2015/12/11 のログ
リーゼロッテ > 何やら酔っぱらいが門番に絡んでいたようだ。
ゲロ吐く前にあっちいけといなしてしまえば、ふらふらと歩いて行く様子が見える。
争いごとじゃなくてよかったとほっとすれば、こちらに掛かる視線に振り返り。

「大丈夫です、酔ったオジサンが絡んでただけみたいです」

それぐらいのことかと、料理番の娘も安心した笑みを見せる。
酒場に置かれた時計を見やれば結構な時間だと気づき、はっとしてカウンター席へと戻っていく。

「そろそろ戻らないと、また参謀さんにいじわるされちゃいます!」

そういうと紅茶とオムライスのお代をおき、ライフルの肩紐を通し、背負う。
小走りに出入り口へと近づけば、おやすみなさいと手を降ってお別れの挨拶を。
ドアをくぐれば再び門番の二人へ手を降って、宿泊先の宿へと走っていった。

ご案内:「酒場兼娼婦宿・Collar less」からリーゼロッテさんが去りました。