2023/06/12 のログ
ご案内:「平民地区 教会」にレベリオさんが現れました。
レベリオ > 酷く、唐突に感じるだろうか。
人間が動けば、通常ある筈のものがなかった。
足音、息遣い、衣擦れ、床の軋み、空気の動き――それらの総称、所謂、“気配”というもの。
その全てがなかった。まるで青年が祈りを捧げる前からそこにいたように。
ただ、背後からそっと声が響く。

「随分と熱心だが――祈りで救える悩みなのか?」

皮肉めいた、揶揄めいた、笑みを孕んだ声音。
もし、振り向けばその姿は其処にある。
彼から二つ後ろの長椅子の傍らに佇む姿。
仕立ての良いインバネスコートに身を包んで、汗ひとつかいていない。
病的な薄褐色の皮膚に包まれた顔の中で、唇が笑みを浮かべているのが
礼拝堂の薄闇の中でもはっきり見えてしまうだろう。

視線を受ければ、ゆっくりと帽子を外して胸元に当てて礼を向ける。
柔らかで滑らかで、そして、やっぱり気配の薄い仕草。
向ける紅の、濡れたような眼差しが
整った顔の碧眼を見詰めようと向けられる。
人ならざる、紅の捕食者の瞳だ。

サウロ > 「────ッ!?」

(目を伏せて、祈りの姿勢で、思考を巡らせて。
 しかし唐突に背後から聞こえた声に、あまりにも不意打ちのそれに驚いて目を見開き、反射的に振り返る。
 たとえ祈りに集中していたとしても、この静寂の中で聞き落とすことなどないだろう、音や気配。
 そう言ったものをまるで感じさせなかった存在が背後にいて、急性的に弾む心臓に思わず胸に手を当てていた。

 そう近くにいるわけでもないが、二つ後ろの長椅子に掛ける男の姿。
 最初に目が行くのは、その高い上背か。座していても頭一つ近くサウロより高い視線。
 長い白い髪、仕立ての良いコートに身を包んでもわかる筋肉質な巨躯。
 動けば音がしそうな外見に反して、非常に静謐な仕草で帽子を取り、優雅に胸に当てる。
 そんな彼の、血のように深い紅の双眸と視線が合う。
 視線を通して、何かが突き刺さるような何かに、僅かに眉を寄せ。
 低い声音で、笑うような、揶揄うような問いを掛けられたことを、数秒の間を置いて思い出す。)

「……ッ、すみません、他に人がいるとは思わず」

(ハッとしてから、大げさに驚いた事に対して、一先ずそれを告げて。
 軽く額に手を当てて、彼の視線から逃れるように目を塞いだのは、直感的なものだったか。
 サウロには、他者を人と魔の身分けをつける術を持たない。
 人とまったく同じに擬態されれば、言動で見分けるしかないのだが、
 なんとなく本能的に、彼は、人ではない側の存在ではないかと考えてしまう。
 それから手を降ろせば、苦笑を浮かべながら、視界には彼の姿を端に映しつつ、
 その目を見つめないように軽く視線を伏し気味に、先ほどの言葉への応えを。)

「……祈りで救われる悩みではないですが、自身を見つめ直す為にしているようなものですので」

レベリオ > 静寂の中で、それを乱すことなく、立ち上がる。
衣擦れの音さえしない静かな静かな気配。
胸元に当てた帽子をゆっくり頭に乗せ直す所作さえも静かに静かに。
けれど、それは礼拝堂の静けさとはまったく異質なものだ。
喩えるならば、獲物を狙う肉食の獣は音をたてはしない。そういう類の静かさ。

「謝る必要はないよ。
 私こそ、祈りの邪魔をしてすまなかった。」

低い声音が響いていく。
仄かに笑みを含んだ穏やかな色合いの声音。
視線は触れ合わない。けれども、此方の所作を見逃さない相手。
良い勘をしている――と、そう思う。
きっと優秀な戦士、なんだろう。
華奢に見える体躯、衣服の下で鍛えられているのがわかる。
だから、彼は――吸血鬼はまた、僅かに笑みを深める。
――何故だろう。とても“美味そうな匂い”がする。

「なるほど。随分と深い内省が必要なようだね。君の悩みは。
 そうそう、申し遅れたが、私はレベリオ。レベリオ・F・コンスキウス。
 しがない商人をしている。君の名前は?」

囁くような声音と共に、ゆっくりと足が前に出る。
信徒席を超えて、一歩、二歩。
二つ後ろだった距離が、長椅子ひとつ分まで縮まっていく。
その中で、紅の瞳だけが粘着質な、濡れたような輝きを増していく。

