2016/11/10 のログ
ご案内:「平民地区 」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 体も心も冷ますように空気が冷たくまとわりつく夜。
街のなかで今夜の寝床を探すべく、フードを被って夜道を歩く。
人の姿でなら手が使えるから
モノを避けたり、動かしたりできる
暖かい寝床を見つけるには都合よくて
空家はないか、紛れ込める物置のようなとこはないか
探しながら歩きまわっていく。

シャルレ > 通りを覗き込んでは路上に置かれてる瓦礫を触ってみたり
(ガタッ)
ビクッ!!静かな場所で、音が立てば以外に大きく響いて
その音に自分がビックリして、1人ドキドキ。

ブルっと身震いをしては、急いで寝床を探さないとと思い起こし
物音に負けず
次の通りへ脚を向けながら、また積み上げられた瓦礫の周りを見て回る。

ご案内:「平民地区 」にシドさんが現れました。
シド > 重く憂鬱を押し込めるように冷たき風が迫る平民街。
草木も眠ろうとする刻に硬質とした跫音を響かせて闇裂くようにランタンを持つ人影一つ。
長身痩躯の外套姿の男は物陰から起こる音にと歩みを寄せていた。
微かに酩酊に目元染める葡萄色は路地裏の瓦礫を見渡すその人影を眺めること暫し。

「そんなところに何もありはしない。一体何をしているんだ。」

種族多い街なれどこの一変の廃屋漁るは奇妙な行動で。
ランタンの明かりを差し向けながらその正体に漸く声を向けた。

シャルレ > ふいにかかる背後からの声にびくっと
肩が跳ねる、
少しの間があいて
恐る恐る後ろを振り返りながら

「…ちょっと、さがしもの」

明らかに怪しまれるだろうけど、返す言葉は小声になるから
余計疑われそうな

明かりに照らされた人影に小さく笑顔で返してみた

シド > 浮浪者か乞食の類か…と値踏みに睥睨していた眸が微かに開かれる。
予想の範疇超えた小奇麗な姿と少女らしき見目、何よりその笑みに。
月無き闇を射抜くように相手に向けたランタンはそのままにゆっくりと歩み寄る。

「捜し物?ならば日の高いときにしておきな。ここは野盗や人買いも通る。
 お前自身が誰かの探しものになるやもしれんぞ。」

低い声に角を落として尋ねながらランタンが瓦礫の周辺を柔らかに照らし出す。
長駆の青年、今は少女の隣に。

シャルレ > 「ここも、そんなに危ないとこなんだ……わかった」

なれない土地、気を向け声をかげて注意してくれた言葉には
素直に従う。

近づく足音に内心はドキドキ、人の接近に緊張しながら
身長差で見上げてると隣まで

瓦礫に触れてた手を引っ込めて人の姿では指先も冷える
自分で自分の手を握るように温めながら

「お兄さんこそ、こんなとこで何してたの?」

チラ見しても身なりの整った綺麗な人、夜の人気もない場所でなにかあったのかと尋ねるように返してみる。

シド > 「夜道、男に近づかれたくらいで緊張するくらいなら
 出歩かないことだな。家路につくことを勧める。」

卦体知れぬ者に微かに目元を緩めたのは騙し騙され狡猾通るこの街で
聞きなれぬ素直な台詞が聞こえたから。
廃屋漁りもやめて細い指達を擦り合わせる姿にそっと
ランタンを地に置いて差し向ける。魔法石で煌々と燃える
火は暖を取るには弱いなれど冷え切った指先温める役には立つだろう。

円な眸が見遣り返すに片目を瞑りて謳うように告げる。
「この街は夜になってからが本番だ。酒を飲むにも女で暖を取るにも……まぁ、今夜は酒を飲んでいた。
 それで、君はなにをしていたんだ?」

シャルレ > 「…お家……うん」

彼の言葉に思い返す言葉が見当たらず、伏せた瞼に小さく頷いて
ランタンの明かりと熱が近くに感じて自然と手をかざすように
無言での行動だけど、自分へ向けてくれたことと感じれば
つい表情もほころび冷えてた頬さえも緩むようで

「…あ、の……寝床さがし」

小さい声で告げる、人の姿でこの返答では余計、疑問視されそうなのは承知で