2023/07/20 のログ
ご案内:「薬屋」にシリルさんが現れました。
シリル > ごちゃごちゃとして一見住みにくい王都ではあるけれど、
良いところを挙げるとすれば、それは美味しいものがたくさんあるということだろう。
富裕地区はもちろんのこと、貧民地区であってもひっそりと路地裏で営んでいる隠れ家的な店があったりする。
そういう店を探すのが、暇な時の定番になっているわけで。

「なんだか甘い匂いが……」

そんな王都であっても、やはり甘味は希少なもの。
珍味やB級グルメとはわけが違って、基本的に貧民地区ではまずお目にかかれない。
にも拘らず、空き地や空き家が多いこの一画で甘い匂いが漂ってくれば、ついついそれに釣られてしまい。
やがて辿り着いたのは、ひとつのテントだった。

「ふぇ? ここ、薬屋さんなの? てっきりお菓子屋さんかと思っちゃったんだけど…」

出迎えてくれた、男の子? 女の子? の元気な声に、目をぱちくりとさせてしまい。
驚いたのはここが薬屋だったという事実よりは、相手の魅惑的な恰好で。

タン・フィール > 店を訪れた少女のもとへ歩んでいきながらにっこりと微笑み、自慢の店内と商品を誇らしげに指して

「んっ、ボクのおくすりは、ニガーいのや美味しくないのと違って、甘くて美味しくカラダを治せる、そんなお薬がいっぱいなの。

いまはちょうど、カラダが元気になるお薬、調合中。」

と、続けて指差すのはテントの中央の釜で煮られている鍋の薬。
まるで蜂蜜を温めているかのような濃厚で甘美な匂いは、まさに薬屋ではなくお菓子屋さんかなにかと勘違いされてもおかしくはない芳香で。

「ボクは、このお店をやってるタン、タン・フィールっていうの。
ほしいお薬があれば、どんなものでも調合するようっ。」

シャツ一枚のみという格好でひらひらと踊るように店内のあちこちを指さしていく。
体力回復・魔力回復・毒消し・睡眠薬・気付け薬……
中には、媚薬など幼い子供が扱うとは思えぬ代物まで混ざっていて。

シリル > 「へぇ……甘くて、美味しくて、身体を治せるなんて、凄いねっ」

一石三鳥なお薬に素直に感心してしまう。
幸い、あまり薬のお世話になったことはないけれど、数少ない経験で薬は苦いものという認識で。

「うん、特に身体の不調とかはないんだけど、その甘い匂いのは気になるかなぁ。
 元気になるんなら、健康な人が飲んでも大丈夫でしょ?」

テントの中央で火に掛けられている鍋から漂う甘い香り。
この匂いに惹かれてやって来たのだから、まず目というか鼻につくのはそれで。
お鍋の中を覗き込みながら、物欲しそうな瞳を向け。

「ご紹介ありがとう。私はシリルよ。
 そうね、魔力回復は重宝するかも?
 っていうか、タン君? そんな格好で外に出たら襲われちゃうから気を付けなきゃダメよ?」

目の前でひらひらと揺れるシャツ。
その度に覗く素肌がなんとも蠱惑的で。
こんな可愛い子なら、あっという間にオオカミたちに美味しく頂かれてしまうだろうと心配してしまい。

タン・フィール > 「えへへんっ…ありがとっ! そういってもらえると嬉しいっ♪
ぅん、健康な人が飲んだり舐めたりしても大丈夫……だけど、
おいしいからって摂り過ぎちゃったら、カラダ、熱くなっちゃったり…ほかにも色々、大変なことになっちゃうから、
おためししてみてもいいけど…気をつけなきゃだよ?」

揮発する薬効成分は、それを吸うだけでも心地よさを覚え、
日頃ストレスや不安があるものならばそれを和らげたり、慢性的な披露があるものを癒やす効能があるだろう。

それを一匙、小皿に分けてジャムの一口分ほどを取り分けると「どおぞ」と差し出して試供品として提供する。

「よろしくっ、シリルおねえちゃん。
魔力回復なら、何年でも長持ちする小型のが何本かあったかな……?
…ぇ、ああ、このかっこ?
…ぅん、ちょっぴりえっちだねって言われるけど、暑がりさんだから…
他の服着てると、すぐ汗だくで、ほってりしちゃうの。」

と、いたずらっぽくくるりとその場で舞うように回転すれば、ミニスカートのような裾から足の間が見えそうになり、
そんな妖精めいた仕草もある意味ではますます危うげで、妖しい。

シリル > ドヤ顔する男の子は、思った以上に可愛い。
ちょっとヤバいくらいに可愛い。
思わず動きが止まってしまうくらいには、破壊力があったわけで。

「え? あ…、う、うん。ありがと。」

差し出された試食というか、試供品を受け取って。
指先で掬い取ると、ぺろりと舐める。
濃密な甘さが口の中一杯に広がって、身体の疲労感がふわっと真夏の氷のように消えてなくなった。