サウロ > (視界の端で、また音も立てずに立ち上がるのを捉えれば、そちらへと視線を向ける。
 帽子を乗せ直し、言葉を紡ぎ、一歩、また一歩と近づいてくる姿に、酷く緊張する。
 まるで肉食獣の檻の中に入れられているような。少しでも動けば、刺激してしまいそうな。
 けれど確実に近づいてくる、音のないそれを、畏怖と呼ぶのかもしれない。
 武器を持っていれば間違いなく、戦闘態勢に入っただろう。
 腰をずらし、浅く掛け直し、いつでも立ち上がれるように背もたれに手を乗せて。)

「──そう、とも言えますね。
 ……私は自由騎士団所属、サウロと言います」

(商人、という言葉さえ信じていいのかどうか。
 失礼のないように立ち上がり、私服ではあるが胸に手を当てる騎士の敬礼を取る。
 本来なら目線を合わせるべきだが、そうしてはならないという直感が、彼の笑みを象る口元から上を見上げられない。
 息を吐いて、呼吸を整え、立ち上がったサウロよりも一回りは大きいだろう彼を前に、足が半歩、後ろへ下がる。
 薄暗い教会の中で、降り注ぐような視線を感じる。
 それが一層、被食者の心地にさせられるようで、緊張感が増して汗が滲む。)

「すみませんが、私はそろそろ……」

(ここは、退くべきだと考える。が、その頃には彼に退路を塞がれているだろうか。
 静かに佇む巨躯が退いてくれない限りは、穏便に下がることは出来なさそうで。)

レベリオ > 警戒の色を崩さないのは賢いと言えるだろう。
触れ合わない視線。紅のそれは楽し気な色合いをただ深める。
微かに唇を割って、淡い吐息が零れ落ちる。
言葉以外で初めて静寂を乱す音。
それと共に、毀れるのは白い牙。長いそれが笑みを刻む。
笑う、というのは肉食動物が牙を剥き出すのが元という――そのままに。

「自分でもわかっているんだろう?サウロ君。」

そろそろ、と告げる彼に言葉が向けられる。
緩やかに、両手を広げる。掌を上に向け、軽く肘を曲げた仕草。
立ち塞がるようなそれではない。
けれど、通路を塞いでいる仕草。

「――もう逃げられない、と。
 だから、その顔をあげておくれ?顔を見せておくれ?
 ……君をもっと、見せてくれないか?」

ぽたり、と音もなく指先から何かが滴り落ちるのが見えるだろう。
紅い鮮血が、傷もない指先から滴って床を汚す。
そのまま――吸血鬼はゆっくりと、彼我の距離を詰めていく。
誘う声に相手が答えるなんて期待もしていないのに。

サウロ > 「っ……何を、言って──」

(吐息の音さえ、確かに聞こえて、警戒心の指数が一気に上昇する。
 避けようと、離れようと、逃れようとしたその思考を見抜くように、
 両手を広げて、まるで歓迎するような、或いは披露でもするような仕草で名を呼ぶ彼に、
 ぞわりとした怖気が背筋に走っていく。
 逃げられないと感じるよりも、彼に逃がす気がないのだと分かれば、
 近づいて来ようとするのに合わせて下がる。
 何かが彼の指先から滴り落ちていくのを見る。
 それが鮮血であると知れば、一瞬「怪我を?」と疑問が湧いて、足が止まりかける。
 そうしている間にも、距離は詰められて、反射的に後ろに下がる頃には、
 狭い信徒席の間から、ほとんど明かりの差さない暗がりの壁際まで追い詰められて。

 彼の長い腕が十分に届く距離まで縮まった頃、見上げる形になってしまう。
 濡れるように暗がりの中でも輝く美しい深紅の、その双眸を。)

「……っぁ、」

(いけないと分かっている。危険だと信号を出している。
 早く体を動かして、視線を反らして、ここから逃げ出さねばならないと。
 早く、速やかに、戦闘態勢を。早く、早く。
 頭では急かすのに、身体が動かない、その理由が分からなくて、サウロ自身混乱していた。)
 

レベリオ > 戸惑うような表情に返すのは微笑。
捕食者の、卑しい肉食の獣の笑み。
それを彩るのは甘い甘い血の匂いだ――指先から滴り気化する血の香。
一滴、二滴、三滴、滴る度に、彼の、サウロの形の良い鼻孔を擽る。
その香は、例えば催眠術師が患者を落ち着かせるそれに似ている。
血の匂いなのに、甘い甘い毒のような香り。
壁際まで続く道を穢して、静謐を汚していく香り。
その中で、ついに――互いの眼差しが触れ合う。

「嗚呼、とても美しい瞳だ。サウロ君。」

声が、まるで直接脳裏に響くように感じるだろうか。
邪視。高位の吸血鬼のように容易く意識を奪うものではない。
ただ、それは囁きかける。曝け出せ、曝け出せ、逃げるなと。
美しい碧眼を、穢れた深紅はそうやって絡め取って。

