2016/07/10 のログ
アシュレイ > 「人間社会と言うより、私がやばいのよ。 一応これでも金と権力の両方持ってる方でね。」
両手を腰に当て、胸をそらしてみせる。 まるで褒め称えよとでも言いたげに。

「幻覚に催眠ね。 それ両方とも教えて頂けるかしら? どちらも私の人生を更に良い方向に導いてくれそうだわ。」
音が出る位に強く両手を叩いて喜ぶ娘。
この二つだけでも十分やばいことに使いそうではあるが。

「ちょっと、レディーの胸に気安く触らないでくれる?」
胸元に伸びた手は、気づけば己の後頭部へ触れる形になる。
よくよく見ると、胸の手前に空間を歪ませる魔法がかかっているのが分かるだろうか。

「今更だから言うけど、私は魔族とミレー族の混血なの。 だから女一人孕ませるくらいどうってことないわけ。 分かった?」

ドルクス > 「うっわぁ金持ちお嬢様かぁ…魔法教えるから一生養ってくれない?」

史上最低のプロポーズと共に拍手を送る
そして何故か…この子にはツインテ―ルかドリルスタイルの髪になってもらいたくなった

「別にいいけど…どっちも悪い事にしか使わなさそうだね?」

平和に暮らす上で一番要らないだろう
悪い事の匂いがプンプンする

「あ、結構もじゃもじゃ……なんだ、空間魔法は使えるんだ?
これほんとに教える事あるのかなぁ…」

空間魔法…だと思うそれを使えている少女
幻覚も催眠も理論とコツさえ教えたらすぐにマスターしそうだ

「いや、いやいや…魔族とミレー族のハーフだからって……あぁ成程、生やしたのか!」

ポンと手をたたき納得
道理で魔法を使うのが上手い筈だ

「じゃぁまず催眠から…下地はあるんだし体で覚えてね?」

魔力を波に変え少女に当てる
視界がグルグル歪むだろうが…おそらく当て続ければ感覚で理解するだろう
初歩の初歩だが口頭で教えるよりよっぽど早い
魔族の血が入っているとこういう荒技も可能なのだ

アシュレイ > 「別にいいわよ? 但し、従業員になるからそれなりに仕事は来ると思うけど。 あと、結婚ならお断りよ。 何て言うか、まだ早いと思うのよね。」
拍手をされると悪い気はしない。 相手の提案にはすんなりと承諾の意を示す。 うちで良ければいつでもどうぞとばかりに。

「貴女、魔族にしては妙なこと気にするわよね? そんなこと、私の勝手じゃないの。」
歯を見せて笑う娘。 どうみても良いことには使わないだろう。

「もじゃもじゃって。 貴男それ自分の髪よ。」
面白い感想に相手を指差して笑う。 腹を抱え、ゲラゲラと。

「そんな連れないこと言わないでよ。 せっかくここまでして呼び出しんだし、ね?」
否定をしない=空間魔法を使えると言うこと。
とはいえ、相手が臍を曲げない様に両手を合わせ祈る様にお願いする。

「そうよ、ちゃんと出る者も出るんだから。 貴男も試してみる?」
手のひらを広げると、小さな触手が一本伸びてくる。
その場で直立すると、小さくお辞儀をしてからすぐに消えてしまう。

「わ、なんか本格的。 頑張って甲斐があったわ。」
魔力の波が体に伝わると、両目を閉じじっとそれを受け取る。
視界と、頭の中でのたうつ感覚が生じ、顔色が悪くなる。
とはいえ、新しい魔法を身に着けた感覚はすぐにやってきた。

「うわ、凄いじゃない。 貴男、教えるの上手ね。」

ドルクス > 「あ、労働とか嫌だからお断りで」

腕で×を作り拒否
養われるのは良いが働きたくはない
性根の底からすがすがしい屑さである

「そりゃぁね?でも弟子が悪い事します!
って言って来たら困惑しない?」

教えるので一応弟子扱い
いざという時はこの子が何をしようと関係ないと言い切るのだが

「まぁ折角だから教えるけど…と言うかどうやって帰ろうかなぁ」

金書庫から脱出しておそらくここは王都、なので関所も抜けなければ
正直面倒だがやる気さえあれば何とかなる筈だ

「いや、僕責められて喜ぶ趣味ないから遠慮しとくよ」

触手は出てきてこんにちは
何この子怖い、手から触手出してる

「魔族の血が有るのと魔法の下地ができてるみたいだったからね
長々と口で説明するのもお互いだるいしさ?」

上手くいったようで満足満足
さて……

「じゃぁここからは全部応用編だ。死なない様に自分をしっかり持ってね?」

ニタリと笑う
何本もの白い手が少女に迫り引き千切ろうとするだろう
感触まで本物の幻覚
いきなりここまでできる様になれるなんて思っても居ない
けれども優しく丁寧に教える気もない
幻覚に殺されればそれその時と笑い少女を見守る