「ふぁ……甘くて美味しいっ それに、ほんとに身体が軽くなったよ。
 これはちょっと癖になっちゃうかも……もうちょっと欲しいんだけど、ダメ?」

濃厚な甘みなのに、くどくはなく、さっぱりしている。
ちゅ、と指先を舐めとりながら、小首を傾げておねだりしてみる。
一応は、摂りすぎ注意の忠告を聞いたからこそお伺いで。

「そんな何年も長持ちするのがあるんだ?
 そこまで置いておくのもどうかと思うけど……、あ、でもワインとかも何年も寝かせるし、そういうもの?
 ちょっぴりどころか、かなりえっちかな?
 うっ……汗だくっていうのも、それはそれでえっちだね。」

可愛い子が汗だくになっている様子を想像すると、ちょっとクラッと来てしまった。
悪戯っぽい笑みを浮かべて、その場で回る様子に息を呑み。

「あんまりえっちな恰好を見せつけられちゃうと、お姉さんが襲っちゃうからね?
 ほんとに気を付けなきゃダメだよ。」

何度か大きく深呼吸。
ただでさえ、甘い香りで気分が高揚しているところに、そんな無防備なところを見せられると、我慢できなくなりそうで。

タン・フィール > 「よかったぁ……ちゃんと出来てるみたい。
…もちろん、ボクだって味見してるから、失敗しそうなものをあげたワケじゃないよっ」

と、完成前の代物だったこともあっての試供品ではああったのだが、味にしても効果にしても彼女の反応から無事、想定していた商品になりつつあるのを悟って嬉しそうにはしゃぎまわり

「えぇえ~~~?これ以上?…これ以上とっちゃうと、さっき言ったみたいにカラダがぽかぽかしすぎちゃって…
元気になりすぎちゃってぇ……
……えっちなおねえちゃんに、なっちゃうかもしれないよ?

えっちえっちって言いながら、さっきからジロジロ見てくるしぃ…ボク、心配かな……♪」

と、薬師として嗜めるように忠告を重ねる。
重ねた上で……今度は先程渡した別皿に、どろりっ……と最初の分量とは比較にならない量の薬の蜜を盛り込み……それを指先ですくいあげると

「あちちっ……♪ っふふ、どうなっちゃってもセキニン、おくすりやさんとしてはとれないけど~……
どうしてもっていうなら、召し上がれ……♪」

ちょん、と彼女の鼻先にふれそうな寸前で指を止め、彼女が夢中になりかけている蜜まみれの指先を差し出した。

それに気を取られていては見えないかもしれないが、裾からは僅かに男の子の膨らみが顔を覗かせていて不自然に突っ張っている。
えっち、えっちと、年頃のお姉さんに連呼されて、幼子ながらも高ぶりを覚えていたらしい突起の僅かな主張。

シリル > 口の中に残る甘みも、しばらくすればすぅーッと消えていく。
そのさっぱりした感覚は悪くはないのだけれど、どうしてもまた欲しくなってしまう。
どうやら、きちんと調合できているらしく、はしゃぐ男の子をツンツンと突っついて。

「その、結構……えっちな感じになっちゃってる、かもだけど……
 んっ、でもその甘い匂い……ちょっと癖になっちゃう、から……」

そもそもの原因は、シャツ一枚きりで無防備な姿を晒している相手の方だと思う。
差し出された指先に掬い取られた甘い蜜のようなお薬に、小さく喉を鳴らし。

「ん……いただきます……ちゅ、あむ……美味しい……
 ふぁ……タン君の指まで、食べちゃいそう……」

鼻先に触れるほどの距離にあるそれを、細心の注意を払って口元へと。
何故って、鼻先に付いてしまったらもったいないから。
両手でその手を包み込むようにして、ぺろぺろと指先を口に含んで、甘いお薬を堪能する。
口の中だけでなく、身体中が幸せなくらいにふわふわしてきて。

指先を唾液塗れにしながらも、なおも放そうとはせず。
それどころか、身体を密着させて、火照り始めた肌をすりすりと相手に擦りつけていき。
そうなれば当然、膨らんだモノにも気づくわけで。

「やっぱりタン君の方がえっちだよ…?」

ちゅっと指先へと吸い付いて。それはまるで奉仕しているかのような仕草。
相手がどんな反応を示すかと、ちょっとばかり意地悪な笑みを浮かべて見せ。

タン・フィール > 「ぅあっ…くすぐったいっ、つっつかないでっ」

きゃはは、と声変わりのない声でくすぐったそうにつつく指先から逃れるように腰を捻り、
そんな無邪気な仕草を見せつつも、蜜まみれの指先を差し出す姿はどこか妖艶で。

指先の蜜を舐め取られ終えると、彼女の唾液にまみれたその指で蜜を掬い、今度は自分がそれを舐め取っていく。
さらにその指でまた蜜を掬っては彼女に与え…を繰り返し、その作業の合間に、自身のシャツのボタンを一つ一つ外していく。

