷間に潜り込んだスライムは、そのままうぞうぞと服の内側、下腹部に向けて肌を伝い蠢いていた。
そんな中でまるで惚気るかの如く、相手の独白を一部肯定する。
スケベオヤジながらも愛はあるのだ。余計に性質が悪いと言えるかもしれないが。
■トール > 「別に言う必要もないと思っていたのだが……どうにも男心は難しい。」
所詮は性奴隷として飼われていた恋に恋する少女。
肉体的な経験値は高くとも男女の機微などわかるはずもない。
スライムと雑貨屋の攻防などまるで気にする様子もなく、ふらりと立ち上がる。
「うむ、そうだな。チンコを挿れてもらわなくとも愛はあるな。」
なるほど、と少し気分が晴れたような気持ちになる。
と、すると残るは……。
「よし、娼館でも行くか。店番は頼んだ。」
欲求不満の解消だけ。
先日娼館の店番をして何人もの男を咥えたことを思い出し、相手の都合も聞かずにさっさと店から出ていってしまう。
よりにもよって特大の肉棒を残して。
■ピング > 「いやぁ、この場合は女心っちゅうか、トールちゃんが判り難いっちゅうか」
何やら納得したらしい相手が立ち上がるのを見上げると、はて?と首を傾げ。
そこからまさかの店番指名。
「おおい!?そこで娼館…!?ここ、ここに良いモンあるぞー…!!」
その気になられたというのに放置されるという始末。
待ってぇ、待ってぇ…!と縋り付く様に後を追いかけるが、さて。
謎の義務感から店を放置することは叶わずに、狼狽する男の姿が見て取れた、とか。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からトールさんが去りました。
ご案内:「魔法具店『ビルスキルニル』」からピングさんが去りました。