2016/09/09 のログ
ご案内:「シェンヤン近くの山の中」にカノンさんが現れました。
カノン > 山の中を駆ける狼
足元に道はなく、草が短く生えて、細身の木ばかりが目立つような森

少し息を切らしながら、開けた場所に出てくれば
足をとめて周囲をキョロキョロと耳を回してる

あまり獲物となる動物も見つからず
疲れたのか、走るのをやめて歩いては、近くの小川へと向かって

カノン > 水の流れは少しだけど
喉を潤すにはちょうどいいくらい

川原を抜けて水辺にくれば
頭を下げて…水を飲む

水辺なのに、他に動物もいない
今夜の狩りは何も見つけられなさそうな感じ…

頭をあげて
そばに腰を下ろすように座れば
その姿は、娘へとかわり…名残を残すように
頭には三角の耳としっぽがついてて

カノン > 両手を上に伸ばして
大きく伸びをする…尻尾の毛まで伸ばすように

今日は星がみえない
月だけ…

水の音と虫の声と
他になにもない
誰もいない

誰かの足音も息遣いもない場所
半月の月を見上げて立ち上がる…
もう少し…小さい獲物でもいい、探して帰ろうと

ご案内:「シェンヤン近くの山の中」からカノンさんが去りました。