2016/08/31 のログ
ご案内:「とある教会」にインヴィリアさんが現れました。
インヴィリア > 都市伝説にある教会の周辺の林季節柄のせいか藪蚊が沢山飛んでいた。
そこへ教会に住む長身の神父がやってきていた。
草刈りのために鎌をもち腰を屈めて草を刈り続けているといつの間にか辺りが闇が支配する暗い時間へとなり、神父はようやく気がついたかのように。

「いつのまにこんなに暗くなったのでしょう。かゆい」

帰り支度をするように神父は刈り取った草を左手に持っている袋に詰めだします。
鎌はその辺りにおいて、草を次から次へと布の袋につめていきいっぱいになったところで、袋を肩にかけて、鎌をもち協会の方へと帰り始めます。
腰を時々叩いたりしながら、青い屋根が見えてくれば、ホット息をついて。

「手が塞がっているので我慢はしていますが、これは虫にさされてしまったようです。」

痒いを我慢して鎌をその辺りにおいてから、教会の入り口の木の扉を開き鎌を足で引き寄せながら急ぎ入ります。
中は石畳の床とカーペットが見えて長椅子がいくつかおいてあります。
入ってきた扉を閉めて、その場に荷物を置けば急いでかゆい場所を手や足そして、顔を順番に掻いていきます。

「少しは痒みが治まってきました。明かりをつけてしまいましょう」

そう言って魔光球に魔力を灯し明かりをつけていきます。
徐々にホタルの明かりが明るくなるように光がつよくなり、昼間ほどでないものの、ここを目指すものには十分なほどの明るさ。

インヴィリア > 「このかゆみをしずめる魔法や、薬を開発出来れば一儲け出来そうですが…」

そう言ってすっかり明るくなった教会の中でポリポリと体中を服の上から掻きむしり。
外からも見えるその姿はおかしな踊りでもしているように見えるかも知れず。
しばらくそれをしていたものの痒みが収まれば大きく息をしてから、一気に吐き出して。

「確かあの虫は蚊とかいう虫でしたね。病気も広められるのでしょうが、あのかゆみは」

少し考えるように手を組んで神父は瞼を閉じ考えをまとめるように暫く動かなくなり

「かゆみを収める薬や魔法の開発の協力者を募集なんていうのも人が集まるかもしれませんね」

考えがまとまればニヤリと笑いそんなことを小さく呟く。

(しかし人間たちが言うところのお金も必要か)

そんなことを思いながら、神父はふと窓を外を見る。
そこには星空と月が見えていた。
新月からは少しだけ時は進み何かがかけていく時まるで命がかけるかのごとく月もかけて行く日そんな日の始まりだったと考えて