「……っふふ…指まで食べちゃったら、もう甘いの、あげられなくなっちゃうよー?…お薬も作れなくなっちゃうし、こうして…あげることもできなくなっちゃう…」

過剰に接種した薬効は彼女の中を急速に駆け巡り、異様な速度での体温上昇と発情の効果をあらわにしていく。
口内まで性感帯になっていく感覚を確かめさせるように、再び彼女の口に蜜を与えるターンの時、
自分と彼女の唾液まみれになった指先で彼女の口内の上顎の裏を撫で回したり、舌に指を絡ませるようにしていき……

そうしながら、シャツがはだけると幼子の少女のようなシルエットの裸体が晒される。
薄い胸板に、股間には小さな突起をピンと反り返らせながらの容姿。
それを肌同士擦り合わせていきながら、彼女の口内も、肌も、全てが性感帯のように生まれ変わっていく。

今ならば衣服を脱ぐだけでも敏感に感じてしまうだろう。

「じゃあ、どっちがえっちか……たしかめてみる……?
おようふく、ぬいでみて、もっともっと、ぎゅーってして…えっちなこと、シたい……?」

シリル > 甘くて美味しいお薬を、二人が交互に舐めとっていく。
指先を差し出されると、条件反射のように、何も疑うことなく口に含んで舌先で丁寧に舐めとって。
口の中で指先を動かされると、蕩けた表情で舌を絡めていき。

「んっ、……ふぁ、ちゅ……あむ……口の中、きもち、いい……」

もっと、もっとと甘えるように身体を摺り寄せ。
傍から見れば年上に見える少女が幼子に甘えているようにしか見えないだろう。
けれど、その幼子は一枚きりのシャツをはだけさせた妖艶な姿で。

「はぁ、はぁ……うん、えっちなこと、したいの……
 タン君に、して欲しい……」

幼子と同じように服をはだけると、控えめながらも女の子らしい膨らみが露になる。
素肌同士を擦りつけると、思った以上に火照ったソレが触れ合うことになり。
ぎゅーっと相手が言うとおりに、力いっぱい抱き締めて。
身体の奥から湧き上がってくる熱に浮かされたように、何度も頷いて見せ。

タン・フィール > 「じゃあ、もっと、もっと、きもちよくしてあげるっ……♪」

と、すっかり蕩けた表情になっている様子を確認して見上げると、
自分よりは大きな少女のカラダを擦り寄せられてもバランスを失うことなく抱きとめて、
己の口内いっぱいに蜜を含めるとそれを与えるように、性感帯とかした彼女の唇と重ねて、直接流し込んでいく。

はだけた肌同士を触れ合わせ、実った乳房に、平たい胸を押し付けて先端同士をこりこりと擦り合わせていく。

さらに、空いた両手は彼女の下肢へ。
背中から腰、お尻と、そのラインをゆっくりなでおろしていきながら、触れ合いつつテントの中の熱気はどんどんと高まっていき…
途中、もしも来客があったらどうなってしまうのかというドキドキも相まって、少年の鼓動と脈も薬効も手伝って上昇していき、
彼女が妄想したような、汗ばんだ肌にシャツが張り付き、なおかつあられもない姿の格好へと。

その状態で触れ合い、抱き合い、擦れ合う肌。
彼女の太ももに直接ぐりぐりと肉棒を押し付けていきながら、
もっと、もっと抱き合おう、こっちへきて、と彼女を招くように、テントの奥へ奥へといざなっていき……。

シリル > 「えへへ、嬉しい……♪」

甘くて、美味しくて、元気になるうえに、可愛い子に気持ち良くしてもらえる。
自分よりも小さな子にされるがままになってしまうのは、少し恥ずかしい気もするけれど。
それでもこの気持ち良さには抗えない。
甘い口づけを交わすと、啄むように何度も唇を擦りつけてから、舌先を絡め合い。

「やぅ、タン君……えっち、だよぉ……」

肌が、胸先がこすれ合うだけで、ゾクゾクと甘い痺れが身体中を駆け抜ける。
それなのに優しい手つきで愛撫されると、腰が砕けてしまいそうになる。
内腿に擦りつけられる勃起した肉棒に、幼い容姿の相手もまた興奮してくれていると分かって。
テントの奥へと消えていく二人の後には、少女の服が点々と脱ぎ散らかされ―――

ご案内:「薬屋」からシリルさんが去りました。
ご案内:「薬屋」からタン・フィールさんが去りました。