「さあ――見せてくれないか?
 君が、何に悩んで、何に苦しんで、何を隠しているか?
 教えてくれないか…?何故、君はそんなに美味そうに見えるのか?」

言葉が問いかける頃には、息も触れそうな位置にまで近付こうと。
そのまま――吸血鬼の紅く濡れた指が伸びる。
叶うならばそのまま、まるで朱を佩くようにサウロの、彼の唇に
長い長い人差し指が這いずってしまおうとして。

サウロ > (滴る血の香りが甘やかに鼻孔を擽る。
 緊張と警戒にピンと張り詰めていた精神を緩やかに落ち着かせていくような。
 予想もしえないところから力を抜かれていくような。
 身体が思うように動かなくいくのはそのせいなのか、それとも別の原因なのか、それすら分からない。
 絡み合った視線が、深紅の色が、サウロの碧の瞳から脳に信号を送り込むように、入り込んで声を響かせる。
 脳裏に囁く何かの声に、頭に手を当てて振り払おうとかぶりを振る。
 その声に抗おうとするも、サウロ自身に対抗する術はない。)

「ぁ、ぐ……ッ、……そ、れは、」

(彼の巨躯が影を作り、闇に取り込まれていくような、暗がりの中に落とされるような感覚。
 フラッシュバックするのは闇の中で体験した、恥辱的な凌辱。
 男である己がか弱い女にさせられ、犯されるという未知の体験を経て、得てしまった認めがたい快楽。
 思い出してしまえば全身が熱を帯びていく。
 どうしようもない程の性欲の昂りが、下腹部に熱を落として、特に後孔が酷く疼く。
 サウロが秘しておきたいことを暴こうとする彼の声が反響して、唇に触れた指先が、ぬるりと彼の鮮血が塗り付けられた。
 まるで紅のように、甘やかな毒の香りを吸い込み、頭の中から抵抗という意思が削ぎ落されていく。
 抵抗と言う理性が緩めば、身体の疼きが酷く増していく。
 それをどうにもできないまま、彼の前でサウロ自身に異変が起きるのが見えるだろう。)

「──……ぁ、あ、あ゛ッ! 嫌だ、やだ、────ッ!!」

(ぶるぶると体を震わせながら、自身の体を掻き抱くように、蹲って頽れる。
 その背中が頼りない程小さくなっていく。
 着ていたシャツは丈が合わないぐらいにブカブカになって、鍛えられていた筈の体の線は細く、
 華奢なものへと変わり果て、一回りも小さくなった姿は明らかに、少女と呼べる姿になっていた。
 金髪碧眼の青年から、小柄な少女への性の転身。)

「見ないで……っ」

(声すら高く、年相応のものになっている。
 肉食の獣の前に、ぽいと放り込まれた発情している柔らかな子羊。
 サウロが悩み、苦しみ、はやく解決したいことの一つの姿が、彼の眼下にあった。)

レベリオ > 指先が瑞々しい唇をなぞる。
死者を思わせる色合いなのに、その指は熱く感じてしまうだろう。
それはそこを伝う血が所以か、それとも彼の――彼女の脳髄に囁きかける声音が所以か。

「成る程――そういうことか。サウロ君。」

感嘆の声が、唇を割って零れる。
鼻孔を擽る匂いが変わる。耳朶に響く声の色合いが変わる。
目の前で、凛々しい騎士が弱々しい少女へと変わっていく。
華奢だけれども鍛えられていた四肢がか細くなって
代わりに、乳房や尻の線がまろみを帯びていくのが見える。
年のころも、若々しくなっていくようにさえ見える。

「これはこれは――何が所以かはわからないが
 確かに…これは祈りたくなる気持ちもわかる。」

“見ないで”という懇願を聞くモノはいない。
その例に漏れずに、赤い瞳が彼女を見降ろす。
無力な子羊を、貪るために値踏みしている。
唇からまた、熱を帯びた吐息が零れ落ちるのを感じるか。

「けれど、君は嘘吐きだね。サウロ君。
 見て、欲しいんじゃないか? 見て、暴いて、犯して欲しい。
 奪って欲しい――そんな顔をしているよ。」

そして、捕食者は彼女に囁きかける。
唇から滑り落ちた指先がそっと顎に触れれば、持ち上げてやろうと。
しなやかで、柔らかな首筋から貪ってやろうとして。

サウロ > (体が熱い、服が擦れる感触すら肌が敏感に感じ取ってしまう。
 成程、と上から降る男の声に、びく、と体が震えるのは、この体になってしまった時の無力感が、
 同性であった筈の彼への畏怖を膨れ上がらせるからだろう。
 短い金髪、白い素肌にしっとりと汗を滲ませ、肌を火照らせていく。
 男の吐く息一つすら、頭から食べられてしまいそうな恐怖を湧き上がらせてくる。
 肉体的にも、精神的にも、あまりにも"か弱い女性"という、護るべき対象としてサウロ自身が生み出した偶像に、なってしまっている。
 そして、今その姿になったサウロを護る者はいない。
 目の前の彼が、その牙を突き立てることすら拒み、逃げる事も出来ないのだ。)