アシュレイ > 「あら、それは困ったわね。 貴男みたいな強い人雇えたらうちも大助かりだったのに。」
貧民街とかに居そうな程の無気力ぶりに思わず眉を下げる。
残念、戦力強化ならず。

「そんなこと誰も言ってこないわよ。 私もいちいち誰に教わったかなんて言わないわよ?」
さっきから偉く真面目な魔族に、少女は驚いている。
というより、少女がネジ一本外れているだけだが。

「帰りは私の魔法で送ってあげるわ。 一応、魔族の国でも送れるわよ。 さっきのこれでね。」
己の胸元を指差す。 人ひとり送る程度の空間なら作れるようだ。

「あら残念。 男の子を犯す経験なんてまだないからちょっと楽しみにしてたのに。」
口元に指をあて、考える仕草。

「へ~、一応私程度でも下地は出来てるうちに入るのね。
…分かったわ。 死んだら悪いけど、自力で帰ってね。」
娘の表情が少し硬くなった所で、次の魔法がかかる。

白い手が伸びてくると、反射的に触手が娘の全身が伸び、捉えようとする。
だが、幻覚なのでいくら伸びても触れることが出来ない。

それでも引き裂かれる感触は伝わり、全身に激痛が走る。

「…これが幻覚魔法ね。 これは使えそうだわ。」
全身と、触手からも汗を滴らせながら娘は怪しい笑みを浮かべる。
催眠並みに酷く恐ろしい魔法。
これは実戦が楽しみだと、汗まみれの状態でにやりと笑う。

ドルクス > 「それは安心してるよ、もし言っても困らないけどさ?」

困りはしないが気にはなる
面白そうなので放置はするが何か起こす時はぜひ観察したいものだ

「うわぁ便利…禁書ってマジですごいね?」

何て便利な本なのか
2,3冊欲しくなってきた

「その時は全力で逃げさせてもらうよ、犯されるのは嫌だからね」

こんな所で純潔を散らしたくない
それに触手と絡まるのもやだ!

「耐えるんだ…合格だね、おめでとう。スパルタ魔術教室は楽しかった?」

さすがにこたえた様だが笑みを浮かべる余裕はある様子
これで体が魔法を覚えた
後はこの少女の鍛錬次第だろう

「じゃぁ最後に、僕の名前はドルクス
次に会う時は誘拐じゃなくてデートにでも誘ってほしいかな?」

面白い少女との出会いもそろそろ終幕
お辞儀と名乗りを上げて呼び出された時の場所に再び立つ
後は彼女の言葉を信じて送り返されるだけだ

アシュレイ > 「そう? 案外教えたこと後悔するかも知れないわよ?」
ししし、と楽しそうな表情を浮かべる。
結構性格の悪い娘。

「禁書じゃなくて、私の空間魔法よ。 あまり知れ渡ると困るからほとんど使わないけど、特別にね。 禁書が読みたかったらまたここに来たら良いわ。
…ええーー、触手ダメなの? すっごく気持ちいいのに。」
すっかり犯す側の娘。
やられる側のことなどまるで考えていない。

「流石に死ぬかと思ったわ。 ありがとう、先生のおかげね。」
いつの間にか触手も消え去っていた。
汗だくの状態で笑みを浮かべ、頭を下げる。
2つ目の魔法を覚えたことを身体が実感していた。

「私の名はアシュレイ。 良いわよ、楽しいデートにしましょうね。」
娘が両手を天に掲げると、大きな穴が頭上に現れ、二人を飲み込む。
後はドルクス先生の望む場所へと送り届けることだろう。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院(図書館)」からドルクスさんが去りました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院(図書館)」からアシュレイさんが去りました。