「っ、ぁ、ちがう、違う……!
 そんなこと、思ってない、ちがう……!」

(膝をついているサウロの小さくなった顎に、彼の掌は大きく感じる。
 その手に上向かされればまた視線を合わさることになるのか、碧い瞳が揺れて、羞恥に顔が熱くなる。
 ちがうと否定したところで、彼の言葉は想像を掻き立て、その想像はゾクゾクと体をまた疼かせていく。
 ただそれでも、素直に認めないのは、自身の性がまだ男であるという自認と。
 彼の男らしく鍛えられた肉体が、快感への期待よりも、恐怖心を掻き立てるからだ。
 ほとんど抵抗にもならない力の入らない両手が、彼の手を離させようとする。
 その指が細い首筋を這えば、白い傷のない、滑らかな首筋を晒す形になるだろう。)

レベリオ > とろりと、深紅の眼差しが彼女の碧眼を見詰める。
何故、こうなったかなんて知る由もない。
何故、こうなったかなんてどうでもいい。
少女となってしまった彼女が美味か、どうか。
捕食者が気にするのはそれだけだ。
彼女の血が、彼女の身体が美味であればそれでいい。

「違うのかな…?
 それとも、同性に犯されるのに抵抗があるのか?
 あるいは、快楽を望んでいてもまだ慣れていないのかな?
 何でもいいさ。夜はまだ長い。それだけで充分だ。」

問いかける。暴き立てる。揶揄る。
どれでもある声音が、弱い少女に、魅力的な獲物に語り掛ける。
そして指先がそっと、白い首筋をなぞる。
空いた手が儚い抵抗を他所にその身を引き寄せてしまうだろう。

――そして、その瞬間が訪れる。

曝け出された傷ひとつない首筋。
そこに、熱い感触が伝わってしまう。
最初に感じる熱は吐息。そして唇の熱。とろりと浮き上がる血管をなぞる鋭い感覚。
ふつり、と肌が破られるまでは数秒とかからなかっただろう。
けれど、痛みはない。代わりに、皮膚を破り、肉を抉り、血管に捩じ込まれる熱の触感。
「は…ぁ――」と毀れる息が、体内に伝わっていくような錯覚。
同時に、毀れる鮮血が唇に吸い取られる。生命の雫が奪われる。
代わりに与えられるのは呪われた吸血種の体液。
甘い甘い、毒のように甘い感覚が首筋から身体中に広がっていくか。
濃密な麻薬のような、あるいは生命奪われる者の背徳的な快楽めいた感覚。

サウロ > (その深紅と視線を合わせるだけで、見つめられるだけで、声が頭の中で反響する。
 彼の言葉を拒めなくなっていく、彼の言葉に従うべきだと揺れる。
 血の香りが抵抗と理性をどんどん削ぎ落して、力が入らなくなって、サウロは困惑の渦中にあった。
 捕食者として、獲物を喰らう目、視線に、サウロは逃げられない、と理解させられた。
 彼の言葉で暴かれていく度に、身体の芯から熱くなって、脚の合間から熱い蜜が溢れて濡れる感触がした。
 大きな掌と腕に、軽々と引き寄せられて、捕まって。
 曝け出した首筋に寄せられる彼の顔、そこから微かに、熱を孕んだ吐息が触れる。
 何を、して、と口に出しかけた声は。)

「ひ、────ッ、ッ、ぁ、あ、あぁあ!」

(ぬるりと這う、濡れた舌の感触。次いで、皮膚が破られたのに、痛みではなく快感が走った。
 脳の認識がバグでも起こしているかのように、血管から溢れる血液の代わりに、注ぎ込まれていく吐息と体液。
 首筋から全身に走っていく、甘い痺れは快感の波であると、脳が認識する。
 全身の血流を巡るように、甘い毒が浸透し、快楽を呼び起こす。
 艶めく嬌声が上がり、びくびくと彼の腕の中で体が跳ねた。
 頭がぼうっとして、気持ち良くて、啜られる度に、下腹部の熱が雫になって太腿を濡らしていく。
 そして、啜られる、サウロの血────。
 特段、特別な何かがあるわけではないただの人間であるサウロではあるが、
 サウロの体内魔力を源泉として血液の中に交じり巡る魔力は、光や聖の属性になるだろうか。
 彼にとってそれを美味に感じられるかは分からないが、ただの魔力でありそれ以下でもそれ以上でもない。)

サウロ > 【中断、継続】
ご案内:「平民地区 教会」からレベリオさんが去りました。
ご案内:「平民地区 教会」からサウロさんが去りました。